2020年4月28日火曜日

引越し

4月27日の10時ににベットが新居に配送されるから、前のめりで26日に京都へ行きホテルに泊まる。
 
1枚目 4月末で車を売るしもう神戸から離れるから最後にと大好きな「もっこす」のラーメン食べてから京都に出発する。年間50杯は食べてきたこのラーメンがもう近場にない。ならば京都でお気に入りのラーメン屋を見つけよう。
 
2枚目 どうやら京都は自転車が必需品らしい。二条のアサヒサイクルで自転車買う。二条から自転車で五条まで帰った。京都の道がまだよくわからないけど以前より把握しだしたぞ。途中、フレスコで夜食を買う。まるで京都市民気分。正直、えー年こいて嬉しかった。
 
3枚目 ベットが届いて設置する。本当はこの日は神戸に帰るつもりやったが、ベット到着記念日として泊まることにした。人生なにがおきるかわからない。枕を2個購入。
 
4枚目 ひと段落し、目の前の銭湯「梅湯」に浸かる。和風刺青にいちゃんが「梅湯はGW終わったら休業するらしいですよ。近くに白山湯があるから行ってみてください」と。
 
5枚目 朝、自転車で高瀬川から鴨川あたりを走らせた。気持ちいい。なんて素敵な街並みなんだろう。なんどでも言う。
 
バッキーさん、ありがとう…

キツイ旅

次の朝、ガチの二日酔いで朝の7時から2時間ホテルの大浴場で、風呂~水風呂を繰り返して昨夜のアルコールを全て出し切る作業をしたが、まだフラフラや。
 
今日はバッキーさんが地元の厨房器具屋にお店で使う道具を探すのについてきてくれる。俺が京都の事は全くわからんのを察してなぁ。感謝やで。その前に、泰三君今日は昼メシ一緒に食べてから見に行こうとの予定やった。
 
俺は朝ホテルの風呂入りながら「今日はホンマに酒はいらん。きっとバッキーさんもよー飲んだからさすがに昼からの酒は抜くやろうと思う。よー飲んだしな」
 
11時頃バッキーさんと待ち合わせ「めっちゃ美味いうどんいこか」
 
とタクシー乗り京都駅近くのマンションの1Fのうどん屋に。そのうどん屋さんは定番のメニューもあるがそのサイドに揚げもんもある。それってビールのアテやんけ。今日は一滴もいらんけどバッキーさん、もしかして…と思ったその時「串、5個ずつとビール1本」マジかよ…店のおばちゃんが冷えた瓶ビールとグラス2つテーブルに置き俺は瓶ビールを持ちバッキーさんのグラスに注ぐ。そしてバッキーさんも僕のグラスに注ぐ。で、軽くグラスを合わせて乾杯と。バッキーさん、これがいわゆる「キツイ旅」ですわ。
 
それから調理道具屋へ。
 
余談だが、俺が高一の初めに学校のすぐ近くに須磨女子という今はなき女子高があり通学する道がその女子高と同じで、まあまあ可愛い子と付き合うようになった。その子の実家が長田のお好み焼き屋で、その屋号が「いとちゃん」やった。バッキーさんのうどん屋と同じ屋号やった。
 

 
 
 
 

2020年4月23日木曜日

厨房の冷蔵庫

4月20日(月) 11時に厨房器具のホシザキと内装の内田さんと冷蔵庫の配置のミーティング。あーだこーだ言いながらなんとか小さな厨房に冷蔵庫、製氷機、流しを収める事ができた。もちろんみんな仕事やからいろいろやってくれるが感謝してしまう。それと同時進行でこれから京都でお世話になる酒屋の「マルヤマ」さんとアサヒビールの担当と顔合わせ。アサヒビールの担当はここ2週間はテレワークで家に篭りきりやって久しぶりに京都の街にきましたが予想以上に人がいないとブルーやった。実はのところ俺も一月前までは、まあボチボチやっていこうと思てたが、これじゃお店が完成してオープンしても誰もこないわ。しかもホンマに狭い店やしかなりヤバイやろな。でも、前に向かって歩いていくぞ。今こそネガティブな気持ちやつまらない気分は熱いシャワーでザーッと洗い流して、あの頃まだそんなにいろんな事がややこしくなかった1980代あたりの古いディスコソング聴いて肩で踊り早くコロナが終息してみんなで街を歩く日がくると願う。
 
