2022年3月24日木曜日

もう一泊

昨日は垂水の太平の湯で7時間過ごして、8時頃に垂水駅前の居酒屋で串カツとビールとブリの塩カマで熱燗してた。そのまま垂水から快速で京都に帰るつもりが「せっかく垂水にいるんやから塩屋に泊まって帰り。塩屋の家も喜ぶよ」と言われ納得する。
 
朝、起きたら晴れていた。熱い風呂で長湯して洗濯して波の音を聞きながらベランダで手足の爪切りして出発する。塩屋の家には食べ物がない。JRの元町駅で下車してカツ丼食べて京都に帰る作戦に変更した。ここのカツ丼は高校生の頃から食べてる神戸名物のカツ丼。やらないけど、このカツ丼に限りなく近いカツ丼を作って京都でやりたいと本気で思う。
 
1枚目 垂水駅前の居酒屋「ゴン太」生中380円で串カツや焼鳥や刺身やチーズピザが美味い、これぞ居酒屋な居酒屋。京都に移転を悩んでいた数年前、ここで偶然出会った社長さんのアドバイスで250万を手にする事が出来た縁起のいい俺にとっては大切な居酒屋。
 
2枚目 目覚めるとテラスに明るい日差しで思わずベランダに出た。
 
3枚目 塩屋駅に行くルートをせっかくの晴れやから海岸を歩いて行くことにした。ジャリ浜を抜けると漁港に入る。海苔の養殖がメインの漁港。春が終わるとアカ舌カレイを水揚げしている。コロナ前は夏前の日曜日に漁港祭りがあり午前中から屋台が出て賑やかだった。
 
4枚目 漁港そばの、海を眺めるマンション。こんな景色のマンションは神戸で唯一ここだけ。ええ街やで。塩屋は。
 
5枚目 元町駅前のカツ丼。吉べい。これを京都でやってみたい。サクサクのカツの衣に半熟の玉子を。甘いタレに火傷寸前の熱々ご飯。赤だし。黄色の沢庵。間違いないわ。

2022年3月23日水曜日

万防終わる

3月21日で万防が終わった。俺的に言うと野球で言うならオープン戦が終わりプロ野球の開幕と同じと見ている。全ては終わった。さあ、セカンドステージのゴングが鳴らされたのだ。この三連休も四条河原町には人があふれ交差点も他府県ナンバーの車ばかりが目につく。僕のお店も、一階の路面店ならいざ知らず、二階の見つけにくい店舗やのにたくさんのお客さんが来てくれて何組も断った。この調子なら、花見やGWも忙しくなるだろう。バイトを見つけないと間に合わん。しかし長かった9時閉店の気楽な暮らしが癖になってもてる。とにかく、いいバイトとの出会いを願う。
 
1枚目 先日、若い男の子が1人でお店に来て少し話するとツレに誘われて餃子を食べたがあまりにも美味くて一人で食べに来ましたと。その時、この子がパソコン得意ですと言うから「すまんがメニューをそのパソコンで作ってくれへんか」と聞いたら「オッケーっす」と。ほな明日の昼にスタバでメニュー作成やってまおとお願いし彼はノートパソコンを持ってスタバで新しいメニューを作成してくれた。その1週間後、そのお礼に彼と神宮丸太町川端東にある焼肉屋さんで焼肉をご馳走した。彼は23歳で親より年上な俺やのになぜか気が合い、面白い出会いになった。
 
2枚目 白山湯からお店に行く途中、一本の桜の満開に出会う。これから1か月ほど桜の季節だ。終わってはないが、コロナも規制がなくなり人はそれまで我慢していた反動で以前とは違う春になるだろう。
 
3枚目 この三連休は朝も夜も銭湯ばかり行っていた。銭湯でサウナや電気や水風呂に入ると疲れが1発で吹っ飛ぶ。
 
4枚目 火曜は定休日なので月曜の夜、神戸に帰り元町の居留地にある税理士事務所に書類を持っていった。開業当初からお世話になってる税理士事務所はレトロなビルにある。この先生の事務所のビルに入るだけで、いつか成功すると空想出来るのだ。元町駅から歩いて大丸を抜けてこのビルディングにたどり着く道中に、居留地あたりを歩いてる女を勝手に俺のスケベな目がそのタイトなお尻やオッパイやお尻に張りついたパンツのラインや膨らみを、そんなにスケベじゃない俺の目が生き生きとしている。見てしまうのだ。京都ではあちこちで見かける着物姿は神戸ではほぼ皆無だ。昔はタイトなスカート派だった。今はピチピチパンツ派になった。よくわからないがヨシヨシだ。
 
