2019年10月30日水曜日

あー京都

おれの誕生日にと、昨夜は京都は楽庵で祝ってもらった。後輩のKもいっぺん京都に僕も連れてってくださいとゆーからKも誘って。またらKは酒が一滴もいらんタイプやから車で来てくれて神戸まで送ってくれるから最終電車を気にせず遊べるゆーわけやからなおさらスイッチオンな夜になってもた。
 
その前にみんなより先に京都に行き鴨川あたり松原あたりを散策する。少しお腹空いたとなり、どこから見ても老舗の肉屋を見つけ、その肉屋からコロッケ揚げる香りがしてミンチカツとコロッケを買い食べ歩きする。ブラブラ歩いてると、なにやらいい感じの神社を発見した。なにげに境内を歩くと神社の鳥居の真ん中に大きなザルがつってありそこに小銭が溜まっている。なるほど。ここに賽銭入れると縁起がいいんやと。ほな、やらん手はない。せーのーでと賽銭したが案の定はいらず。もう一回チャレンジしてみたら入った。一回目の失敗が生きたというわけだ。失敗から学べと、この神社は教えてくれた。で、この神社、よく見ると「えびす神社」これはお願いせなあかん。パンパンと本気でお願いする。声に出してゆーてもた。「マジでたのんますわ」と。
 
それから楽庵へ行きこの夜は5人やからカウンターやなく奥の座敷で今宵も始まるというわけやね。カウンターはカウンターの楽しみ。座敷は座敷の盛り上がりがある。座敷の場合は服のボタンを一つはずしカウンターで振る舞う少し品を気にした箸の使い方から解放され仲間と会話を思う存分楽しみいわゆる「ハメを外し」グッとグラスや盃をあけていく。
 
それからバッキーさんの新しいお店に歩いて行った。烏丸から錦市場まで。
 
「食堂バッキー」& 「BAR KIYO」が屋号。夫婦の名が屋号。素敵な屋号やと思う。素敵な夫妻やと思う。ワイン2本スパーク1本にハイボールやビールやホルモン焼き。よーてきている。それから5条あたりのカフェ&バーで乾杯。それから飲みのシメのラーメンにと京都駅すぐの第一旭でラーメンした。
 
さすがに今日は一滴もいらん。
 
とりあえず土曜の夜まで禁酒する。
 
 
 

2019年10月26日土曜日

金木犀

キンモクセイとスマホで打ったら金木犀という漢字に変換された。キンモクセイは金木犀と書くと初めて知った。なんだか鎌倉時代の寺の香りがする。
 
昨日、大丸辺りの銀行に行く道中に三宮神社がありその境内に金木犀の花が咲いていた。
 
金木犀の甘い香り。
 
小学生の頃、この香りが大好きで秋になるとこの香りがすると認識するまで大人になってもなかなか覚えられなかった。
 
だけど、金木犀の香りがすると小学生の頃を思い出す。
 
ツツジの花の蜜を学校の帰り道にチューチュー吸うてたのと同時期だ。
 
今は通勤の途中にムチムチのマダムの胸とお尻を見ている。
 
なにも変わっていないんやなと思う。

2019年10月25日金曜日

赤萬

昨日、昼過ぎに少し小腹が空いてなんか昼ごはん食べに行こうと元町駅南の金時食堂に向かって歩いてたら赤萬の前を通り過ぎた時に、神戸一の餃子を食べて自己啓発しようと久しぶりに赤萬に行く。
 
カウンターに座り餃子2人前を注文した。
 
餃子を焼く時に入れる水の量、タイミング、鉄板の火加減、焼く時間、など見るところが山ほどある。もちろん味も。赤萬の餃子の皮と僕の餃子を皮の仕入れ先は同じ。違うのは皮の厚さとサイズだけ。赤萬のメニューは餃子オンリー。正直言うと餃子のみなんて羨ましい。一種類だけ。かっこいい。僕のお店は数種類の餃子にアテがある。それはそれでいいのだが、いつかは餃子オンリーでしたいと本気で思う。赤萬のロケーションも羨ましい。赤萬の店内の配置も席数もカウンターも全てが完璧やと思う。
 
