2023年12月26日火曜日

DJ teddy KUMA

午前中は高島屋で野菜を買い、昼過ぎあたりからお店で1人さみしくニンニクや生姜や白菜を切りミンチをこねて数時間黙々と包丁を握っている毎日なので、YouTubeでなにがしらを流している。先日、ある番組が入ってきたのでクリックすると、それがもう最高にドンピシャだったのでそれを毎日聴いている。その番組は57歳の俺が若かりし遊び人だったあの頃にディスコやカフェBARで聴いていたライトなAOR、アフロなディスコサウンドをセレクトした曲をソウルバーのマスターがDJスタイルで約1時間流す番組がたまらないのだ。

DJスタイルでやっているから曲の最初か最後にアーティストと曲名を紹介してくれるから時には、あっという曲ならメモしてAmazonでそのCDを買っては家できいている。

DJ teddy KUMAさん。

僕はそのDJに会いたくなり、同世代に同じ時間を過ごしたソアラが似合う仲間と会いに行ってきた。広島にあるBAR スティービーズ。

マスターは、これまた同い年で俺の音楽の師匠である元町のソウルバー「ムーンライト」の宍戸さんとも繋がっており、KUMAさんがセレクトした曲をジントニックを飲みながら、その、あまりにもかっこいい選曲に目頭が熱くなった。

よかったら聞いてみてください。

2023年12月25日月曜日

カキフライ定食

元町駅に着き用事をすませ金時食堂で昼ごはんだ。神戸にいる時は週に2回は必ずここで昼ごはんをしていた。冬は100%カキフライ定食で夏場は開きサンマかイワシフライ定食。

ここは俺みたいなランチ目当てか、昼から飲むおっさんの溜まり場となる。フライ物から少し甘い味付けの惣菜から刺身、麺類となんでもこいの元町の食堂だ。神戸といえば三宮になるが元町は元町の魅力がある。俺にとって三宮は青春の街であり元町はホームタウンになる。

中華、食堂、バー、焼肉、パン屋、カメラ屋、喫茶店、鰻屋、立ち食い蕎麦屋、中古CD屋、税理士事務所

住んでいる時はなにも思わない街だったがこうやって離れると愛おしく思う。

元町駅のデリカフェが一番落ち着く。

金時食堂のカキフライ定食

7.30に携帯の目覚ましが鳴ったが二度寝してしまい9時にベッドから出て冷蔵庫にある水を飲んだ。風呂を沸かしアイロンして家を出た。

テラスから見える海は冬の寂しい眺めで朝日で照らされる海面はただ静かに白く光が輝くだけ。不思議なもので休みの日にこれを見ても何も感じず早く家を出て垂水の喫茶ブラジルに行きたくなるが、今日みたいにのんびりしてる暇などなくサッサと家を出て京都に戻らないといけない時には、このまま何もせずにこの海が見えるテラスで絵でも描きたくなる。

塩屋の駅前の魚屋で鰤の照り焼きと淡路のシラスを買った。

塩屋に帰る

月曜日の朝に元町に用事があるので日曜の夜、仕事をさっさと片付け22.45あたりに四条河原町からタクシーつかまえ京都駅まで。月曜日の昼過ぎには河原町に戻る。構内のコンビニでハイボール缶500mを急いで買い新快速に飛び乗る。アテは高島屋の地下でパニーニを買っていたから、これが今夜の晩餐だ。こうして泊まるだけに神戸に帰り昼過ぎには戻る短い時間だけど朝からワクワクする。高島屋に行き「今日は帰りの新快速でなにを食べようか。パンか握り寿司か」前回はトロ握りにしたが少し脂が重たかったので今回はパンにする。その瞬間から最終電車に乗りたくて仕方ないのだ。

日曜の京都駅発新快速西行きはさすがにガラガラで4人席を一人占めになりゆっくり帰る。窓際に缶ハイボールとパニーニを置きコンタクトを外し裸眼で読書タイム。車窓に流れる街の街灯を眺める。流れる街灯は京都からどんどん離れていくと実感し塩屋に近づいていくと教えてくれる。さよなら京都。

新大阪あたりから睡魔との戦いになり気がつけば芦屋を通過したあたりで目が覚めた。500mのハイボールは半分ほどしか飲めなかった。三宮でなんとか下車でき普通西明石行きに乗り換えた。

塩屋の家についたのは1.30
洗濯回して、仕上がるまで音楽聞いてソファで原田マハのエッセイ読んで洗濯機がピーピーと完了したと教えてくれ乾かしベットに横になり眠剤のんで気がつけば朝だった。

2023年12月21日木曜日

散髪

今朝は3週間ごとに散髪してる京都駅地下にある理髪店「サロン ウエダ」で今年最後かカットしに行く。バリカンとハサミで髪を切り、髭を剃る。約1時間。幼少の頃は散髪はきらいだったが歳をとると、その散髪が贅沢な時間に変わった。担当は藤本さん。僕が生きてる間は永遠に散髪は藤本さんになるだろう。

髪を切り終わり、理髪店の向かいにある本屋「大垣書店」で必ず本一冊を買う。それを持って本屋スグソバのカフェ「プロント」で30分だけ自分の時間を作る。大好きな時間だ。そのプロントで座る席は奥にあるカウンターのデザインが大好きでカウンターを眺めてるだけで心が安らぐ。こんなカウンター、家に欲しいと思う。カウンターの背後のタイルの色とデザインがいい。レトロな色。

ここは京都駅。

今から地下鉄で烏丸で下車。そこから地下道で河原町まで歩きお店に着く。

出来るなら、京都駅からJRで新快速に乗り塩屋に帰り家でゆっくり音楽聴きながら絵を描きたい。

全てをあきらめ、あと少しでプロントを後にする。コーヒーを飲み干し、すでに20分は過ぎている。

2023年12月14日木曜日

その7 塩屋の居酒屋「静」

太平の湯を上がり塩屋に戻り居酒屋「静」に行く。美人女将さん手作りの料理と冷酒。センベロ。静に行くとリキヤが塩屋のだんじりの後輩たちと飲んでいた。カウンターには顔見知りの若いヤツも飲んでいた。知り合いがいる居酒屋はいいなぁ。冷酒2杯とビール1本でもう酔うてもた。それからリキヤの立ち飲み屋でワイン飲んでフラフラに。

9時過ぎに塩屋を出てJRで京都に帰るがお腹がたまらん空いてもて三ノ宮で下車。ミンミンでラーメン、焼飯、餃子を酔いにまかせ食べてもた。朝、起きると昨夜のラーメンは年をとると胸焼けし後悔しかないが食べてる時はこれほど美味いもんはない。ラーメンスープも飲み干した。

それから新快速で京都に帰ったがよく寝過ごさんかったと思う。夜中、気がついたらベットで寝ていた。

たった冷酒2杯とビールとワインだけやのに。

思い返せば、神戸に帰り月曜日はホームタウンの元町で飲み、次の日は地元の塩屋と垂水で過ごした。3年前に京都に越て暮らしているが、たまに神戸に帰ると、こうやって俺には帰る地元があると思うと神戸を離れてよかったと思う。そして京都で暮らしていると京都に来てよかったと日々感じる。

焼肉アカツキ、BAR OWL、BAR ムーンライト、喫茶ブラジル、居酒屋「静」

大好きです。

2023年12月12日火曜日

その6 太平の湯

ブラジルでブラジル定食食べ太平の湯に。

雨か曇りかわからん灰色の休みはスーパー銭湯でいい。岩盤浴3回入りブログ書いたり、持っていった村上龍の本を読みマッサージ機で凝りを取り頭が空っぽになる。

いろいろ考える事はあるが、まあ、なんというか。結論は、考えてもしゃーないわと。今より上に行きたい。それに尽きる。

休息が欲しい その5

ジントニック5杯の朝はしんどい。飲みすぎは100%自分が悪いのだ。ゆっくり飲めばいいのにジントニックは美味いからグイッと飲んでしまう。それに氷が溶けたジントニックはなんの魅力もないのだ。グラスに当たる氷の乾いた音が好きなのだ。

思い返せば昨夜帰宅して洗濯機を回した。それを干して灯油ストーブの温もりで服を乾かす手順だったが寝てしまい失敗してしまった。服を乾かし昨日買ったCDを聴き家を出る。休息が欲しい休日も今日で終わる。満喫しよう。まずは定番の垂水の昭和喫茶「ブラジル」に行こう。それから太平の湯でゆっくり癒そう。それに今日は一日曇り空。なにも考えなく過ごす。晩御飯は塩屋の居酒屋「静」になるだろう。