ミーティング終わり五条楽園に戻りバッキーさんから「5時に赤垣屋な」とメールあり。それまで近所の自転車屋巡りして「梅湯」でひと風呂浴びてブラブラ歩いて二条川端の赤垣屋へ。それからBAR川崎で飲んだ。この夜はよく酒がまわった。バッキーさんと解散してフラフラ木屋町を歩いてたらおばちゃん道端占い師が机だして客待ちしてるのが目に入り、酔うた勢いで「おばちゃん、なんぼ?」と聞くと千円やという。ほな頼むわと占ってもらった。おばちゃん道端占い師は手相と顔相が持ち札らしい。手相見て顔相みてこう言う「あんたは今年は何やってもアカンわ。最悪の年やからじっとしとき。ただ顔相が、優しい顔相やからまだ救われとるが可哀想に。今年は最悪や。それに、あんたの相はこの爪が全てを表しとる」と言う。その爪とは2月の終わり頃、家の玄関のドアで指が挟まれ内出血した後が黒くなってる左手の親指。その黒い指の爪を指差し、これがあかんと。それをひつこく何度も言う。この爪がこの爪がと。
 
俺はアホらしいなり「おばちゃんもーえーわ、ありがとう」と言い千円出してホテルに帰った。

2020年4月19日日曜日

忘れないうちに

、無職になって3週間くらいたつ。かろうじて曜日は分かるが日にちがわからん。今日は19の日曜日。振り返ってみよう。
 
14日の火曜日、この日はバッキーさんと京都の調理器具屋さんを泰三君、紹介するわと昼に河原町に着く。それから鮨屋で鮨つまんで、それからもう一軒行って解散。次の日は京都でもう一つ用事があったから京都に泊まることにした。京都駅南にあるサクラなんとかホテル。ここは5000円で泊まれてサウナついてていいからと御所近くに住んでるオッパイFで声がたまらんセクシーなバストFオーバーの秘書のアドバイスが入り予約済みにしてくれた。昔「君の瞳に恋してる」これボーイズタウンギャングが歌った名曲やが俺なら「君のOOOOに恋してる」と告白したい。
 
ホテルが決まったし、少し時間が出来たので京都駅前のビックカメラに行きテレビの価格の下調べに。それから小腹空いたので駅すぐにある「神福菜館」のラーメン食べに行ってきた。名店らしいがやはり「もっこす」やね。
 
腹も満腹になりホテルへ。
 
コンビニで缶ビール500mを2本とアテにチーズを買う。俺にはビジネスホテルを利用する事なんかまずないから、たかがのビジネスホテルやがワクワクする。部屋のカードもらいエレベーターに乗り部屋を探してカードをノブにかざす。ピッと鍵が開き静寂なシーツの香するカーテンの閉じた部屋に入り、入り口にそのカードをさすと部屋に電源が入り明るくなりカーテンを開けると、みたことのない風景が広がった。さっそく大浴場に行きサウナ水風呂の行ったり来たり。そういえば誰も入ってこなはい。このホテル、お客さん俺だけちゃうか。結局9時半まで風呂にいたが最後まで俺1人やった。やっぱり京都もアカンねんなぁ。それから部屋に戻りこのホテルのBARでウェルカムドリンク一杯無料と書いてあったから1階にいったらBARはなくただロビーの椅子でカクテルとビールとハイボールが飲めるだけ。まあ、それも悪くはないなぁ、とホテルのボーイにジントニックを作ってもらい、美味しかったからもう一杯いただき部屋に帰り買ってきた缶ビールを開けて電気を消した。
 
次の日は京都南インター近くのニトリに市バスで行きセミダブルベッドを買い昼すぎ烏丸へ行きお店と家の保険の手続きで夕方までかかり、楽庵さんで一杯やることにした。
 
土曜日は息子の竜が遊ぼうと言うから迎えに行き、塩屋の漁港で釣りして晩ご飯作り、次の朝も浜でサッカーしたり楽しかった。
 
竜、お前将来はなにになりたいねん?
 
パパと同じ仕事する。
 
なんでや?
 
有名人になれるから。
 
意味わからんが、嬉しかった。
 

2020年4月14日火曜日

梅湊町

京都の家のガスの開栓のため京都にこの前の金曜日に行ってきた。あれから日記書いてないけど、金曜日ゆーたら3日前やろ。それがずいぶんと昔に感じる。それはきっとコロナの情報と事態が日々よくない方向へ進んでいき時間の感覚がわからなくなってきているからだろう。ここまできたら、たとえ完璧に防御してもコロナにならないなんて不可能に思える。出来ることは、手洗い、うがい、マスク、それに僕は500mのペットボトルの緑茶を少しずつ口にして口に入ったかもしれない菌を緑茶で胃に流し込み胃酸で殺す作戦なのだ。
 
