2018年7月21日土曜日

いーお店って…

少し前の休日に、三田にある温泉に行く前にとある認定ピザ屋に行った。店内はイタリアのピザ屋の職人の写真や、イタリアのナポリのジジイがピザ食べてる写真、この店のオーナーとイタリア人のピザ職人が肩を組んでいる写真が壁一面に貼られ、チョークでイタリアの国の地図も書かれていた。オーナーのイタリア愛が伝わるのだ。僕はピザの詳しい味の違いはわからない。ピザはなんでも美味いと思う。ジョリパのピザも美味しいと感じる。ところが、この認定ピザを食べてると口の中に小さな石のような塊が出てきた。口が出したがかなり硬い異物だった。これを言おうが言うまいか、悩んだがあえて言ってみた。どうするか知りたい。
 
そしたら店の女の子が平謝りした。僕も飲食してるから気持ちは痛いほどわかる。ぼくも同じ経験は一度や二度ではない。どう対応するか学びたかったのだ。女の子は丁寧に対応している。ところがオーナーは一言も声を出さず頭を軽くさげただけなのだ。でも僕はそれに対して何も思わない。いーのだ。逆にお金では買えない学習が出来たのだ。あー、こうゆうハプニングには、オーナーはまずなにをしたらお客さんに対して不快な思いをさせないよう、どうしたらいいかを学んだ。全て学習なのだ。
 
こないだのオフはスノーボード仲間が我が家で昼からワイン飲んでレデースが酒のアテ作ってくれてなかなか洒落た時間を過ごした。なにをしゃべったか覚えてないが、楽しかったよ。みんな、えーヤツばっかり。幸せよ。いろいろあるけどな。
 
元町に「カルド」ってピザレストランがある。ここのマスターは一度も一緒に飲んだことないけど、気持ちは、飲み仲間みたいやね。晩にたまに会うがマスターいつもええ感じで挨拶するねん。ええ感じとはお酒をこよなく愛している状態。こないだ、マスターが仕事上がりに餃子屋に来てくれたから、そのお礼といっちゃーなんだが、ランチに背の高い阪急沿線が似合う美人とおじゃました。
 
あんまりピザの味がわからん私だが、カルドのピザ、マジで美味い!ホンマに美味いわ!
 
私の経験上、酒を愛している人は舌も肥えてるし、笑顔もいいし、酒で失敗したことで人生を反省したことかなりあるから優しいと思うなぁ。
 
えーヤツにかこまれて、幸せですわ。
 
 

2018年7月19日木曜日

餃子専門店

餃子屋始めて20年経つが答えが出ない悩みや、いろんな葛藤や、売り上げや、とにかく悩み事がつきない。そして、その答えを出すためにいつもこう自問しているが、やはり答えを出せない。
 
開店当時は「餃子、蒸し鶏、キューリ漬け」の3品だけだったが、売り上げを伸ばそうといろんなメニューを増やしていった。それはそれでどうだろうと思う事がある。だって神戸で生き残っている餃子屋はどこも餃子一筋じゃないかと。
 
先日、よーいどんの番組で大東市の「餃子専門店丸正」のおっさんが取り上げられていたのでかぶりつきで見た。おっさんの一言一言を聞き逃さないぞと。もう、僕のキリストみたいなおっさんよ。餃子屋のヒントが山盛りトークやった。もちろん丸正は餃子のみ。
 
赤萬も、毎日チェックしてしまう。お持ち帰りがバンバン売れてるなぁ、と。
 
今日は、餃子の大学へ餃子定食食べに行った。やはり餃子一本よ。
 
思い切って、僕も餃子一本で勝負したいと思うが今さら出来ないわ。
 
でも実際どうなんだろうか?
 
表現は難しいし、合ってるかどうかもわからない。例えば、愛人よーけおる人生と、ただ一人のオンナを愛する人生。あー、これはまたちゃうか…
 
当たり前やけど、餃子の事ばかり考えている。
 
 
 