ブラジルで神戸新聞を読みながらブラジル定食を食べた。

休息が欲しい その4

カレーを食べて塩屋に帰った。この時間に塩屋に着くと山側へ降りれば立ち飲み屋が開いている可能性があり、海側へ降りると海側の国道に出て真っ直ぐ直帰コースとなる。寂しがりやではないが、寒い冬の夜の駅から真っ直ぐ直帰はなんや心細い。山側へ降り立ち飲み屋の明かりが灯っているのを期待した。案の定開いてるやないか。一杯だけ行こう。お店をのぞくと可愛いあゆみちゃんが1人でグラスを洗っていた。あゆみちゃん、大歓迎してくれ「あー俺には神戸の小さな漁師町に迎えてくれる人がいる」と思うと、長年住んでいた神戸を離れ京都に移り神戸はたまに帰る街になったが、離れてこそ見えるシーンがある。そのシーンとはメモリーであり温もりであり優しさがそこにある。

今夜は飲んだ。

休息が欲しい その3

新快速が神戸駅に着き、それから普通に乗り換え塩屋に着く。今にも泣き出しそうな空模様。どんよりとした暗い雲がこの小さな街をさらに重たくし漁港から浜沿いを歩いて家に着いたのが4時すぎ。荷物だけ置いて塩屋の信用金庫で記帳し、塩屋駅に戻りそれから元町駅に行く。先日、アクリル画を描きその額の選定をしに末積画材へ。絵は額で決まる。絵を描く行為と額の選定は同じくらい大切だと思う。額が絵を光らす。画材屋さんのベテランスタッフと思案し世に一つの額をオーダーメイドした。

それから元町に行けば必ずよる「焼肉アカツキ」に行きビール2杯飲みいい気分になったので元町駅南王将向かい地下のBAR「OWL」の可愛いママに会いに行って美味しいジントニックを2杯いただいた。OWLは昭和歌謡が流れる港町のBARだ。ママは可愛いし推定Fカップ。だから好き。大好きだ。ジントニック2杯飲むと酒の弱い俺はOWLのママ同様、俺たちの師匠ムーンライトの宍戸さんに会いにいかねばとなりママに「鞄、置いといて。一時間で帰ってくるから」と南京町から海側に歩きムーンライトに行った。ムーンライトは港町のBARであり、ソウルBARでもある。ジントニックが濃い。2杯いただきフラフラになりOWLに戻って一杯だけいただき駅に向かう。その道中、懐かしの中古レコード屋「りずむぼっくす」に酔いにまかせふらっと寄り無名のビブラフォンのジャズのCDとボサノバのCDを買った。

それから塩屋に戻り「食堂しろちゃん」で晩御飯する計画だったが時はもう9時前。しろちゃん閉まってしまう。その時点でジントニック5杯飲んでる。元町駅で晩御飯になるとCoCo壱かやよい軒しかない。ここはサクッとカレーの一択しかない。野菜カツカレー4辛。

元町を満喫した。

俺は三ノ宮はアウェーで元町がホーム。
ええ街よ。

2023年12月11日月曜日

休息が欲しい その2

朝7時に目覚めたがダラダラしてしまった。せっかくだから余裕で二度寝も出来た。気持ちは休みモードに突入している。9時あたりまで寝れた。それから洗濯し、11時前に家を出て京都駅に行きまずはカードの引き落としがあるからATMに。それからヨドバシへ。パソコン購入だが1番はCDの音楽を取り込みたい。Macは外付けのキットが必要だったがこれがどうも慣れなかった。時にはサウンドをとりこんだのはいいがそれをCDに移せない時が多すぎた。ストレスになる。やはりパソコンにCDをイン出来る方がやりやすい。定員さんといろいろ相談して納得できるパソコンを購入することが出来た。それからお腹すいたので京都駅地下にある大好きな「やくもうどん」でとり天うどんを食べ新快速に乗り、さよなら京都だ。

休息が欲しい その1

人は一年は短いと言う。ならば一日は一瞬で過ぎていくはずだ。でも僕はそうとは思わない。だって朝起きて家を出るまで沢山の準備は次から次へとあるし、仕事が終わるまでいろんな事は起きるし(いい事もマイナスな事も)、後片付けが終わりシャッター閉めるまでは僕は長いと思う。いわんや一年間は長い。

今週を振り返ってみても記憶のほとんどが飛んであまり覚えていない。ただ、少し疲れた。この一週間が長く感じる。体力的にも精神的にも疲れた。なので今日、月曜日を休みにしようと土曜日あたりから計画していた。休んだら休んだでしたい事がある。まずノートパソコンを買いに行きたい。京都に引っ越した際、ふいにWindowsからMacに変えたくなり(スタバでMacBookをひろげたかった)買ったのはいいもの結局、持ってるCDをパソコンに入れただけで終わり検索は全てスマホで解決していた。これではいけない。撮った写真すらパソコンに移していない。とにかく写真の管理をしたい。サウンドもパソコンに一括したい。もうMacは諦めWindowsに戻ろう。ここはゆっくりヨドバシに行き納得出来るノートパソコンを買いに行こう。それにとにかくゆっくりしたい。連休を取ろう。

そうと決まれば連休を満喫する計画を立て、そのまま実行しよう。

まずは日曜日に仕事が終わり大黒湯でゆっくり浸かる事から連休が始まった。

2023年12月5日火曜日

1週間が終わる

紅葉シーズンも落ち着いたのか今週は行列が出来るほどの忙しさではなく、いつもなら次から次へと来てくれる外国人も3割くらいの1週間だった。お店の3階のバーのマスターも「うちも外国人は静かでした」と言う。少し前は毎夜7時には10人ほど並んでいたが今週はボチボチ。静かだった。まあその日の売り上げは神のみぞ知るやね。結論。ええ時はいつまでも続かん。

朝起きて、週に3回ほど朝ご飯作って河原町に行き、それ以外の昼ごはんは河原町のミンミンでいただく日替わり定食か高島屋の800円の弁当の毎日。

この月曜日は高島屋の地下で見つけた赤い茎のほうれん草を塩だけでサクッと炒め卵2個を最後に投入。納豆と炊いたご飯をおにぎりにした。粕汁と。粕はお店で使っている長野の飯山市の酒蔵が送ってくれた酒粕。

この朝ご飯を食べたら仕事が終わるまでなんも食べへんから今のうちに満腹まで食べとく。たがら満腹になると労働意欲が一気になくなり家から出たくなくなる。そのままもう一度ベッドに入りたい。

男は、玄関出たら千人の敵と戦うと聞いた事があるが、俺は朝ご飯食べ終わった瞬間からまずは労働意欲と戦っている。

2023年11月28日火曜日

京都駅にて

1週間が終わり昨夜は大黒湯に行かず家に直帰した。早く帰りベッドに入り、銭湯より睡眠を取った。大黒湯に行くと帰宅は1時を過ぎなんやかんやすると3時になる。疲れているのだろう。横になりたい。

少し早く起きて京都駅に行く。今日は神戸には帰らず京都で過ごす。

京都駅は大阪駅ほど大きくないし三宮駅より大きい。それに日本一の観光の街の駅だから世界中からの異邦人も多いし百貨店はあるしカフェも本屋もある。地下街もある。京都タワーというランドマークもあるから行って飽きる事はない。僕は大好きだ。今朝は人と約束していたが相手さんの電車の遅れで10分ほど時間があったので京都駅2階にあるミスタードーナツでコーヒーを飲み駅の改札を上から眺めた。

僕は大きな駅に行くと必ず南佳孝のモンタージュというアルバムの中にある「回転扉」という歌の歌詞が出てくる。その歌詞のこのフレーズが好きなのだ。

旅に出る人と着く人がいれかわる
やっぱりおまえは来るはずもない
待つ事が最後の優しささ

旅に出る人と着く人がいれかわる

確かにそうだ。京都に着き今から観光に向かい京都の街に初めて来る人もいれば、一度京都に来てとても楽しい思い出をつくる事が出来たからまた来た人。京都に住んでないが京都駅に着いた瞬間、帰って来たとホッとする人。その反対に京都で数泊過ごして京都をさよならする最後の場所は京都駅。旅人のそれぞれの想いが交差する。それを空想しながら眺める事が出来るのが京都駅2階のミスタードーナツの改札を眺めれるカウンターのこの席なのだ。