1枚目 その、金曜日の阪急梅田駅。ホンマに人がおらん。
 
2枚目 昼ごはん代節約と、久しぶりに弁当作り家の前の高瀬川の桜の木の下で食べたかった。天気よかったし。
 
3枚目 それから4時すぎにバッキーさんと「ちょっと飲もか」となり河原町までブラブラ歩いて新京極にある古い居酒屋食堂「スタンド」へ。いつもは常連さんやら観光さんやらで常に満席やのに僕ら以外に2人だけ。どこも大変やのー。その2人は若いカップルやったがその若い女性のオッパイがはちきれんばかりの白いシャツ。俺は最初からその若い女に注目していたが、さすが街の先輩や。俺に静かな声で「泰三君、あの後ろの白い…」と、そこまで言いかけた瞬間「オッパイでしょ」と言うと、60すぎのおっさんと53のおっさん2人で、よーやからんがグラスを合わせ乾杯した。
 
4枚目 それからバッキーさんとは解散してまだ7時くらいやったから、京都の師匠「居酒屋割烹 楽庵」の大将に会いに行く。大将との会話してるだけで俺が一人前の料理人になった気持ちになる。カスカスやのに。飛び切りの刺身と熱燗。刺身は冷たいほうが美味いから、常温なる前には食べきらないと損した気分になる。ところがこの夜は、ゆっくり刺身と熱燗と俺と、この3点が一つになりたかった。ゆっくり楽しんだ。熱燗3本。冷酒の吟醸もえーが寒い夜は熱燗やね。
 
5枚目 昨日、久しぶりに元町に行った。月曜日、銀行にカードの入金しに。元町には2週間ぶり。
 
元町はガラリと変わっていた。店、閉める前には毎日のようにお茶してたデリカフェは閉店してて、大丸もクローズやし森谷のコロッケも誰も並んでないし南京町のあの豚饅屋もガラガラで驚いた事に10個入りをパックにして「豚饅いかがですか」と呼びかけていた。
 
コロナは、これから長い旅になるやろう。我々自営業は国からの補助がない限り100%倒産する。家賃、雇用、生活費…
 
それなのにあの安倍は…

2020年4月9日木曜日

引越し

今日、家の冷蔵庫や洋服ダンス、机、お店の食器などほぼほぼの荷物を引越し屋に頼んで塩屋の自宅から京都の新居に荷物を運んだ。もちろん自宅は置いとくし京都の家は仮住まい的なあつかいやから、最低限のあつらえで十分や。シャワーとベッドと台所。それでいい。
 
引越し屋が荷物を新居に入れてくれ、お金渡して1人新居で缶コーヒー飲んだ。それから家の辺りを散策した。家の前は高瀬川。高瀬川の流れは優しくて、ゆっくり流れる水面には桜が散り始め、浮いた桜の花を見てるだけで「思えば遠くに来たもんだ」というフレーズが浮かんだ。
 
まだ新居には、なにもないから1時には京都を離れ車を飛ばして神戸に帰る。
 
帰宅してテレビをつけるとコロナの報道。
 
俺は今は餃子焼いてないから無収入。手元には新しいお店の改装費を払えばカツカツになる。こんなギリギリの自営業はおそらく7割はそうやろう。
 
国からの助成金がなければ確実に夏が来る前には破産になる。コロナ融資があれば生きのびるが、いずれそれもなくなるだろう。これは俺にも当てはまる。
 
俺の感覚ではコロナ恐慌は野球で言うと一回の表。まだ、始まったばかりやと思う。

2020年4月7日火曜日

バッキー井上さん

4月3日
 
この日は昼の12時に京都の店舗で冷蔵庫屋のホシザキと打ち合わせ。12時に着かなあかんから9時には塩屋を出た。JRで。大阪過ぎたあたりでバッキーさんから「いつ京都にくるねん」とメールが入り、今京都に向かってますわ、と伝えると昼ごはんにお好み焼きいかへんか、と誘われた。ほな打ち合わせ終わったら電話しますわと。
 
打ち合わせは、いかんせん4坪の狭い店やからなかなか難しい。ホシザキに全てを任せた。
 
1時に藤井大丸前でバッキーさんと落ち合いタクシーで七条川端のお好み焼き「吉野」へ。吉野は路地入った奥にある古い昭和なお好み焼き屋さん。そこで豚焼きと大瓶から始まりお好み焼き、ホソ焼きともう1本大瓶と「アカ」という名のチューハイ飲んで昼からフラフラになり、「泰三君バイク買うならバイク屋のツレ紹介するわ」とバッキーさんの同級生のバイク屋まで歩き紹介してもらう。
 
それからタクシーで錦市場のバッキーさんの漬物屋の横にある立ち飲みでウイスキーの水割り数杯飲んでBAR「タバーンシンプソン」で水割り数杯飲んで祇園まで歩き「肉割烹 安参」で肉の刺身と芋の水割り飲んで祇園の不思議な洋食屋でまた飲んでからが記憶ないわ。ただ覚えてるのはいく先々で「裏寺でこいつ餃子屋するから行ったってな」と紹介してくれた。その気持ちがホンマに嬉しかった。
 
