2020年6月24日水曜日

家の目の前に梅湯がある暮らし

京都に移転して長年神戸のお店で知り合ったお客さんとの縁がなくなった事実があるけど、それでもこれから先も繋がっていくお客さんもいてくれてる。これ以上嬉しいことはないよな。そもそも、お店の評価を点数で表すなんて意味がわからない。やはりお店はお互い大切にしていきたいと言う気持ちが一番やと思う。
 
先日、神戸から大人5と子供2のファミリーがわざわざ車飛ばして来てくれた。店は狭いから貸し切りになる。ワイワイ喋りながらギョーザ焼いて楽しかった。そのファミリーの親分と神戸の話になり俺がなにげに「神戸に帰ったら必ずイスズのハードトーストと老詳記の豚まん買って帰るねん」と話したら親分が鞄の中から「泰三君、見て」とまさかのイスズのハードトーストと老詳記の豚まんが出てきた。まるでミスターマリックやんか!と盛り上がった。泰三君のブログ読んで、泰三君これなら喜ぶとプレゼントしてくれた。マジで半泣き。53のオッサンが。嬉しかった。樋口会長、ありがとうです!
 
昨日の休みは、休みらしい休みになった。午前中は家の掃除して昼過ぎに高瀬川沿いのカフェで珈琲飲みながら「このカフェえーやろ」と高瀬川のゆっくりした時間を楽しみ、梅湯に行きサッパリさせて蛸薬師の割烹「蛸八」で鮪の刺身や焼き穴子や小芋揚げや鱧やホンマに美味しい卵豆腐いただき四条河原町下ルの大好きなバルでクールな音楽聞きながらジントニック飲んで解散した。京都に移転する決意する前から京都に来たら必ず寄っていたバル。まさか、このバルから徒歩10分の所に今住んでいるとはなぁ。ほんまに人生なにがおきるかワカランワナ。
 
11時頃、帰宅。
 
それからまた梅湯に行く。家の前に銭湯がある暮らし。幸せと同時にこの暮らしを導いてくれたバッキーさんに感謝を忘れない。

2020年6月15日月曜日

京都新生活始まるの巻

今日は京都信金金庫からの書類を塩屋の家に届いて、それを垂水郵便局まで行かなあかん用事があるから店を休み神戸に帰るJRでこれを書いている。
 
京都裏寺の店をオープンして二週間が過ぎた。当たり前やが最初は店の導線が確立できてなかったから、動きがオロオロ情けない男やったがボチボチギョーザを焼いてる後ろ姿も少しはマシになってきたと実感する。二週間過ぎた京都のお店の感想は、今のところ大満足やね。23年ほどギョーザを焼いててようやく花が咲いた。まさか京都に移転して、こんな感じの気持ちになるとは思ってなかった。ギョーザが見えてきたのだ。ただ、課題は山盛りある。そんなに甘くない。
 
売り上げに関しては、やはりバッキーさん関連の売り上げが8割。感謝しかない。あの人がいなければ今、俺が生活しついる京都の裏寺の最高の物件でギョーザを焼いていない。
 
1枚目 そのバッキーさんがしょっちゅう来てくれる。街の仲間を連れてきてくれる。不思議なんがお店でまあまあかなり飲んで帰るのに、翌朝ケロっと働いてる。男前やし、優しいし。俺の恩人よ。
 
2枚目 サプライズでマタロウさんが来てくれた。マタロウさんはあの頃から神戸ディスコナイトのカリスマDJでマタロウさん以上のDJは神戸にいない。そんなマタロウさんが僕のお店に来てくれてあろうことかマタロウさんオリジナルのDVDをプレゼントしてくれたのだ。マジありえへん。
 
3枚目 五条鴨川東上ルにある銭湯「大黒湯」ここは家から2番目に近いお風は呂屋さんで、しかも深夜1時まで開いてるから出来ればなるだけ大黒湯に行けるようダッシュでお店のシャッターを下ろすように逆算して仕事を進めているがそうはうまくはいかない。それでも週に2回は行ける。昭和遺産認定出来る銭湯で全てにおいて時間が止まったまま。美しい。暗闇の五条の東に静かに灯るネオン。ついシャッターしてしまう。サウナの温度は126度あるし湯船はおそらく48度やし電気風呂はマックスキツめやしホンマに疲れ取れる。京都の生活の一部にここがある。それだけで京都に来て良かったと思う。
 
4枚目 六条烏丸西入ルにある天然名水「白山湯」俺もまあまあの銭湯に行ってきたが本当に凄い銭湯。清潔感丸出しの店内に日替わりの薬草風呂は楽しいしなんと言っても風呂の水がホンマの名水。それは溢れるばかりの地下水を使用しており透明感が半端やない。しかも驚いた事に水風呂に打たせている冷水を常連さんはペットボトルに入れてお持ち帰りしているのだ。
 
5枚目 オープンしてすぐに寺夫妻と御所南のミセスが乾杯しに来てくれた。京都に移転する事に1番後押ししてくれた仲間。絶対うまくいくからと。貴方は京都の錦市場を歩いてる姿が似合うからと。ステージ上げないとダメやと。
 