本も携帯も触らずただ眺めるだけでいい。

2023年11月22日水曜日

仕事を忘れる旅よ さよなら

月曜の朝、いろいろあり仕事に疲れ京都を離れたが連休をとってよかった。月曜に新快速で京都を出て元町であこちゃんに会ったり安藤さんと話したり、画材屋でアクリル絵具を買い垂水の居酒屋で飲んだ時間は、遠く昔に感じる。昨夜、浴びるように飲んだダメージがまだ残っている。今日は一滴も飲まない。疲れを取るために休んだが体は逆に疲れてしまっている。今は十三から阪急で河原町へ戻る車内でこれを書いている。それでも、充実した2日だった。京都では会えない友人にたくさん会えてよかった。

悩みはつきもんやし、寂しい夜もある。それを癒してくれるのがささやかな趣味の時間を過ごしたり、友と飲んだり、サウナ入ったり。

全てを忘れる事はなかなか出来ないが、少しは辛い事から逃げて時間を過ごすと。

今日は一滴も飲まないぞ、と。

その9は、その8でした

その9 新開地のさらにディープな場外ボード馬券場裏にあるエロソムリエのしんご

焼鳥屋にチャーボーも参戦してきた。舞台は揃った。寺がしんごが新開地でワイン酒場をしとーから驚かせに行ことオモロイカードを出してきた。しんごには内緒にしとーからと。しんごはトーアロードで俺がお店しとーときに3か月ほど手伝ってくれたけど、それ以降会ってない気がする。もう10年近く会ってない。あの頃、お店がひまで、しんごと仕事中はお互いのエロトークばかりしていて、しんごとはいい思い出しかなかった。俺がリーダーやが、なんの教育もならない店主やったが楽しかった。そんな俺やったから、しんごのお店に入った瞬間、しんごは俺の登場はサプライズやったから大喜び。

ワイン何本あけたか記憶ない。

ホンマは今夜は京都に帰る予定やったが気がつけば23時。フラフラな俺。ベロベロで塩屋に帰った。

その7 新開地のロゼワインバー「熊メロン」

寺が「教えたいバーがあるから行こう」と言う。今夜は新開地で遊ぶ事になった。新開地で飲む。これは絶対オモロイ夜になる。熊メロンに行くと先に寺がカウンターに座って飲んでいた。ナチュラルなさわやかなママさんが迎えてくる。僕は覚えてなかったがママさんは僕を知っていてよく元町にあった俺のお店にも来てくれていて京都のお店も行ったことがあったが満席であきらめたという。そう聞くと、ロゼワインバーやのに冷たいビールを飲みたくなった。

バーでたわいのない話こそ最高のアテになる。寺と自然派のママさんと俺。記憶に残らない話でワインも進む。それから寺が近くの焼鳥屋「八栄亭」で予約しとーからいこと。ハ栄亭のなおちゃんに会えるがな。なおちゃんは昔、開業当初1か月だけバイトに来たことある縁がある。八栄亭の暖簾をくぐるとなおちゃんが「泰三さーん、めっちゃ嬉しい」と迎えてくれた。

俺は神戸の新開地の焼鳥屋で暖かく迎えてくれるカウンターがある。

幸せだ。

その6 昭和喫茶「ブラジル」

今日は夕方から寺とチャーボーと男3人飲み会をするのでそれまでは俺の時間を過ごそう。10時頃、家を出る。まずは塩屋の郵便局に行き溜まっていた税金の支払いを全額払ってスッキリする。それから垂水駅に行き喫茶ブラジルへ直行。ここはホンマに落ち着く。コーヒーが美味い。軽食も充実だ。夕方に寺と新開地の福原で待ち合わせしてるので3時までは太平の湯で過ごす。太平の湯でゆっくりする作戦も考えたがブラジルにもせっかく塩屋に帰ったから行きたい。

その5 アクリル画

家に帰り、机に座り絵を描いた。抽象画にしようかと思ったがデッサンにした。

無心に絵を描きたかった。

上手くはないのは当たり前。8割ほど描けた。後は少しずつ修正して仕上げる。    

パレットはなかったのでシナシナのコースターがあったので、それをパレットに代用した。

その4

塩屋で降り大好きな宇多田ヒカルのオカン似の美人ママに会い冷酒を飲みたい。改札降りて駅前に出るとまさかの定休日だった。がーん。

須磨の焼き鳥屋「トリコ」も定休日。もう垂水の居酒屋ゴン太しかない。1択。駅に戻り垂水駅へ。7時を過ぎた頃やから満席覚悟だったがガラガラだった。急に寒くなるとさすがのゴン太もこうなるか。ならばと、ゆっくりさせてもらおう。ビールと串カツの盛り合わせ、つくね2本、鮮魚の塩カマを。俺はてっきり塩カマをブリと思っていたが鯛だった。俺、鯛は苦手なんよ。しかも600円やから養殖やろ。俺はなんぼ明石の昼網の抜群の鯛でもアカン。鯛の脂と匂いがどうも無理。少しだけ食べて残した。口がへんな脂がまとわりついている。ここはとネギサラダというメニューがあった。ここはネギでサッパリさせたい。ネギにシラスとこぶの細切りがのってあった。これを食べた瞬間、これにパクチー混ぜたらいけるんちゃうか。京都に帰ったら試作してみよう。

おあいそして居酒屋を出る。

寒いせいか人もまばら。塩屋に帰ろう。

2023年11月21日火曜日

垂水駅前の居酒屋にて 

昼に予定していた鰻をあきらめ、立ち食い蕎麦を流し込んだ代金の差額は4000円くらいあると思うと絵具にそれ相当の金額を画材に使えると思うと余裕で絵具をかえた。それから塩屋に電車で帰る。

仕事を忘れる旅 その3

アコちゃんのお店からスグにある神戸時代にお世話にになったワイン屋のジェロボアムの安藤さんに会いに行った。安藤さんは九州男子だがハーフみたいな男前でライフスタイルがクールで一本筋が通ったワイン屋。とにかくカッコいい。もう何年もお付き合いしているが安藤さんの前に出ると俺が俺でなくなるほど緊張してしまう。俺もちゃんとしなければと思う。57にもなるのに。

せっかくだからと安藤さんはナチュラルな赤ワインをついでくれ乾杯し、いろんなお話が出来て楽しかった。ワインは騒ぐお酒ではなく○○なものと教えてくれたが、いくら頑張っても1番大切な○○を忘れてしまった。悔やまれる…

それから近くの中古カメラ屋に行きオリンパスの14-42mのレンズを買い画材屋で絵具を買おう。で、塩屋でセンベロしよう。

2023年11月20日月曜日

仕事を忘れる旅  その2

新快速に乗り三宮で下車。普通に乗り換え元町へ。駅降りてスグのデリカフェでとりあえず座りたい。2階のいつもの席でゆっくりしたい。いつもならこの2階から眼下に行き交う女性を見ながら幸せになっていたが今日はそんな気分はなくただ、ボーっとしてコーヒーとドーナツで夕方になりつつある元町駅を眺める。

俺は高校時代、学校をサボってばかりだった。学校をサボる行為が大好きだった。毎日、家を出て学校には向かっていたが学校には行かず学校近くの喫茶店や須磨の浜に行って何かから解放された自由な時間が大好きだった。今日も57の男が根性に負けサボっている。そやからサボりが大好きやから俺の出世は遅れている。ここは父と母の遺伝子のせいにしよう。俺の両親はぶっ飛んだ両親だった。

デリカフェを出て駅前の餃子屋の赤萬がある交差点に出た。あの頃、元町でお店している時に仕事が終わり酒でゴキゲンになったら焼肉屋やのに飲むだけで行っていた駅前の焼肉屋「アカツキ」のアコちゃんに会いに行った。アコちゃんは仕込みしながら俺の下品な話に爆笑してくれ「あー俺には帰れる神戸の街があるねんな」と思うと神戸を離れ京都に引っ越してよかったと感じた。離れないと見えない事もある。

