2020年12月11日金曜日

師走

四条河原町西にあるドトールの四条通が見えるカウンターでこれを書いている。流れる音楽はクリスマスソングだが、いつもなら幼少の頃クリスマスソングを聞くとケーキ屋の前には箱に入ったクリスマスケーキがいっぱいに並べられ、夜の街には年末で浮かれている大人があふれるほどにぎやかだったが、今年はその師走という言葉すら聞かない12月だ。いろいろあるが、せめてお店に来てくれるお客さんには美味しい餃子を食べて少しでも楽しい時間を過ごして欲しいな。今は小さな種を植える時だといい聞かせてる。必ず芽が出て時期がくれば花が咲く。信じるよ。花のデカさなんか関係ない。花が咲くだけでいいんだと。
 
京都に来て半年が過ぎた。以前は京都に来たらよく見かける和服レンタルした若い女性を見るとレンタル丸出しで少しダサいなと思っていたが今は違う。あの和服レンタルギャルを見ると、京都の持っている魅力の底力を感じ、その魅力に助けられてながらやっていけるとパワーもらえる。やっぱり京都って凄いなと。
 
1枚目 バイトの京産の学生。こいつは学食の300円のウドンが高いと感じ、卵かけご飯ばかり食べてるスーパーマジメ君。普段の食生活で満腹になることないから、まかないの餃子を12人前食べて喜んでる。
 
2枚目 四条河原町にあるミンミンに行った。やっぱりミンミンは美味いわ。
 
3枚目 いつも行く大黒湯で舞妓さんの履物が並んでた。そんな大黒湯がたまらなく大好きだ。番台の女将さんが銭湯のドアを開けると「おいでやす」と言う。そして帰り際には「おーきに」と言ってくれる。俺は京都に住んでいるんだなと。
 
4枚目 この大黒湯の看板がたまらない。温かい。これから寒くなる。この看板がさらに温かくなる。
 
5枚目 可愛い息子が神戸からJRで京都まで来てたまに手伝う。手伝うのが飽きたら三階のサントリースカイというスナックでカラオケを6曲歌う。小学4年。抱きしめたい。