それからいつ解散したか記憶なしでおれもたいがいフラフラやったから神戸へ帰る電車はあきらめ京都駅スグソバにあるアパホテルにチェックインして、酔つとったから「第一旭」のラーメン食べた。   
朝、早めに起きて神戸へ帰る。
 
途中、六甲道で下車。灘温泉の六甲道店で2時間。アルコール抜く。
 
京都から大阪までの車窓から満開の桜を眺めた。
 
来年は、ゆっくり花見したいなと切に願う。

2020年4月2日木曜日

 
 
思いのほか日本政策金融公庫の面談が早く終わったのでそのまま垂水まで行き駅前の居酒屋で1人祝杯あげた。よーわからんが「お疲れ様」と。1人で飲んでたら寂しくなりツレにメールしたら「須磨の焼き鳥屋いかへんか」と。
 
それから須磨の焼き鳥屋でツレのワイフも参加してワイン3本開けて新長田のイタリアンに移動してワイン2本。誰がお勘定したか記憶ないの巻。
 
朝起きて、今日は京都の家と店舗の鍵もらう日やからスッキリせなと午前中に六甲道の灘温泉に行きサウナ水風呂の行ったり来たりでアルコール抜き顔の腫れも落ち着かせ快速で京都へ。
 
家の不動産屋の鍵渡しは近鉄桃山御陵前駅前の長栄ホーム。駅前に昭和な市場アーケードあった。こうゆう発見は楽しいなぁ。
 
鍵もらい桃山御陵前駅から地下鉄線に乗り四条。それから阪急に乗り換え河原町駅。河原町駅は新京極にある不動産屋さんに店舗の鍵をもらいに行く件で。つまり今日は京都の家と店舗の鍵渡しの日。よーわからんが、何かが始まった。実感ないけど。
 
5時半に、店舗の内装屋さんの内田さんと新しい店舗で工事の打ち合わせ。内田さんは店舗の「しのぶ会館」専属の内装屋さん。バッキーさんいわく「めっちゃ良心的なオッチャンで会館の事は丸投げしとき。棚も作ってくれるわ」との事。ゆーか俺は京都に知り合い4人しかおらんし京都の事はバッキーさんにおんぶに抱っこやねん。ちなみにその知り合いの4人は
 
バッキーさん
烏丸にある居酒屋割烹「楽庵」の大将
御所南にある「焼鳥とりこ」のにいちゃん
千本日活の焼肉「江畑」のタクヤ
 
内田さんと打ち合わせが終わりその後、酒屋の丸山さんの担当と打ち合わせ。
 
打ち合わせが終わり、それから1人でメジャーで寸法測り冷蔵庫が入るか、生ビールのサーバーが入るかカウンターの高さとか測ったがいかんせん4坪の店舗。かなり難しいと思う。メニュー減らさなアカンやろなぁ。まあ、全てはやってみなわからん。結論から言えば「どないかなるもんや」
 
7時頃にシャッター下ろしてかなりのハラヘリ状態やったから新京極にある「スタンド」に行く。スタンドはまさかの10人しかお客さんおらん。テレビは志村けんの特番。
 
これから始める京都のお店、オープンしても数ヶ月。なかりヒマやと思う。
 
コロナ
 
マジでヤバイと思うなぁ

2020年4月1日水曜日

今日から京都への準備始まる

昨日、元町駅北のお店で厨房機材のホシザキと京都のお店で使う台下冷蔵庫の打ち合わせする。それが終わりシャッター下ろして鍵を隠した。もうこのお店とはオサラバ。明日から次の人がこの店舗で開業への準備が始まる。それぞれのドラマが始まる。
 
シャッター下ろしてこの店舗に背を向け駅に向かう。行き先は日本政策金融公庫がある神戸駅へ。コロナ融資の申し込み。コロナ融資やが今まで数々の融資を受けたがこんなゆるゆるの融資はないな。納税証明書なしなんて。俺は経済の事はそんな詳しくないが7月あたりからボコボコ倒産する会社が出てくるやろう。資金が底をつき倒産。そのための融資があるがやっぱりキツイと思う。俺にもガチで言えるがこれからどうなるんやろか。
 
我が家は今、お店の食器やら本やら厨房の機材がドッサリありひっくり返っている。京都への引っ越し。新しい店舗の準備で大変やけど、まあ一つづつ片付けていくしかないな。
 
今日は京都へ。
 
京都の住まいの契約。新しい店舗の鍵もらう。店舗の内装屋さんと打ち合わせ。会ったことない酒屋の担当者と打ち合わせ。
 
これら全ては「人生の駒を前に進めている」ということや。新しいステージへな。