それから、昼の元町来たし元町でお店している時にワインを買っていたワイン屋の「ジェロボアム」の安藤さんに会いに行くことにした。

仕事を忘れる時間が必要の連休 その1

このところ忙しかったのと、楽しかった夜が続いて一杯のつもりが二杯三杯となり飲み過ぎてか疲れがたまり、売り上げより休息を取ることにした。マジで休みたい。ここは連休欲しい。火曜日が休みやけど月曜日も休みにしたいと日曜日の夜、餃子焼きながらそんな事を考えていたが夜の8時すぎあたりで「もうそれだけ休む事ばかり考えてるんやったら男らしくさっさと休むと決断し」ともう1人の俺の声が聞こえた。まあもう1人の俺と哲学的にいうてもそれも俺なんやけど。そうなると月曜日をどうするかのスケジュールを計画を組み立てよう。まずはせっかくやから元町の青葉の鰻に行きたい。元町商店街にあるカメラ屋にも行きたい。大丸前の画材屋「末積」にいき絵具を買いたい。太平の湯にも行きたい。塩屋の駅前居酒屋「静」で宇多田ヒカルのオカン似の色気あるママさんお手製のアテと冷酒で塩屋の夜を過ごしたい。こう考えると楽しい事ばかりやないか。今夜は塩屋に帰らんとゆっくり宮川町の大黒湯で京都風情にどっぷりつかり明日朝軽く家を掃除して夏布団から冬仕様に着替えさせ神戸には昼前につこう。前夜はたらふく飲んだので酒は抜きにしてとにかく体を休めよう。

お店を閉め大黒湯についたのは23.30。サウナ3回と電気風呂、風呂上がって20円の昭和マッサージ機3回しいろいろあるが全てを忘れる事にした。

全てを忘れる事にする。

この行為は大変難しい。このフレーズはゴットファーザーの文庫本で読んだ一節で凄く心になぜか残っている。生活していると忘れたいほど辛い出来事などその辺に転がっている。そんな簡単に大切な出来事を頭から切り離せるなんて不可能だが、ここは頑張って忘れる事にする。潔く忘れる事にする。出来るわけないが忘れた方がいい。そういい聞かせると少しは楽になり最後は悩んでる事が大したことではなくなる。だから僕は辛い事があると忘れる事に努力する。一冊の本から学んだ。

朝起きて洗濯し、乱れていた冷蔵庫もピカピカにして、しまっていた冬の布団カバーを洗濯して部屋干しして家を出たの12時過ぎ。

スマホで青葉の定休日調べたら月曜日休み。こうなると昼ごはんはどうでもよくなった。結局、京都駅プラットホームにある立ち食い蕎麦を3分で済ませ新快速で神戸に向かった。

2023年11月13日月曜日

金時食堂

深夜1時過ぎに塩屋に到着。帰宅して洗濯回して風呂沸かして寒かった体を温めた。音楽流すのもめんどくさくてベッドで眠剤ほりこみ即寝する。朝9時に目覚め、アイロンしてシャワー浴びて塩屋駅へ。ホンマに寝に帰っただけ。せっかくやからイスズのハードトースト買いに元町駅下車し少しだけ構内の昔、毎日のように通っていたデリカフェで10分だけコーヒー飲む。

イスズでパン買い、お決まりの金時食堂でイワシフライ定食食べ元町駅から新快速で京都に帰る。

なにしに帰ったんかわからんが、何か大切かというと「俺には神戸に帰る場所がある」と実感できる。神戸に帰りまた京都に戻り、四条河原町に着くと、この街で頑張ろうと再確認出来る。

寝るだけに帰ったが、意味はある。

今朝のベランダからの景色だが、海はもう冬景色に。

寝に帰るだけ

来週までのスケジュールを逆算して、少し離れていた塩屋に帰るタイミングを探してみると今日の日曜の夜しかないから、昨夜から塩屋に帰るモードに入っていた。寝るだけでいいか
帰りたい。そう決めると七条にある家の植物にたっぷ水やりし、ついでに記帳もしたいから通帳をカバンに入れ、夜食にするアテを高島屋でにぎり鮨を買いに行き楽しくなってきた。

22時30分にはシャッター下ろして四条河原町交差点でMK捕まえ京都駅へ。タクシー降りて京都タワーの写真を一枚撮ったが冷たい刺すような風が顔に当たる。寒くなると予報していたのは知っていたが、薄いトレーナーしか着てない自分を恨む。電車に乗るとその寒さもおさまり窓際の席に座った。その窓際にビールと握り寿司をセッティングし今夜の1人宴会が始まった。俺が心の底から落ち着く時間ベスト3に入る時間。やれやれ。まだ明日はあるがありがたい事に忙しい1週間だった。明後日が休みと思うと頭にある仕事モードや売り上げモードはすっかり消えて今週はどんな1週間かの記憶はすっかり消えてしまった。

もうすぐ三宮に着く。

普通に乗り換え塩屋に帰る。
明日の昼過ぎには河原町に戻る。

2023年11月10日金曜日

大黒湯

京都に来て、ようやく売り上げが安定してきた感がする。毎夜、ほんの少しだが行列ができ来客組数も14〜16と決まってきた。あとはアルコールがどれだけ出たかで売り上げのアップダウンにつながる。ここまで3年半かかった。それまでは本当に苦労が続いた。長いか短いかわからんが神戸時代から25年やってきたし、その間の苦の経験があるから今がある。しかし、このくらいではなにも輝くことは出来ない。57歳だが、やっと始まった感じがする。ようやくスタートに立てた。25年ほど予選で戦った。そう思う。今は確実に人より3周ほど遅れて走っている。

それでも、人生ゆーたらどこかに落とし穴があるのだ。それを何度も経験してきた。怪我、裏切り、放漫経営…

人は俺を見ると、明るく楽しく京都でやっているように見えるが心の中では「今に見とけよ」と虎視眈々と次のステージを狙っている。そのためには右腕がいる。

人生は邂逅につきる。

人生は、人とのご縁と出会いで全てが決まる。
運は、追いかけてもいけない。
待っているのでもない。どうすればいいかわからない。

だがいずれにしろ、出来れば、苦労が見えないように駒を進めていきたい。

風呂上がりの大黒湯にて。

2023年11月6日月曜日

月曜日の午後

四条富小路にあるドトールでコーヒー飲みながらこれを書いている。曇り空がだんだん重たくなってきた。このまま雨が降るとの予報。おそらく深夜まで降るだろう。なので自転車は家に置いて京阪で出勤する。大黒湯はあきらめた。

三連休だったからまあまあ疲れた。明日が休みの雨の月曜。余裕あるなら塩屋に帰りたい。太平の湯でゆっくり岩盤入り晩御飯は塩屋駅前の居酒屋「静」で冷酒と女将さんお手製のアテで酔いたい。が、今夜も餃子を焼く。

11月、どこかで連休を作りたい。
塩屋に帰りたい。

2023年11月4日土曜日

泰三文庫

三連休の京都に世界中から旅行者が来ているので条河原町の交差点にはキャリーバッグをゴロゴロ引いた人があふれかえっている。僕は昼過ぎから裏寺の古い会館の2階の窓のない店舗で仕込みし夜の11時過ぎまで一歩も出ないから街中がどうなっているかわからない。それに比例してお客さんもたくさん来てくれるが席数も10しかないし、21時の手前になると客足も途絶え、元々僕は労働意欲も薄いほうやから早く閉店し大黒湯で頭がいっぱいになりラストオーダーして後片付けモードになる。

先日、ポチった本。

おっさんになり、ことわざをサラッと言える人に憧れる。身の回りに触れる出来事をことわざに例え、さらに理解を深めたい。そんな思いでことわざ事典を買う。

朝、家を出る際にことわざ事典を適当に開け目に入ったことわざを口に出す。

今日は「浅瀬に仇波」

水の流れは深い所では波は立たないが、浅瀬になると波が立ち騒ぐ。知恵の浅い人ほど物事を騒ぎ立てる。

俺も、どっしりと構えて生きていきたい。

2023年10月31日火曜日

朝ご飯

今週も忙しい一週間だった。以前に受けていた予約の受け付けも辞めてストレスなしで餃子を焼ける。並んでる人を抜かして席に座れるシーンは待ってる人の気持ちを思うとツライ。若い時、ディスコのVIPルームに入る優越感は大好きだったが今は違う。待ってる人の気持ちを思ってしまう。

開店する4時あたりの1回転目だけは予約を受けている。その1回転目を毎日満席にさせたい。なら、売り上げも上がる。まあ、そんなに商売は甘くないけど。ただ毎日美味い餃子を焼いていく。それだけでいい。あとは1人僕の子分を作る。京都でもう一軒、餃子屋を作るために。今のお店だけではナンボ忙しくても天井が見えてる。なんも残らん。だから昨日、タウンワークの担当を呼んで募集する手順をふんだ。でも子分を見つけるのは正直難しいと思う。飲食したいやつは餃子屋には来ない。飲食したい若いヤツは創作料理やイタリアンなどシャレた分野に行きたいやろ。なかなか餃子屋にはこんやろ。でも、それでももう一歩前に進んでいきたい。千みつでも当たればいい。右腕が見つかる可能性は必ずあるはずだ。(千みつとは1000に3つ当たるという0.3%のないに等しい確率の意。せんだみつおはこれから芸名した)