5枚目 今日の水曜日は休みにして垂水の太平の湯で一日のんびり過ごす。目の前には淡路島だ。もし、淡路島に別荘を建てるなら淡路島の東側か西側かを考えた。東側なら朝日が別荘に差し込み西側ならメローな夕暮れとなる。どっちをとるか。そんな事を淡路島を眺めながら考えた。オッパイを取るかお尻をとるかだ。
 
悩んだ結果、西側にした。陽が落ちていく静かに流れる時間。なんかシャンパンでも飲みながらな。
 
キスがしたい。

2022年3月15日火曜日

神戸の夜

もうすぐ万延も終わり飲食店にも春がやってくる。これはもう確実に忙しくなる。となると次の手をうたなければ。いろいろ考える。簡単に考えるのは通販で冷凍餃子の販路を始める方向と、もう一軒京都のどこかに作りたい。その第一歩として信用金庫に飛び込みで相談しに行った。いろいろ話を聞いてくれたら「それなら商工会議所にそんな窓口があるから、商工会議所会議所に行ってみれば」となり、その足で商工会議所に。
 
担当のスタッフが対応してくれ、俺の次の手のストーリーを伝えると、こうきた。
 
信用金庫から商工会議所にふってきたということは、信用金庫は社長さんにまだお金を貸さへんゆー意味です。むこうも金儲けですわ。ならどうすればいいか。先ずは売り上げを毎日記帳して、売り上げを伸ばして、納得出来る決算を作ってください。1年間、頑張ってください。いい数字さえ作れば大丈夫です。
 
よしよし、このアドバイスでこの1年間の方向性は決まった。売り上げを伸ばす事だけに専念しよう。この一点集中だけでいい。最近は忙しくお客さんを断ることも増えてきた。タイミングをみてバイトを探す事からはじめよう。まずはそこからだ。
 
1枚目 月曜日、金融機関に融資の相談をしに行き夕方までかかったのでお店を休んだ。ならばと4時ぐらいから大黒湯で銭湯でサウナ、電気、水風呂をカラダがカスカスかスカスカかわからんがカスカスまで攻めた。夕方の銭湯の天井から差し込む明かりが大好きだ。風呂上がりに銭湯を出てもまだ明るい。大黒湯の女将さんが「にーさん、おーきに」と言ってくれる。そんな京都暮らしに満足する。
 
2枚目 その夜、神戸に帰って神戸駅のBAR一宮さんのカクテルがたまらなく飲みたくなり電車に飛び乗る。9時までには着かないと。しかも腹ペコやった。三ノ宮で下車し、神戸時代によく行ったガード下の串カツ屋に行く。この三ノ宮のガード下も北側は洒落た味気のないリニューアルされたエリアだが南側は以前からの昭和が残されている。そこのひと串100円の串カツ屋。串カツ10本とアテとビールとハイボール。それにこの夜景はグッとくる。
 
3枚目 BAR一宮さんのダイリキ。母が一宮さんのダイリキを頼む際、一滴だけ赤いリキュールを落とすスタイルが定番だったので一宮さんが同じように作ってくれた。
 
4枚目 ベランダからの景色。マジで春が来た。冬の寒々とした海の色はなくなり海の青色までエネルギーを感じる。忙しくなるぞ。
 
5枚目 神戸なら塩屋の海だが京都なら鴨川の景色が日々の景色になる。京都の家も目の前が鴨川だ。水辺のある暮らし。
 
懐は寒いが、幸せやなと思うわ。

2022年3月12日土曜日

JRの旅

3日ほど前から、俺のどこかに「塩屋の家に帰りたい」病にかかり塩を帰るチャンスを探していたが、ようやくその夜がきた。コロナやロシアやら時短やらで少し疲れた。気分をリセットしたい。
 
お店の予約も日曜日に一件だけ。忙しい時もあるが9時には閉店せなアカンし、いろいろ制約がある毎日やからストレスたまる。そんなこんなで塩屋の家に帰り海が見たくなった。明日は土曜日やから早よ店行かなアカンから、早めに京都に帰ればいいだけ。今日は仕込みをさっさと済ませディスカウントチケット屋に行き、帰りはJRの切符、戻りは阪急の切符を買いもうカンペキ帰るモード突入。考えるだけでワクワクする。
 