注文して2人前を食べ終わるまで約15分ほどやったが「今、この元町駅南の神戸の一番有名な餃子専門店のカウンターで餃子の古屋の私が1人で餃子を食べている」という意味は俺だけしかわからないし、この世の誰も関係ないのだが、表現は難しいが「この赤萬の餃子の全てを理解できる人間度数第一位」やと意味不明の満足感につつまれた15分やった。
 
いつの頃から最近は餃子屋が増えてきた。今月号の雑誌meetsも特集くんでいる。この神戸にも数軒三宮あたりに開店している。
 
商売は難しい。今やSNSを駆使して展開したり新しい餃子のメニューで勝負して注目を集めるやり方もある。僕にはその手法がわからないし上手くはやれない。そして餃子の味の好みがあるから、私の餃子がどんな評価されてるかわからないが、自分の餃子には自信がある。そのへんの、餃子の古屋の真似事してるクソみたいな餃子と一緒にすんなという気概がある。
 
ただ、実はこんな俺やけどここにはかなわん餃子屋がある。
 
大阪ミナミは島之内にある「三国亭」
大東市の「丸正」
西明石の「ぎょうざ一番」だ。
 
この三軒に、少しでも近づきたいと思いながら毎日餃子を焼いている。
 
 
 

2019年10月24日木曜日

錦市場

昨日は楽しかった。
 
京都は錦市場にある漬物屋の大将バッキー井上さんがされてる錦市場すぐそばの立ち飲み酒場がリニューアルしてバッキーさんから「見にきてーな」と連絡あり行ってきた。
 
行く前に、かなり疲れが溜まってたから阪急十三駅で下車してマッサージ屋に入り首から腰から肩から1時間もんでもらう。寝違いなんかんからんが首が回らんのや。落語のオチやないが、あっちも首が回らん。
 
で、十三から烏丸まで阪急。烏丸で下車して少し時間があったから迷わず錦市場スグソバにある錦湯(銭湯)で1時間ゆっくりした。しかし銭湯で1時間も身体を休めるとホンマに生き返る。ドッサリと銭湯で発汗する。錦湯はサウナはないがそれでもかまわない。昔、中学生の頃ツレと近所の銭湯に週に三回は行ってた。サウナなんかはなかった。逆にサウナに気を取られず湯船に浸かるだけという銭湯本来の楽しみを思い出した。錦湯はラッキーなことに水風呂があるので湯船で身体を熱々にして風呂水風呂に入り電気風呂でビリビリさせて水風呂に入るの繰り返し。ストレス解消ゆーたらこのこと。風呂上り、外に出ると生まれ変わったように身体がスッキリすると言うわけだ。生き返った。さあ、飲むぞ、と。
 
リニューアルされたバッキーさんのお店は斬新なスタイル。お店の右側はレデースが接客担当。左側が男性が調理する。遊び心がギュッと。リニューアルやから身内だけの集まりやったが、京都の大人の遊び人が集いみんな飲んで楽しまれてた。しかもこの夜は「金はいらん。飲んでくれ」のバッキーさん。そしてバッキーさんの相方の、私の師匠の江さんももちろん参戦されて、グラスの上げ下げが止まらんわ。俺はバッキーさんの手下やからもちろん仕事着は持参して邪魔のならんようにお手伝いした。よそさんの仕事場に入るのはよくないのは百も承知。だけど、京都の錦市場の酒場で、そのカウンターで店の内側になってみたい。だから神戸を出る時、調理服にアイロンをかけていたという次第だったのだ。バッキーさんに、実は今夜お店が忙しかったら皿洗いでもしたいから調理服を持ってきました。と、伝えると「はよ着ろ、はよ着ろ、おもろいやんけ」と。せっかく持ってきたが、やっぱりやめとくわ。なんて言うとまわりで飲んでる連中が「はよ着ーよ。なにしに持ってきたん」と背中を押された。実は俺はこの瞬間を待っていたのだ。調理服に着替え店内の左側の鉄板焼きのコーナーに進み焼きそばを作る。餃子は毎日焼いてるけど鉄板焼きは初めてやから勝手がわからん。それでもビール飲みながらワイン飲みながらカチャカチャ鉄板焼きのコテで焼きそば仕上げた。
 