朝起きるとまず洗濯機を回して時間があれば家から徒歩5分にあるスポーツジムで筋トレするか豊臣秀吉の墓までの山登りをして朝ご飯を作りお店に行く。朝ご飯を作るのがめんどくさい時は四条河原町にある眠眠でランチ定食の2択だ。ご飯を山盛り食べてお腹いっぱいにし、晩御飯は仕事が終わるまで食べない。晩御飯はほぼ餃子となっている。それから大黒湯に行き帰宅して野菜スープかサッポロ一番のラーメンに野菜どっさり入れ食べる。僕の朝ご飯は高島屋の地下で鯖の塩焼きを買い、めぼしい野菜を買い調理していただく。先週あたりから高島屋の地下の野菜コーナーで茎が赤いほうれん草を見つけ、それと卵3個と一緒に炒めるバージョンが毎日続いている。美味い。で土日のどちらかの朝ご飯は大好きな鰻丼で運気を上げる。

ほうれん草の卵炒り。茎が赤いだけで栄養価が高い気がするし卵の黄色とほうれん草の緑と赤い茎の三色が美しい。これに納豆とワカメ入り味噌汁と健康的でいい。少しでも癌の危険性から逃れたい。

今日は休みの火曜日。

右膝が少し痛むので新大阪の回生病院でMRI。

病院が嫌いな人は多いらしいが僕は病院は落ち着く場所だ。これまで8回ほど入院して通算入院日数2年はあるので病院の薬品臭い香りもいい。

病院が大好きな理由の一つ。看護師のパンパンに張ったパンツの大きなお尻が大好きだ。見てるだけで癒される。

2023年10月18日水曜日

誕生日

若い頃、調子のいい時(この頃を境にお金が急降下なる)はあの時期住んでいたハーバーランドの高速そばの高層マンションの最上階に誕生日は仲間を集め美味い肉とドンペリ祭りしていたが、あれこれあり自分の誕生日をうっかり忘れるほどになった。そんな折、尊敬するFカップあり身長167の元ミス浴衣クイーンが御所南にあるつくねとたたきが抜群の静かな焼鳥屋でご馳走してくれた。カウンターにはまだ僕たちだけしかいなかったから次のお客さんが来られるまで大将とバイトとミス浴衣クイーンと4人だけで、俺が得意とする一般人が聞いたらひっくり返るような下ネタと、誰も聞いた事ない俺の経営方針の話しで爆笑となる。それからビール2杯飲んだ後スパーク一本飲みながら浴衣クイーンの柔らかそうなFカップをチラチラ見て触りたくなったが我慢した。ホンマに触りたい。人差し指でつつくだけでいいのだが。

それから西木屋町の姉さんトコで飲み、タクシーで京都駅〜明石〜塩屋に戻った。そのタクシーが驚いたタクシーだった。

そのタクシーは、最高級のレクサスで自動ドアがない個人タクシーでドアを開けると地面にレクサスのロゴが美しく照らされる。なんやこれ、見たことないぞ。京都駅までの道中、ドライバーさんと話しするとこのタクシーは京都に東京から来た俳優さん御用達のタクシーで、科捜研の撮影やお忍びで京都にくるホンマに一級品の俳優でスケジュールが埋まる京都でたった一台のタクシーに乗るチャンスに遭遇した。9000台の一台に巡り逢われましたねと言われた。それがあまりにも嬉しかったので京都駅から七条に帰らず新快速で塩屋に帰ることにした。少しだけ塩屋に帰り静かに自分を振り返り、57歳の目標とかを考える時間を作りたい。

ところが塩屋の家に着きシャワー浴びてテラスでハイボール作りコルトレーンのCD聞くと、甘くメローなコルトレーンが「今夜はそんな事は忘れて俺の曲を聴いてくれ」のような気になりテラスの窓を開けて波の音と静かなJAZZで全てを忘れハイボールを2杯飲んだ。オリオン座が東の空に浮かんでいた。

朝、少し早く起きたいから眠剤飲んでYouTubeで秋の虫が鳴く音聞きながら目をつぶる。即寝。

昨夜、ベランダから見たオリオン座。星が見えたから案の定気持ちいい朝だった。

今からダイレクトで河原町に。

その前に三宮駅で乗り換えの際、上島珈琲で15分だけと決め珈琲を一杯だけ飲むことにした。

2023年10月17日火曜日

潮目が変わる

2か月あたりから海外からの旅行者が激増し始めた。夏の始まりあたりは1日に1組くらいだったのがこの10日ほど前から来客の7割は海外の旅行者に。これはGoogleマップに旅行者がお店の感想を書き込みそれを見てあの狭い窓のない10席しかない世界各国からお店に来てくれる。

当初は「いったいなにが始まったんや」と思い、たまたまこうなったんやと感じていたが先日、階段の下まで行列が出来ていた。俺は店内の厨房で身動き取れないからお客さんからその行列の情報でしかわからないから、きっと本当だろう。そこで昨夜問題が発生した。

それは、階段で1時間ほど並んでいた旅行者がいたのだが以前から20時に予約していた3人組が行列を通り越して入店した。20時に予約していたお客さんは悪くないが1時間も並んでいたお客さんはたまったもんではないだろう。激怒して列を離れ帰られた。

その激怒は俺もこたえたのが正直な気持ちやし、もうこんな気持ちを味わいたくない。ほんまにこたえるのだ。こう見えてもメンタルはスーパー弱いほう。そのトラブルの解決策は一つしかない。今後は予約は受けたらあかんと。

カウンターで、時間を指定して一斉よーいどんなお店なら大丈夫やが俺みたいなB級はそうはいかんなと。数をこなしてナンボなお店やし、やはり平等でいたい。特定の人に特別扱いは俺の思想に反する。

予約の気持ちは嬉しいが、並んでるお客さんを飛び越し席に座るのは並んでる人の気持ちを思うと幸せにはなれない。

昨夜は、罵声をあひせたお客さんから一つ大切な事を学んだ。

2023年10月16日月曜日

月曜日の午後

今、四条河原町のスタバでコーヒー飲みながら一息ついている。いつもは海外の旅行者で賑わっているスタバもなぜか今はお客さんも数えるほどで若い女の子が静かに勉強している。今週は忙しくてゆっくりスタバで静かな時間を過ごす時間がなかった。一年ぶりにジムで筋トレを再開し毎朝徒歩5分のジムで30分ほど重たい物を持ち上げ、帰宅して朝ご飯を作ってアイロンして家を出る。またに豊臣秀吉の墓にも行き500段の階段登って足腰も鍛えると。汗を出し、歯磨きして、優しく清潔で、質素な服装でオモロイオッさんを目指しているが人生はなかなかうまくはいかなく、つまらないと思えばつまらなくなり、まあそれでもええな、幸せなほうよと思えば楽しく生きれる。その考え方が1日のうちに出たり入ったりする。そのうち夜が来て仕事が終わり大好きな銭湯でサウナや水風呂やジェットバスで体を癒し銭湯仲間と会話して一回20円の昭和のマッサージ機でグイグイすると全てを忘れて一日が終わる。そうすると最後はまあ、えっかとなる。

前の三連休の最後の月曜日、JRAの偉いさんがいい席の招待券を頂いたのでまっさらの京都競馬場に競馬好きなメンバーそろえて行ってきた。朝の第二レースから参戦し12レースまで競馬を楽しんだ上、4万近くの勝利を納め絶好の一日となった。

その調子で昨日の秋華賞も3頭にしぼり馬単、3連単と勝利し鼻息荒い。

もう少しで大好きな冬がやってくる。その前の秋。馬が勝ったおかげでいい秋を過ごしてる。

秋はいい。

2023年10月10日火曜日

櫻バー

その居酒屋の名は「櫻バー」だがBARではない。美味い酒と新鮮な刺身、揚げ物、京都を感じられる一品がそろう清水五条大和大路上がったとこにある家族経営の優しい居酒屋。なぜバーという屋号かと大黒湯のサウナで聞いたことがある。先々代の大昔、以前日本では酒を提供する場をカフェーやバーと表現していた時代の名がそのまま今に至ってますねんと教えてくれた。なるほど。そこで僕は2つの学びがあった。一つは先々代からの屋号を少しも変えず今も続いていることに。それと、そのバーという居酒屋の屋号のズレのかっこよさに。

