2020年3月21日土曜日

レトロが好き

横浜港に寄港したクルーザーからコロナが始まったがあの騒動もかなり昔のような気がする。それほど日々コロナが広がり今や地球の問題になった。まさかアメリカがこうなるなんて予想もしてなかったし、美食とファッションの国のイタリアがえらいことになっている。マジでどうなるんやろか。NYなんか出勤禁止令が発動やて。経済、貿易、食、スポーツ、そしてオリンピック。例えば今年の7月あたりはコロナで日本、世界はどうなっているだろう。ただ、おかしいのは大阪と兵庫県との間でバトルが始まった。なんやねん。
 
森友問題で自殺した財務省の職員の妻がその真実を語る週刊文春を買った。その週刊文春の中に「阿川佐和子のこの人に会いたい」のコーナーに、カプコンの代表でありカリフォルニアワインで有名なケンゾーエステイトのオーナーでもある辻本さんの対話がとても勉強になった。経営哲学について。
 
失敗したら、そのダメなところだけ集中して変える
 
失敗は3つの可能性がある。時代に早すぎたか遅すぎたか。そもそもの方向性が間違っているか
 
数字で全てが見える
 
やるからには世界一を目指す
 
全てを自分にあてはめてみよう。
 

 

2020年3月9日月曜日

移転決まる、その後の私

移転が決まり今までの景色がなんだか少し違うように見える気がする。ざっくり言うとネガティブな薄いセロファンに覆われてた曇り空の薄暗い日々の悩みから、まだなにも始まってはないが京都という未知の土地で単身で餃子屋を開業する興奮と、いわゆる「ゼロからのスタート」な自分の新たな歴史を作っていく物語の始まりにワクワクしている現実が素直に嬉しい。
 
京都で結果を残してこそ言えるが、人は強力な願いは必ず叶うと我が身で体験したい。不可能を可能にする。決して「ない話」ではないと。まあ、ゆーてもたった4坪8席の総額200万もかからん小さな店舗で偉そうなこと言うな、な範囲の話しやが。ただ、俺の手には日本で六番目に美味い餃子を作れる技術がある。やれるよ、な。じゃなんで五番目やねんを解説する。そこには順番はないがその6店舗は、王将、眠眠、丸正、三国亭、赤萬、そして私。いや、実はまだまだあるかもしれないが現時点ではそう。
 
3月27日の金曜日がラストの営業で、京都のお店はGWまでにはオープンしたいが今までの経験上、予想外のトラブルは必ずやってくる。そのトラブルとは資金がなくなり、どうする事も出来なくなるやろうなと。よーわからんけど許可が下りないとか。必ずトラブルはおきる。まあ、そこは経験でカバーやな。それから閉店を知りお客さんが来てくれる。京都まで行かれへんから食べ納めで来てくれる。俺みたいな変わった適当な店主やのに、ありがたい。いや、たとえ遠くでも年に一回でも神戸からわざわざ京都まで餃子を食べに来てくれる餃子を作らなあかんなと。ちよんとせなな。
 
1枚目 先日、相生にある水産屋の食堂に牡蠣を食べに行った。牡蠣を養殖してる水産屋の食堂やからそりゃ抜群に美味い。生牡蠣、カキフライ、焼き牡蠣と調理はシンプルやけど牡蠣はそれが一番美味いと思う。この水産屋の食堂の隣に新築された立派な竹中工務店施工みたいな日本家屋があった。ここは儲かっとるな。
 
2枚目 今回の移転にあたり協力してくれたお礼に京都の北山の身長167のバストFの人も羨む美人さんに緊張しながらフレンチをご馳走した。薄手の綺麗なカーデガンからパンパンに張り詰めた苦しそうなバストを盗み見しながらのディナーやったからエロ半分料理半分やったが、俺はフレンチは滅多に食べないからその価値はわからんが、ホンマに美味かった。そしてそのフレンチのシェフは上品でユーモアがあり謙虚で素晴らしい。御所東にあるフレンチ。
 
3枚目 冬になると週に2回は必ず行く元町駅南商店街北にある「金時食堂」のカキフライ定食。740円。京都にこんな食堂はあるんやろか?冬になっても風邪ひかへんおれの体はこのカキフライ定食のおかげかもしれん。
 
4枚目 今回の移転から、この名言がおれを支えている。「為せばなる、為さねばならぬなにごとも。成らぬは人の為さぬなりけり」そして先日から不動明王真言も暗記しようと頑張っている。
 
5枚目 今月号のmeetsのバッキー井上さんのコラムに私が登場した。バッキー井上さんのコラムはもう何十年前から大好きで読んでいたがまさか私が登場するなんて夢にも思わなかった。嬉しい。
 
それでも人生は、どこに落とし穴があるかわからん。経験上わかる。気をつけなえらいことになる。