生まれも育ちも祇園ど真ん中の品の塊な紳士。
丁寧な人柄のBARのマスター。
なんの職業かわからんあやしげなおっさん。
オモロイ飲食店のオーナー。
 
ごちゃ混ぜの楽しい夜やった。
 
やっぱり外に出てて、知らない人と知り合う。
 
大切やなと。

2019年10月20日日曜日

誕生日

先日、53の誕生日を迎えた。若い頃は誕生日に友人集めてどんちゃん騒ぎしたもんやがもうそんなガラでもなくなった。それより僕を産んでくれた母にありがとうと思う。母は父とは相性が合わなくて気がつけば母がいろんな仕事しながら稼いで僕を作ってくれたと思う。父は父で破天荒なスタイルで生きていた。父は神様みたいな人やった。父は父ではなかった。父は東京に住んでいたから会うこともあまりなかったが、とにかく面白い人で常にユーモアを忘れずに堂々と生きていた。任侠な人やった。母は真っ直ぐな人で好き嫌いがはっきりしていて、かっこよかった。父も母も死に際がクールやった。父が先にあの世に行った。父は癌で心臓が止まるストップウォッチを持っていて、ある日東京から電話あり「もうそろそろ死ぬから会いに来い」と言う。そやから新幹線に乗り父のいる東京通信病院に会いに行き最後のお別れをした。父はあと1週間やからもう今日が最後や。パパみたいに東京で仕事しろ。神戸にいたらあかん。それからパパは楽しい人生やった。と、言って初めて父の目から涙が落ちるのを見た。それから新幹線で神戸に帰ったその夜、父は旅立った。母のことはまたあらためて書きたい。
 
そんな父と母の作品が古屋泰三。
 
誕生日を迎えて改めて思う。父と母に感謝やと。
 
そんな夜、ツレが誕生日を祝ってくれた。ケーキなんか作ってくれて元町駅南の「焼肉アカツキ」で乾杯して記憶ぶっとぶくらい飲んでもて面目丸潰れの巻。高校の時の同級生の粋なツレはエロDVDのパッケージ仕様のパッケージの中にツレがオレの似顔絵を描いてくれた。洒落た男よ。一番大好きなBARのムロさんからキレキレの日本酒を届けてくれた。京都の芸者の姉さんが晩ご飯連れてくれた。 
 
この一年も、やらないとアカン事が山ほどある。
 
これでいいのだ。
 

2019年10月13日日曜日

秋華賞

時間があれば仕事前にデリカフェでモーニングするが何時に来ても「あと30分でも早くこれたらもう少しゆっくり時間がすごせるのに」と毎回思う。
 
2週間前から喉が痛くたまらなかった。で、昨日、須磨駅にある西村耳鼻科(お店の常連さん)に行き診てもらった。前に別の耳鼻科で処方してくれた薬を伝えて、今回は西村耳鼻科セレクトの薬を処方してもらう。すると今朝から喉の調子がすこぶるいい。
 
で、喉の調子が悪いのとたかが2週間働き続けてるだけやのに、元気がイマイチないヨワタンみたいな男やから、ここは焼肉くーてスタミナつけなと毎度毎度の浦江亭によく行く。夜やから炭水化物は控えてるカスみたいな男やけど、ご飯食べてパワーつけなアカンと泣く子も黙るタレたっぷりつけた焼肉にご飯。もう夜でも焼肉ご飯を我慢しないと決意する。
 
神戸市の糞教師。我が子も小学校通っとるが担任の先生は大丈夫やろか。個性を伸ばす、みたいなエセ教育はいらん。熱く生きろと教えて欲しい。なんでもえーからと。しかしこの須磨の小学校の校長のオバハンにビクビクしてる教師の構図。なんやねんと思う。そして若い新人の先生をイジメる教師。言葉がみあたらん。
 
秋はサンマと競馬。
 
そのサンマも数年前から脂ギトギトのサンマを見なくなり、競馬もなかなか当たらん。
 
秋はおっぱいでかいムチムチ熟女もえーが、品のある髪の綺麗なマダムの後ろ姿がポイントアップだ。
 
静かな秋が好きなんだよ。
 
 