人生何が起きるかわからない。
ただ、今、そこで歩いている俺は俺が選んだ道。
 
間違ってはないぞと。

2020年6月9日火曜日

美味い餃子を作ることに専念するだけ

カウンター8席しかないからと思ってたら大間違いで、不手際のオンパレードでどないかならんかと問題は山積みやけど、経験上あとひと月たてばそれなりのローテーションが出来る。今は目の前の問題を改善しながらパターンを作る。では、その問題がなぜ起きるかを書いてみると…
 
1 カウンターだけのスタイルは初めて
2 バイトはいなくて全て俺1人で回すのは初めて
3 そのため追加されたドリンク等が伝票に書けない
4 レジが上手くない
5 ハイボールが異常に出る
 
その反面、ブラスの事は
 
1 全ての餃子を包みたてにしてるから完璧の餃子を提供している。よって最高の熱々を出せているからお客さんは感動している反響がダイレクトにわかる
 
2 どうやらお店のロケーションは最高のようだ
 
オープンして10日ほど経つが以上のような感じをつかんでいる。10点中なら8点を与えてもいいと思う。悪くわないぞ。23年ほど神戸で積んだ経験のプラスとマイナスを凝縮させて餃子を焼いている。売り上げはあとからついてくる。追いかけてはいけない。
 
1枚目 仕事が終わり家の近くの銭湯が1番の楽しみであり、この銭湯通いがしたいから京都へきたのだ。大黒湯は深夜1時まで開いているからよく行く。外装内装全て昭和遺産の湯。たまらないとはこのこと。
 
2枚目 綾小路にある予約の取れない居酒屋「楽庵」さんから胡蝶蘭が届いた。これは自慢していい。
 
3枚目 続いて神戸のミシュラン和食の「玄斎」さんがBARむろずみの室さんと来てくれた。神戸の仲間が京都に来てくれる。ホンマに嬉しい。感謝しかない。
 
4枚目 京都の家が狭くて日当たりはよくない。だからこそ最高のステレオを買いにヨドバシカメラへ行く。これは自分へのご褒美だ。マランツのCDプレーヤー、マランツのアンプ、JBLのスピーカー。スピーカーはJBLとダリと迷ったがJBLの少しレトロなライブ感あふれる中音のアフターに惹かれた。大きな音を流せないからこそいいスピーカーを購入した。やはりスマホから音を出して聞いてたらアカン。
 
5枚目 京都駅前のヨドバシカメラの半地下にあるサーティワンを食べながらテラスでこれを書いている。この時間が大好きだ。
 
テラスにすわりながら、これを書きながら行き交う女性のオッパイとお尻は見逃さない。
 
あー
 
触りたい…

2020年6月2日火曜日

京都裏寺古屋泰三餃子物語

これで4回目の移転で5店舗目。もうここまでくると「新しくオープンしました」なんて言うのが恥ずかしいから、開店の日をなしにして開店した。2か月もギョーザを焼いてない。もうそろそろ稼がなやばいし。いや、たとえ開けても来てくれるお客さんはバッキーさん繋がりしかない。
 
開店して3日目だが、蓋を開ければやはりバッキーさん繋がりが8割、テナントの会館仲間が2割、神戸の仲間3組。よしよし、いい感じのスタートだ。あとは美味しい餃子を作る事に集中するだけ。それでいい。そして出来るだけ清潔にして仕事を終える。宣伝はじっくりと口コミが広がるのを待つだけなのだ。SNSもいいが、一番はやっぱり口コミ。それから3日間働いて感じたのはお店は、ハイボールがめっちゃ出る。チューハイはほぼ出ないわ。なんでやろか?元町のお店やったらチューハイはよく出たのになぁ。それと、餃子は全て注文が入ってから餡を混ぜて包んで焼いてる。だから完璧に仕上がる。その反面、1人でしてるから、追加されたドリンクなどの数量をレシートに書く事が難しい。イコール書き忘れが絶対あるはず。ジョッキを冷やすスペースやら、いわゆる「密」対策。問題は山積みよ。
 
1枚目 開店の日、お店の町内の神社に参拝しにいった。これからいろいろありますが、よろしくお願いします。商売繁盛たのんますと。錦神社。
 
2枚目 バッキーさんとバッキーさんのスタッフが来てくれた。毎晩こんな感じ。楽しく夜がふけていくの図。これ飲食店の基本中の基本。
 
3枚目 俺のアニキの室さんが開店祝いにこんな魂のこもった看板を作ってくれた。あれこれ語ることが安っぽくなる。ありがとう。気合いを与えてくれる。わざわざ俺のために。
 
4枚目 また、こうやってアンをこねる日々が始まった。ただ場所が京都に移っただけ。
 
5枚目 この会館にギョーザ泰三がある。四条河原町徒歩30秒。裏寺町。京都のど真ん中。
 
バッキーさん、ありがとう!