10時に後片付けが終わり四条河原町からバスに乗り京都駅まで。それから構内のコンビニでワンカップと裂けるチーズを買い神戸までゆっくり過ごそう。
 
改札を通りプラットフォームで新快速を待っていた。その瞬間、仕事の全てを忘れることにした。
 
1枚目 1週間ほど前からなぜかジャッキーの事を思い出す。ジャッキーと過ごした日々はいろいろあったが楽しかった。ずーっと一緒だった。ジャッキーに会いたい。だから携帯に入っているジャッキーの写真を探しては見入っている。
 
2枚目 久しぶりに大黒湯に行った。その道中に宮川町をチャリで通る。4月に入ると宮川町の京おどりが始まる。それを教えてくれるようにお茶屋の玄関にこの提灯が飾られていた。なんか京都やのう。
 
3枚目 月に2回ほど出町柳の整形にリハビリしに行く。リハビリが1番か出町柳散策が先かわからんくらい出町柳に行く日はワクワクする。俺が生活している京都駅近辺とは全く違う京都がそこにある。昔懐かしい商店街があるのが魅力だ。まさに昭和丸出し。この写真の右手に映るスーパーはもう最高で、なにが最高かゆーたら牛肉がたまらん価格とその価格以上の肉が山盛りある。そのショーケースを眺めているだけで心が躍るのだ。今日は2割引シールが貼ってたハラミスライスとスーパー自慢の黒毛和牛の炊いたスジ肉パックとニラと天かすを買った。
 
4枚目 四条河原町から京都駅までバスで行き11時頃到着する。京都駅の外装のガラスに映る京都タワー。もっと上手く撮りたい。しかしガラガラやな。金曜の夜やのに。
 
5枚目 朝、7時に目が覚めた。ベランダに出て漁港と灯台を眺める。少し長湯して汗を出し平磯公園を抜け岬まで散歩した。足が弱すぎる。走れない。軽いジョギングしたがものの5分で体力尽きた。暖かくなったきたしマジで鴨川走ろと決意する。
 
 

2022年3月1日火曜日

地元に帰る

月に一度はどうしても地元の塩屋に帰りたくなる。塩屋に帰り、朝ベランダから海を眺めたい。それと同じランクに、京都駅から新快速で缶の角ハイボールとアテを駅内の売店で買い込み窓辺に缶を置き車窓を眺めるメローな時間がたまらん大好きだ。全てを忘れて、ただボーっとする。心の休息だ。大切だと思う。もしかして、少し気を張って生きているのかもしれない。自分では気楽に生きていると思うが、知らないところで緊張感があるのだろう。でも、それでないと、な。だからこそ短い時間だが深夜の電車に飛び乗り酒を買い車窓BARを味わう。幸せよ。
 
1枚目 いつもなら阪急河原町から烏丸、地下鉄で京都駅だが高島屋からタクシーつかまえ京都駅まで行くことにした。少しでも早く塩屋に着きたい。京都駅のガラスに映る京都タワー。京都タワーは美しい。
 
2枚目 昭和レトロマンションが我が家。この裏が大阪湾が一面に広がっている。僕は1966年生まれの55歳の昭和ど真ん中で育ったので、この歳になるとどうも昭和なデザインがカッコよく見えてしまう。コーヒーを沸かすのはマキネッタという原始的な方法で作るしコーヒーカップも厚みのある母がやっていた喫茶店のカップを大切に使っているし、たまに街中に1970年代作のマンションを見つけるとスマホで写真をつい撮影してしまう。うまくお商売がいけば買いたい車はイスズの117クーペだ。
 
3枚目 朝起きて寝室からテラスを見ると気持ちいい日差しがベランダを照らしていた。まだまだ気温は低いが、遠くに春を感じる。一瞬でも全てを忘れる時間を作る。パットメセニーをかけ、炭酸水をガブ飲みした。
 
4枚目 塩屋に唯一ある三ツ輪屋の肉屋で自家製焼豚を買い、今回塩屋に帰った1番の目的「食堂しろちゃん」で昼ごはんだ。大将も美人女将さんも温かく出迎えてくれた。豚カツ定食かハンバーグ定食か迷ったが、今日はハンバーグにする。当たり前だが、ご飯がススム君に。
 
5枚目 塩屋駅北スグにある食堂しろちゃんの外装。温かみのある店構え。大好きな昭和レトロ。オムレツ、ハムエッグ、唐揚げ、おでん、焼肉、焼飯、全て美味い。ビールもススム君だ。