風呂上がりの8時に1人暖簾をくぐる。

56の男1人で京都清水五条の居酒屋に行く。それだけで、そんな自分にまだ酒も飲んでないのに酔いしれる。俺は今、ここ清水五条大和大路の居酒屋で飲む一人酒する夜が始まったのだ。

大将は「狭い席ですが」と言ったがそこはカウンターの左端になり、冷蔵ケースがカウンターにせり出してありその分少しだけ狭くなっているが実はそこは、たまらん特等席であり大将が揚げ物したり調理するその前やから、常に大将と話せる席なのだ。

揚げ物、造り、湯葉、てっぱい(ぬたあえ)
ビール、日本酒、ハイボール

大将とは競馬の話しや大黒湯の話しで、さらに酒が進む。

飲んだ酒は3杯でベロベロ

その後、バッキーさんとみ寿司、祇園のIKKOさんのBARに行きさらにベロベロ。
 
朝起きたらゴミ箱にどんベイのきつねうどんがほかされていた。

2023年10月5日木曜日

京都の休日 その2 断捨離

曇り空の新大阪から京都へのJRが少し遅れ帰宅したのが2時前だった。新大阪駅の駅ナカ本屋で一冊の文庫本を買っていたから1時間ほど車内にいたけどその分ゆっくり読書が出来た。買った本は「最後はなぜかうまくいくイタリア人」内容は、簡単に言えば、焦るな、楽しく過ごせ、なイタリア的な生き方指南本。俺はたまたま電車のトラブルにより1時間ほど時間を無駄にしたように見えるが、この、イタリア的な細かいことは気にするなを発信する文庫本により助けられた。

帰宅して早速断捨離に取り掛かる。

目的はゴミ袋パンパンを一袋作ろうと。荒れてた服コーナーもいらない服はドンドンゴミ箱に。後はたたんでしまう。それから雑になってた本棚に取り掛かる。一度、バザーっと本を全て床に置き、種類分けして本のサイズを整えて収納したが、案の定、本を触っていると思い出タイムに突入し6時を過ぎてもペラペラと本を見ていた。夏の頃とは違い6時を越すとベランダから見える鴨川も真っ暗で七条大橋を交差する車のテールランプが流れて行く。今日最大のお楽しみ、晩御飯をどうしようかと思案しながら本を本棚に戻していった。何軒か頭に浮かんだ。最終的に川端正面の東鮨か清水五条の櫻バーかの2択に絞り込むが櫻バーにした。大将と競馬の話もしたいし、最近大将と風呂屋でも会えてないし。

予約の電話を入れたら狭い席でよかったらと。咳が狭かかろうが広かろうが関係ない。カウンターでグラスとアテがあるだけで幸せがそこにある。

その前に、七条の大黒湯で1時間すごそう。

断捨離もゴミ袋一つ作れたし、まあなんとかスッキリはしたように見える。

歯ブラシとタオル一枚とデジカメと財布。最低限のミニマリストで大黒湯にチャリで向かった。

2023年10月3日火曜日

京都の休日 その1 新大阪回生病院にて

2日ほど前からようやく秋らしい乾いた朝になってきた。以前なら銭湯を上がる時に水風呂で体を冷やして汗を1ミリでも出したくなかったが、気がつけば風呂の最後にボコボコと大きな泡が出る泡風呂で体を温めて締めるようになった。それでも今年は暖冬の予報。ゲレンデに雪は降るのか。俺的には記録的な豪雪を願う。

お店のお客さんもいつの頃からか、50%は外人さんになった。99%Googleを見て。このままいけば外人さん率は上がっていくだろう。来年の夏はどうなっているんやろか。とにかく気の合う右腕に出会いたい。

今日は左足の指の変形で新大阪の回生病院に来ている。ついでに右膝の内側に薄い痛みも気になる。新大阪まで来たからそのまま塩屋に帰るか迷ったが今週はそのまま京都に帰り京都の家の掃除をすることにした。それから晩御飯をどうしようかだ。銭湯も行きたい。本屋も行きたい。

診察の結果、足の指はテーピングで頑張ってくださいと。だが以前左足の膝の骨壊死のオペをしたがこのところ右膝も少し痛みがありついでに見てもらうと10月の終わりに再度来てMRIを撮ることになった。薄く水も溜まっているとのこと。水が溜まってる時点でなにかが始まっているからここはきっちり検査しようと。ナムナム。

家の断捨離するけど、古い雑誌を見て思い出タイムに入り無駄な時間を過ごす可能性高い。

2023年9月29日金曜日

京都駅地下の理髪店とその向かいの本屋

昨日は京都駅地下の理髪店に朝の9時に予約してたから早起きして行く。床屋の後はその向かいの本屋に行くのが楽しみだ。

本屋はいくつになっても楽しい。本選びはその人の生きてきた結果、この本が欲しいと手に取る。ゆっくり本を選び、わがの手で並んでる本を取る。しかし、時には並んでる本が、実はおのれに隠されている自己の性格や趣味などが、本屋で静かに買ってくれるのを待っている本がお前の才能を引っ張り出してくれる事もあるから本屋は生きるうえで大切やし自分発見の旅の時間だ。本が自分を見つけてくれる。そう思う。

今日はこの本を買った。

雑誌「暮しの手帖」が出した随筆集。それぞれの心に残る一品を短く書いている。暮らしの手帳やから女性がターゲットだが、そんなのはどっちでもいい。

読みたい本に出会うと、静かなカフェに行きたくなる。

2023年9月27日水曜日

さよなら、塩屋

朝起きたら、案の定お酒が残った。風呂に長く入り汗を出した。冷蔵庫に炭酸水があったのが助かった。飲み過ぎた翌朝の炭酸水は飲み物ランキング1位に認定した。コック服にアイロンをかけ、テラスから海を眺めた。カップルがサップをしている。静かな海。以前は海を見てもその風景が日常だったからなにも思わなかったが京都に移りたまに帰る塩屋の海は大好きだ。9時過ぎにはこことサヨナラしなければならない。あーまた1週間が始まる。当たり前やが頑張らないとな。

塩屋の駅前の魚屋で鯖の塩焼きを買った。朝ご飯用に。JRで三宮。阪急に乗り換え河原町へ。来週は新大阪の回生病院へ足の曲がった指を見てもらう。真面目に働こう。

塩屋に帰る 9/26 夜の部

夜、大好きな西明石にある居酒屋「万安」にいく。ある雑誌の元編集長を誘ってここに来た。万安の魅力はこの短冊につきる。達筆な字はおじいちゃんが書いてる。揚げ物、スジのどて煮、明石の昼網のツバスや蛸、すべて優しくて酒がすすむ。酒はビール、日本酒は菊正宗、チューハイにハイボールとシンプル。万安のチューハイは、いいちこを布引レモンサイダーで割るシンプルな作り方だ。これを知って以来、僕のお店のチューハイは全く同じ作り方にしてる。少しでも万安に近づきたいのだ。このチューハイはケミカルな味は一切なく酔いも健全で何杯でもスルスル飲める。そして料理の味と戦わないのがまたいい。

今夜の造りはツバス。これは京都では食べれない。明石の昼網のツバス。ハモの天ぷら、穴子のだし巻き。サービスで蛸の白味噌あえを頂いた。ハイボール、ビール、日本酒、チューハイとたくさんのお酒を飲み、酔っ払ってしまったがそれでいい。お誘いした編集長との会話も学びばかりで、話もオモロイ。だから過ごした時間が楽しくそれで飲み過ぎたのだ。何時ここで飲み食いしたのかわからない。いつの頃からか飲食店に素人が点数をつけるようになったが、そんな数値化して何になるんだろか。こんな素敵なお店に点数などない。ここに座れるだけで幸せがそこにある。そう思う。

飲み過ぎて京都に帰りたくなくなった。

みんなと解散し、僕は塩屋に帰った。

2023年9月26日火曜日

塩屋に帰る 9/26

の火曜は須磨の年金事務所に用事あるのと、塩屋に帰りたいが重なり23.29発最終電車新快速西明石行きにめがけてサッサと後片付けし四条河原町からタクシーに飛び乗った。進々堂のピロシキとくるみチーズパンとハイボール缶500m。最終電車で塩屋に帰る電車で1人ハイボール飲みながらピロシキ食べるというシチュエーションだけで1週間働いたご褒美と思えば最高の晩御飯。1人宴会も高槻過ぎたあたりで終了。ウトウトしてしまい気がつけば元町あたりで目が覚めた。ハイボールも少ししか飲んでない。これ、西明石やったら地獄やで。疲れてたのか帰宅して風呂入り速攻ベッドインする。

