2020年6月15日月曜日

京都新生活始まるの巻

今日は京都信金金庫からの書類を塩屋の家に届いて、それを垂水郵便局まで行かなあかん用事があるから店を休み神戸に帰るJRでこれを書いている。
 
京都裏寺の店をオープンして二週間が過ぎた。当たり前やが最初は店の導線が確立できてなかったから、動きがオロオロ情けない男やったがボチボチギョーザを焼いてる後ろ姿も少しはマシになってきたと実感する。二週間過ぎた京都のお店の感想は、今のところ大満足やね。23年ほどギョーザを焼いててようやく花が咲いた。まさか京都に移転して、こんな感じの気持ちになるとは思ってなかった。ギョーザが見えてきたのだ。ただ、課題は山盛りある。そんなに甘くない。
 
売り上げに関しては、やはりバッキーさん関連の売り上げが8割。感謝しかない。あの人がいなければ今、俺が生活しついる京都の裏寺の最高の物件でギョーザを焼いていない。
 
1枚目 そのバッキーさんがしょっちゅう来てくれる。街の仲間を連れてきてくれる。不思議なんがお店でまあまあかなり飲んで帰るのに、翌朝ケロっと働いてる。男前やし、優しいし。俺の恩人よ。
 
2枚目 サプライズでマタロウさんが来てくれた。マタロウさんはあの頃から神戸ディスコナイトのカリスマDJでマタロウさん以上のDJは神戸にいない。そんなマタロウさんが僕のお店に来てくれてあろうことかマタロウさんオリジナルのDVDをプレゼントしてくれたのだ。マジありえへん。
 
3枚目 五条鴨川東上ルにある銭湯「大黒湯」ここは家から2番目に近いお風は呂屋さんで、しかも深夜1時まで開いてるから出来ればなるだけ大黒湯に行けるようダッシュでお店のシャッターを下ろすように逆算して仕事を進めているがそうはうまくはいかない。それでも週に2回は行ける。昭和遺産認定出来る銭湯で全てにおいて時間が止まったまま。美しい。暗闇の五条の東に静かに灯るネオン。ついシャッターしてしまう。サウナの温度は126度あるし湯船はおそらく48度やし電気風呂はマックスキツめやしホンマに疲れ取れる。京都の生活の一部にここがある。それだけで京都に来て良かったと思う。
 
4枚目 六条烏丸西入ルにある天然名水「白山湯」俺もまあまあの銭湯に行ってきたが本当に凄い銭湯。清潔感丸出しの店内に日替わりの薬草風呂は楽しいしなんと言っても風呂の水がホンマの名水。それは溢れるばかりの地下水を使用しており透明感が半端やない。しかも驚いた事に水風呂に打たせている冷水を常連さんはペットボトルに入れてお持ち帰りしているのだ。
 
5枚目 オープンしてすぐに寺夫妻と御所南のミセスが乾杯しに来てくれた。京都に移転する事に1番後押ししてくれた仲間。絶対うまくいくからと。貴方は京都の錦市場を歩いてる姿が似合うからと。ステージ上げないとダメやと。
 
人生何が起きるかわからない。
ただ、今、そこで歩いている俺は俺が選んだ道。
 
間違ってはないぞと。