2018年7月10日火曜日

夏の始まり

1枚目 もう何年この桔梗は咲くのだろう。梅雨の始まる頃に芽が鉢から起きてきて梅雨の終わり頃に花が咲き始める。花のつぼみは15個ほど持ち順番に咲き始め、最後の一つが咲き終わるのに1ヶ月間ほど桔梗の花を楽しむことになる。その間は毎朝お水をたっぷり与える。最後の花が咲き終わると桔梗も使命をやり終えたのか、気がつけば全てが枯れてしまい鉢の中は土だけになり、その鉢に、なにが咲いてたのか忘れてしまうのだ。そうなると、土しかない鉢に、当然お水を与えることはないから半年以上ほったらかしになる。ベランダに出しっぱなしの鉢。それが梅雨が始まると可愛く小さな芽が出てくる。何年も同じ繰り返し。出来ればもう少し背の高い桔梗になって欲しいと願う。桔梗は、花の清楚で日本らしい紫の品のある花だが驚くほど強い花なのだ。
 
2枚目 愛する竜が学校で絵を描いた。たまらないという言葉しかでてこない。たまらないのだ。もっとたくさん絵を描いて欲しい。たくさんの色を使って欲しい。
 
3枚目 先日の梅雨前線で営業を取りやめ須磨から塩屋まで歩いて帰ったその須磨、塩屋間の道中、山陽電車の線路に山崩れで線路が封鎖された。コリャあかんわ。
 
4枚目 須磨から歩いた。膝が痛いので歩きながら人を追い越すことは一度もなく、みなが僕を追い越した。仕方ない。で、塩屋に着くのに1時間ほどかかったからオシッコちぎれそうになった。そやからというわけではないが塩屋に着くと「食堂しろちゃん」に駆け込む。やれやれ、今日はせっかくやから時を忘れてゆっくりしよう。まずはキンキンに冷えたチューハイやね。しろちゃんは、心のふるさと。パパさんもママさんも「たいぞうくん」と、呼んでくれる。ホンマに嬉しいのだ。
 
5枚目 竜に、夏休みにクワガタムシ取りに行こうと言ったのを覚えているようだ。七夕の願い事は、虫がいっぱいとれますように。
 
もちろん僕も、虫がいっぱいとれますようにと神様にお願いしよう。
 
虫がいっぱいとれますように!

2018年7月3日火曜日

大好きな京都、先斗町…

先日、古い友人夫妻と京都の焼鳥屋さんに行ってきた。カウンター8席で場所はどこやろか…説明できへんのは僕が京都の地理がイマイチわからんから。東西南北がサッパリんからん。神戸の人間は山と海が北と南やから話が早いが、京都はどっちが北か南かサッパリや。俺的には八坂神社と祇園と先斗町と鴨川しかわからん。あの焼鳥屋はどこやろか?四条河原町からタクシーで700円。そんなとおない。  
 
この日はワールドカップのジャパンの初日の曇のち雨な夜やった。雨の京都の夜。焼鳥屋のガラス窓からはアスファルトが濡れてテールランプが路面をロマンチックに光らすのが見える。その窓からは暗い山が見え、橋が見える。このお店は2回目やけど店主のにいちゃんとは仲よーさせてもらってると勝手に自認しているから注文する言葉は「みんな好き嫌いなんかあらへんから、にいちゃんの好きなよーに焼いてください」とだけ伝えて後はお酒を頼むだけにした。ただ、肝とツクネの卵は入れといてくださいと。
 
この夜はお店はゆっくりで貸し切りやった。そやから、にいちゃんともたくさんお話し出来て、グラスの白ワインのピッチはサラサラ進み、まるで旅先の居酒屋で時を忘れて飲んでるよーや。しかし、ホンマに美味い!京都から神戸にかえる河原町の電車は10時半やから、バッキーさんの店にも行かなあかんから9時まえにタクシーに乗り「先斗町まで」
 
バッキーさん…
 
僕の大好きな先輩。バッキーさんは僕にとって憧れであり、アニキであり、飲食業の先輩であり、洒落の塊であり、筆の師匠であり、これは絶対意味がわからんと思うが、六波羅蜜寺の仏像みたいな人。京都大丸でバッキーさんの個展をやっていたから、この日は京都に来た理由の一つ。うまいこと、伝えられへんわ。
 
9時に、バッキーさんの先斗町の立ち飲み屋に到着したらワールドカップのジャパンの試合が始まった。
 
気がつけば、立ち飲み屋はジャパンの応援で大騒ぎや。常連のオッサンが、どこで買ったかわからんが「たこ焼き食べて応援や!」と、みんなにたこ焼き配ってたわ。
 
なんやねん、この立ち飲み屋は。
 
ハッピーに、生きたい。
 
みんなの、願いや。
 
ハッピーに。
 
お前のハッピーはなんやねん?