朝、10時に年金事務所に行き、それから垂水の喫茶ブラジルでアイスコーヒー。ミルクとシロップをたっぷり入れる。甘くて美味い。ゆっくり喫茶店で過ごそうと家から文庫本を持ってきた。こうやって垂水の喫茶店でコーヒー飲んでると京都暮らしがうそのようだ。

人と話す必要がない時間は大切やなと思う。

塩屋に帰る 9/26



2023年9月23日土曜日

豊臣秀吉の墓

今朝、730に目覚めベッドでダラダラしたかったがサッと起きて洗濯回して米洗って豊臣秀吉の墓まで往復50分の山登りしてきた。もう、あの暑い夏の頃とは違い滝のようにふきだした汗も少し涼しくなったので満足出来る発汗ではなかった。それでも500段あるキツキ階段登ると息はハアハアゆーし、血流も活発になり足腰も力強くなりマイナスが一つもない。街中を歩いていると、ムチムチのお尻やオッパイばかりしか目に入らず頭が空っぽになるだけだが、豊臣秀吉の墓の往復50分は邪念が一切なく豊臣秀吉に人生のアドバイスをいただき、また自分と向き合える大切な時間だ。だから出来るだけ毎朝登るようにしている。

その約500段の階段を登る時、私はクリスチャンだが不動明王の真言を唱える。

のうまく さんまーだ
ばーざらだんせんだ
まかろしゃだ 
そわたや うんたらた 
かんまん

これは私が大好きなジャンボ尾崎が、大切なパッティングの際に、自分の力以上に何かにサポートして欲しい際に唱えると知って以来、これを覚えた。

心にひそむ敵を不動明王の怒りの形相で追い払ってくれるのか。詳しい事はわからないが、これを唱えながら階段を登る。

しかし、家に帰りアイロンして仕事場の四条河原町に到着し高島屋に仕入れする道中、私は不動明王の真言など頭の片隅にもない。

前方から目に入る、小刻みに揺れるオッパイやはち切れそうなムチムチお尻を見て生きる勇気をもらえるのだ。

2023年9月20日水曜日

塩屋メモリー その2

深夜1.30あたりに帰宅し、風呂に入り眠剤飲んで速攻寝ようと枕元にコップ水置いて本を読もうとしたら気がつけば朝だった。今日は御所西にあるイタリアンのシェフと神宮丸太町の焼肉屋と寺夫妻と元浴衣美人コンテスト一位の素敵なオッパイちゃんと、イタリアンシェフが作るアテを肴に夕方まで楽しんだ。

それから京都チームは帰り残された俺たちは塩屋の家庭的な居酒屋「静」で打ち上げした。それから居酒屋の斜め前にあるリキヤがする立ち飲み屋で飲み直す。話の流れで来月の俺の誕生日に塩屋の漁港でBBQしようと話は決まったがさて実行するのか。地元の漁港で誕生日BBQとは嬉しい。

昨日の休みは塩屋から一歩も出なかった。

そのまま塩屋にもう一泊したかったが、仕方ない。JRで京都に帰る。

最近、塩屋がさらに好きに思う。

写真は、居酒屋「静」にて

2023年9月19日火曜日

塩屋メモリー その1

今夜は外人さんが楽しんでくれた。

ロスとテキサスと英国とエストアニア。

食堂小川君とこの若い子も1人で来てくれ「お前んとこに修行したい子、たくさん来るやろ。それ鼻から断らんとウチもええがすぐソコにある餃子屋で餃子の道、極めるのもアリやで」と、1人送ってくれないかとお願いする。来るわけないが、万が一があるのが人生。千にひとつでも確率はある。ゆーか誰でも人生は万が一がつながり今がある。

今夜は今週イチの売り上げやったから後片付けも11時までかかり飛び出すようにお店のシャッター下ろして高島屋前でヤサカタクシー捕まえ京都駅へ。

改札前のセブンイレブンでハイボール500mを買いダッシュで5番ホームへ。晩御飯は高島屋で買った進々堂のクラブサンドとピロシキ。

仕事から開放される瞬間と塩屋に帰れる幸せが交差する。明日は仲間が塩屋に来る。

大阪駅に着いたら、最終電車やからドッと人が乗車した。京都は遠い過去になり神戸モードに変わった。

2023年9月18日月曜日

豊臣秀吉の墓

三連休も今日で終わる。初日の金曜はサッパリで汗すらかかず朝のシャワーの香りが仕事終わるまで残るほどヒマ。土曜日は4時から9時までノンストップ。日曜日もパンパン。で、最終日の今日はおそらく7時がピークで終わりは早いやろな。明日から仕事やし。

今日も豊臣秀吉の墓まで行ってきた。大量の発汗が身体の毒を出してるようで、帰宅して水風呂入りシーブリーズで肌を引き締めるとホンマに爽やかになる。気持ちいい。

今夜、仕事が終わると最終電車で塩屋に帰る。

最近、本気で右腕を見つけたいと思う。俺のスタイルに賛同する若い人が欲しい。

京都に移転して2年はほぼ1人でお店を回し、その時こう思った。次は週末はバイト入れるまで売り上げ伸ばし、その次は毎日バイトを入れるまで売り上げ伸ばそうと。その計画通り、今はバイトがいないと運営出来ない。さあ、次は一緒にお店を大きくするために右腕と出会いたい。しかしそのご縁はどうだろうか。とにかくいい出会いを願う。上手くは言えないが俺にはその縁が薄い。自覚している。これは人のせいではない。自分が悪い。

俺も57になろうとしている。次の一手はまあまあデカい。重要やね。

人生は邂逅につきる。

いい出会いを願う。

2023年9月15日金曜日

自家製柚子胡椒を作るの巻

お客さんで1本5000円くらいするオリーブ油や聞いた事ないリッチなイタリア製の岩塩をレストランに販売するお姉さんがいる。お姉さんと言っているが実はおそらく60を過ぎている柔らかい素敵な人でメイクは限りなく抑え目で、土曜日の早朝に開催されている京都北部は大原の朝市にも岩塩とオリーブ油を出してるオーガニックな女性が先日お店を貸し切りにしたくさん餃子を食べ、たくさん飲んでくれた。その際、そのオリーブ油の姉さんが「柚子胡椒を作ったから持っていっていい?」と言われたので、そんなんかまへんよ。僕も食べたいわと伝えた。

僕はあまり柚子胡椒を食べることはない。僕には柚子胡椒を使うタイミングがないし一度は買ったことはあるが賞味期限が1年以上冷蔵庫の中で経過し、ほかしたことがある。お姉さんは、一度試してみたかったと焼きたての餃子の上にその自家製柚子胡椒を乗せて試食したら、やっぱりねとうなずいた。なるほどと僕も柚子胡椒餃子を食べたら美味しかった。今まで食べた柚子胡椒とは全く違い薬品的なアタリは全くなく自然なシンプルな風味がいっぱいに広がり爽やかな柚子胡椒だった。自家製というから作り方を聞くとどうもまあまあ手間がかかる。にもかかわらず僕は簡単に作ってみたいわと口走ったら、ぜひチャレンジしてみて下さいと。バイトのミホさんも私も作りますよと。後日、オリーブ油の姉さんが柚子胡椒の作り方のレシピと辛唐辛子をどっさり持ってきてくれた。ミホさんに連絡し月曜日の昼からそのレシピそのまま作った。4時間くらいで完成すると思いや結局ミホさんは18時夕食の支度があるからと帰りその後、大学生のバイトのにいちゃんにバトンを渡して結局完成まで21時までかかった。計9時間。

完成した柚子胡椒は1週間寝かすと味の角がとれるとレシピには書いていた。少し味見をしたが塩分20%と書いてあったが塩分きついな。来年は15〜18%に抑えよう。

この夏梅干しに柚子胡椒を作った。毎年の恒例になるんかな。夏の始まりは梅干しで夏の終わりが柚子胡椒。京都暮らしの歳時記やね。俺もええオッサンになりつつあるわ。

オリーブ油の姉さん、ありがとう。

2023年9月9日土曜日

バジル

ベランダの鉢に、バジルがこうやって雑草みたいに育った。バジルパスタしようと毎年バジルを育てるが食べたためしがほぼない。眺めるだけ。それでもスクスクとバジルが成長していく姿を見てるだけで夏を感じる。キレイに育つとバジルの葉を摘むのが可愛いそうになり眺めてるだけになる。成長を楽しむ。9月を過ぎるとさすがのバジルの葉の色も乾いてきた。

