2023年9月15日金曜日

自家製柚子胡椒を作るの巻

お客さんで1本5000円くらいするオリーブ油や聞いた事ないリッチなイタリア製の岩塩をレストランに販売するお姉さんがいる。お姉さんと言っているが実はおそらく60を過ぎている柔らかい素敵な人でメイクは限りなく抑え目で、土曜日の早朝に開催されている京都北部は大原の朝市にも岩塩とオリーブ油を出してるオーガニックな女性が先日お店を貸し切りにしたくさん餃子を食べ、たくさん飲んでくれた。その際、そのオリーブ油の姉さんが「柚子胡椒を作ったから持っていっていい?」と言われたので、そんなんかまへんよ。僕も食べたいわと伝えた。

僕はあまり柚子胡椒を食べることはない。僕には柚子胡椒を使うタイミングがないし一度は買ったことはあるが賞味期限が1年以上冷蔵庫の中で経過し、ほかしたことがある。お姉さんは、一度試してみたかったと焼きたての餃子の上にその自家製柚子胡椒を乗せて試食したら、やっぱりねとうなずいた。なるほどと僕も柚子胡椒餃子を食べたら美味しかった。今まで食べた柚子胡椒とは全く違い薬品的なアタリは全くなく自然なシンプルな風味がいっぱいに広がり爽やかな柚子胡椒だった。自家製というから作り方を聞くとどうもまあまあ手間がかかる。にもかかわらず僕は簡単に作ってみたいわと口走ったら、ぜひチャレンジしてみて下さいと。バイトのミホさんも私も作りますよと。後日、オリーブ油の姉さんが柚子胡椒の作り方のレシピと辛唐辛子をどっさり持ってきてくれた。ミホさんに連絡し月曜日の昼からそのレシピそのまま作った。4時間くらいで完成すると思いや結局ミホさんは18時夕食の支度があるからと帰りその後、大学生のバイトのにいちゃんにバトンを渡して結局完成まで21時までかかった。計9時間。

完成した柚子胡椒は1週間寝かすと味の角がとれるとレシピには書いていた。少し味見をしたが塩分20%と書いてあったが塩分きついな。来年は15〜18%に抑えよう。

この夏梅干しに柚子胡椒を作った。毎年の恒例になるんかな。夏の始まりは梅干しで夏の終わりが柚子胡椒。京都暮らしの歳時記やね。俺もええオッサンになりつつあるわ。

オリーブ油の姉さん、ありがとう。