2019年10月10日木曜日

ランチ

静かにランチを始めだした。
 
ランチを始めるにあたり、まだまだ未完成な仕事はあるからゆっくり始めて課題を見つけながらやっていきたい。
 
出勤時間ががらりと変わり、9時前には元町駅につく。早く仕事を始めなアカンがついデリカフェで朝刊読みながらモーニングしている。この時間が大好きなのだ。あー朝がここにある。少し余裕を持って、たとえ5分でも椅子に座る時間が大切やと思う。
 
2週間ぶりにビールを飲む。焼肉ホルモンと。ぐーっと一気に飲んだ。まだ喉が痛い。
 
台風はどうなるのだろう。
 
あと1時間ほどここにいたいが、今から八百屋に行く。

2019年10月4日金曜日

禁酒10日目

昨夜、お客さんが白ワインのグラスを頼まれてワイングラスに白ワインをなみなみ注ぎテーブルに持っていったが久しぶりにその白ワインをグイーッと一気飲みしたくなったが、それが白ワインやということを忘れることにする。
 
まあ、近日中にはおそらく酒を飲むと思うが出来るだけ禁酒記録を伸ばしたいなと。飲みたくなったら飲むが、以前みたいなベロベロまで飲むという事にはしないと思う。ただ、BARには行きたい。BARでノンアルでもえーわ。
 
実は禁酒も、自分との戦いの意味合いもある。
 
今は酒飲んでる場合じゃないやろと。
 
 

2019年10月2日水曜日

禁酒続く

昨夜は定休日やけどお店開けたら予想以上に忙しかったのはよかった。なんで月曜日より定休日の火曜の売り上げがえーねん。後片付けをさっさと終わらし店の南の二軒下「焼肉 浦江亭」で、一人焼肉。ホルモンミックスとキャベツ盛りとビールで1320円。一人でホルモン焼いてビール飲んでる時間はどうして楽しいのだろうか。もちろんビールはノンアルや。禁酒を意識してるわけではないが、1週間も飲んでないと、次はアルコールを飲む勇気がわかない。これは、煙草をやめた時の感覚に似ている。いずれ必ず飲む時はくるけど今は「飲まない健康度数」が勝っている。まあ、一番は朝が爽快やな。顔のむくみも一切ないし。それでも、眠たいしあくびもする。どないなってるねん。
 
さっき、昼ごはんにお腹が空いたので元町駅あたりを歩いていたら小さな看板を見つけ思い切ってチャレンジしてみた。場所は元町駅西口南スグのビルの地下。老夫妻2人でやってられて安すぎるランチ。カキフライ定食を頼んだ。750円。よく見ると店内には「消費税は上がりましたが値上げはしません。そのかわり、おしぼりをやめました」と。
 
増税しても、頑張っている飲食の仲間が街のあちこちにいる。 
 
だからこそ、笑顔でやっていきたい。

2019年10月1日火曜日

消費税

今は元町駅のデリカフェでモーニングしながら神戸新聞を読んでいる。今日はまあいろいろあってお店を開ける。できればこのままノンストップで年末まで休みなしでお店を開ける予定。たまには休みたいからそこはトモにやってもらうと。
 
今日から消費税が10%に。僕は街の小さな餃子屋のおっさんやから詳しい経済の事について語る資格はないし、語ったとしてそこを反論されたら反論しかえす知識もない。ただ政府の決定に従うしかない。どうなるのだろうか。気になるのは納税者の消費マインドと自営業者の納税の負担だ。それと軽減税率のややこしさも気になる。僕みたいな素人な意見は10%を逆に5%に下げたほうが景気が良くなる気がする。一部の大企業が法人税を全く払っていないという記事を読んだこともある。本当なのだろうか。
 
世界的な投資家のジムロジャースは増税は愚策と意見している。
 
ところが世界では10%はまだまだ低いらしく20%もある国があるのも事実。
 
わからないね。
 
いろいろ考えても仕方ないよな。
 
美味い餃子を作る技術を少しは持っているからそれを武器にしてガンガン焼いていこう。
 
働ける場所がある。美味いと感じてくれて大切なお金を支払ってくれるお客さんがいる。
 
感謝の気持ちがなにより一番やということを忘れたらあかんわな。
 
それと、笑顔。