毎朝、たっぷりお水をあげる。神戸に帰るとお水を与えられないから京都に帰宅するとバジルの葉は水分がなくなるからヘロヘロになる。そこで大量のお水を与えると、必ず葉はピンと張り生き返る。そこでまたバジルに愛情がわき食べれなくなる。でも食べなくてもいい。

次は葉先から花が咲き、咲いた花は秋になると葉のつぼみに種が出来る。これは桔梗も同じだ。

そしてカリカリに乾いたツボミにたくさんのタネが出来る。それを鉢に蒔くと春先には芽が出てまたバジルが出来る。

結論から言えば、育つ植物はなんでもいい。ベランダに植物さえあれば種類なんかなんでもいい。ただ季節を感じるだけでいい。僕の植物の楽しみがそこにある。

2023年9月8日金曜日

塩屋 その4 垂水の焼肉屋

「焼肉 藤野」は垂水駅東の福田川にある焼肉屋。藤ピョンの息子がやっていて、藤野のオッサンが息子に焼肉屋を作る際に俺のトーアロードにあった白い内装をそのままデザインしたお店。もちろん姫路の出で肉屋一筋のオッサンの息子やから肉は光っている。作家の筒井康隆もお気に入りの垂水の街の焼肉屋。夏の終わりの夕暮れ、久しぶりに藤野の焼肉に行った。最近、ふと藤野のオッサンの事を考える時間が増えたのは、俺が藤野のオッサンに会いたいのかオッサンが俺を呼んだんかわからんがとにかく久しぶりにオッサンに心の中で会えた。

オッサンは姫路の肉屋で、昔気質の筋の通った任侠で人相はソレやが、ホンマは優しくて明るく俺は大好きでオッサンも俺を大切にしてくれたと思う。昼はスポーツジムでは2人で毎日のようにトレーニングして、オッサンが仕事が終わると俺のお店に来ては焼酎を飲んでアホなエロ話しては楽しい酒を飲んだ。ある日、オッサンが「なんか膝が最近カクッと力がぬけるんや」と言ってそれを不思議に思い病院に行ってもはっきりしない診断やったがその日から半年くらい経ち確か市民病院で診てもらうとALSと診断され「泰三ちゃん、俺、もう最後やねん」と俺の前から姿を消した。俺は会いたいからオッサンの家に行くわと言ってもオッサンは「俺の姿は見んでええ」と電話で話すだけになった。それから1年ほどでオッサンは天に召された。

俺は京都に来て3年が過ぎたが、その間、オッサンの事は記憶のすみにおいていたがなぜだろう、最近オッサンが心に出てくる。その流れで息子の焼肉屋に行きオッサンに寄り添った。

焼肉を食べながら終始オッサンの話。相方もオッサンの大ファンやから息子と3人でオッサンの話しで楽しかった。人は死んだら会われへん。でも会いたい。会ってオッサンと乾杯したい。俺はオッサンが喜ぶオッサン仕様のエロトークが出来るから、その下品なエロトークでオッサンの笑顔が見たい。オッサンが笑う目尻のシワが可愛いのだ。

藤野のオッサン。オッサンに会いに行ってよかった。

2023年9月6日水曜日

塩屋へ帰る その3 太平の湯

歯医者が終わり垂水の太平の湯に行く。明日は鳥取に、朝9時発の梅田から高速バスで行くから塩屋に泊まる。塩屋、垂水で過ごす一日になる。神戸に帰っても三宮や元町に行くことはほぼない。塩屋や垂水で過ごすのが落ち着くし楽しい。そこにスーパー銭湯と居酒屋があれば充分遊べるし、太平の湯から眺める景色は淡路島や明石大橋や夕方から日没にかけてのグラデーションは壮大でドラマティックで京都暮らしを忘れさせてくれる。太平の湯では岩盤浴、サウナ、露天風呂とゆっくりする。俺は男やのにここのリラクゼーションルームで婦人画報を読むのが大好きだ。そうこうしてると5時を過ぎる。さあ、今夜の晩御飯はどないしょと考えてたら藤野君の焼肉屋が浮かんだ。垂水の福田川にある「焼肉 藤野」

数年前に藤野君のお父さんは亡くなったが、そのお父さん、俺は藤ピョンと呼んだり、オッサンと呼んでいるほど仲良しで、藤ピョンは15ほど先輩やったがめっちゃ仲良しやった。俺の親分みたいなオッサン。ジムが一緒で毎日2人で筋トレしてオッサンは焼肉屋を上ると俺の店に来て酒を飲んでオッサンとエロトークして笑っていたがある日突然、いやゆっくりとALSが始まり2年で天に召された。ほとんど姫路のヤクザやったオッサン。ガラの悪いオッサン。モンモン入ってたオッサン。播州弁丸出しのオッサン。女好きなオッサン。実はめっちゃ優しいオッサン。

そや、今日はオッサンに会いに行こう。

7時に予約の電話を入れた。

2023年9月5日火曜日

塩屋 その2 原田歯科

10.30に原田歯科。左上の1番奥の歯が虫歯。神経を抜くほど奥にまで虫歯菌が進行していたようだ。俺は歯磨きは朝、出勤前、昼ごはんの後、仕事の後に風呂屋に行く前、風呂屋、寝る前にと歯を磨くがどうやら奥まで歯ブラシが届いてないのと硬めの歯ブラシが悪かったらしい。「泰三、歯ブラシは硬めはアカンよ。ふつうのやつで長めに磨くんやで」とアドバイスされた。俺は硬めでゴシゴシ磨き歯間のスキマのカスを取り除くのが大好きやったがそれじゃタワシでこすってるので磨き残しが出来る。やはりスポンジで柔らかくグラスを洗うごとくピカピカにしないとあかんとみた。そやから俺はこうする事にした。先に硬めでゴシゴシし、次にやわらかめでスポンジでグラスを磨くイメージで歯磨きしよう。やはり俺は硬めの歯ブラシが好きなんだ。

歯の治療してる時間は、たまに原田と話すがほぼ無口になる。いろんな事を考える。90分とロングの治療となった。

塩屋から垂水駅に行きATM巡りし、太平の湯に向かった。

塩屋へ帰る その1

不思議なもので土曜、日曜より月曜日の売り上げが1番良かった。やれやれだ。やれやれというより助かった。外人さんも5組も来てくれ売り上げの3割はインバウンドだ。これからインバウンドの売り上げはどんどん伸びているとみる。外人さんには僕の餃子の味はどう伝わるんやろか。わからないけどここは味覚は世界共通ととらえることにした。外人さんであれ日本人であれ「美味しい」と言ってくれたら素直に嬉しい。

昨夜は神戸から潤が来てくれ最終で一緒に帰った。今回は連休する。火曜は地元の塩屋で高校時代の同級生が歯医者してるからそこで第二回虫歯治療し、水曜日は鳥取へ行きお店のメニューの打ち合わせ。

休みは楽しいしリフレッシュも大切やしゆっくり出来る。

最終で塩屋に着いたのは1時すぎ。

食堂しろちゃん前を歩いて帰る。

少し空気が冷えてきた。秋を感じた。

塩屋に帰る その1

不思議なもので週末の土曜、日曜より昨日の月曜日の売り上げが1番良かった。外人さんも5組も来てくれ売り上げの3割はインバウンド。ほぼGoogleマップを見てくる。

2023年9月3日日曜日

日曜日

日曜日は新聞を2つ買う。スポーツ紙と日経新聞。

スポーツ紙は、阪神の勝敗の確認と大好きな競馬の予想。日経新聞は日曜日だけにある「NIKKEI THE STYLE」という小冊子が面白いから。世界の洒落た人やスタイルにスポットをあていろんなライフスタイルを見ることができ、ささやかな夢を与えてくれる。

明日、働けば休みの火曜日だ。

次の休みは塩屋に帰り虫歯の治療。気になるお天気はどうやら下り坂の気配。少し雨が降って涼しくなってほしい。

今はいつものスタバ。
あと10分だけ新聞を読もう。