2024年5月14日火曜日

太平の湯

大黒湯の後、近所のスーパー「フレスコ」で九条ねぎを買い家でネギのお好み焼きを夕食にした。アルコールは抜くとしたので水とお好み焼き。10時にはベットに入り本を少し読みYouTubeで雨音を聞きながら寝ようとしたがなかなか睡眠まで入らず眠剤のんで寝ることにした。明日は早起きしてタイムスで車借りてドライブする。あてのないドライブ。行き先の候補はあるが、明日の朝に決めるとした。

8時に京都南から名神に乗りなんとなく赤穂あたりまで行きカキフライ定食を食べそれから地元のスーパー銭湯「太平の湯」に行く。

今日は22時までいると決めたのでゆっくり岩盤し読書して、ここは贅沢に7000円払いマッサージしてもらう。マッサージの担当の人は元女子バレーボール選手みたいなガッチリ系。こりゃ期待大だ。案の定、グイグイ硬くなった筋肉の筋をほぐしてくる。「かなり凝ってますよ」と。俺はマッサージを受けるとよく「凝ってますね」と言われるが、もし俺がマッサージ師やったら同じ言葉を言う。肩凝りはなぜか「凝っている」と言われるとテンション上がるもんやねん。それでもその元バレーボール女子マッサージ師はかなり凝ってますと言うから本当にマッサージを受けてよかった。銭湯でもマッサージ。スーパー銭湯でもマッサージ。俺もなかなか疲れが取れない歳になったんかなぁ。嫌やなぁ。

太平の湯から見える淡路島。夕刻を過ぎると明石大橋から神戸空港に向かう飛行機が忙しく上空を流れていく。いつのまにか日は沈み橋の上には三日月だ。

さあ、京都に帰ろう。

大黒湯

夕方の5時あたりに大黒湯に着いた。明るいうちに大黒湯に行ける事はまずないから日中に見る大黒湯は新鮮だった。深夜、赤いネオンだけが怪しく光る大黒湯もいいがこうやってまだ日が落ちる前の大黒湯はどんな時間が流れているのだろう。

珍しくこんな時間に俺が現れると番台の女将さんは「こんな時間にどないしはったん」と聞くから「昼過ぎにお店に着いだけど、やる気なくて大黒湯に来てゆっくり浸かることにしたわ。忙しくて全然来れてなかったから疲れが溜まって働く気あらへん」と伝えたら、人間病気したら終わりやと一言。そりゃそうやと納得し俺は思う存分ぬくもる事にした。いつもなら夜が遅いので暖簾をしまう時間を逆算して温もらなアカンが今日はまだ夕方5時過ぎ。時計を見ないで大黒湯を満喫出来るぞ。昭和の時間が止まったままのレトロな浴室に入ると天井の大きな窓から柔らかい夕日が差し込む。湯煙に夕方の光が差しその湯煙が白く反射し美しい。体を洗い熱い湯船に浸かる。そして天井の光をずーっと眺めていた。湯船が熱い大黒湯。その熱い湯が体に蓄積された疲労物質を溶かしてくれている。

あー、休んでよかったったなぁと熱い湯船に浸かり無意識に目を閉じた。そうすると、熱い湯に包まれた俺の体は湯船と一つになり、俺だけの世界の中に封鎖され、それがたまらなく気持ちいい。目を閉じ聞こえるのは風呂桶が床に当たる音と湯船に落ちる蛇口から出る湯の音だけ。それからサウナ5回と同じ数の水風呂、そして電気風呂とジャグジーと激アツの湯船を繰り返し約2時間ほど温もり湯上がりに20円の昭和マッサージ機を6回、肩腰首を攻めまくる。

女将さんに、今日はおーきにやでと伝え暖簾を出ると赤い銭湯のネオンが静かに輝いていた。

2024年5月13日月曜日

休みことにした

今、いつもの河原町のスタバでこれを書いている。時刻は3時すぎ。昼過ぎにお店についたが、仕込みする元気もなくやる気が全く出なかった。どうも疲れがマックス溜まっている。後片付けが終わるのが以前なら23時半すぎには大黒湯に毎日のように行けていたが後片付けが終わりお店のシャッター下ろすのが2時の日が続き大黒湯にも1週間以上いけてない。その上、その大黒湯にある20円の昭和の風呂屋マッサージ機で肩やら腰をほぐしてないから首がカチカチで首がまわらない。首がまわらないのは肩だけではないのでさらに心身ともに笑顔がなくなってきたのでお店を休む事にした。支払いのATMだけ用事をすませ家に帰る前に少しカフェで甘いコーヒーを飲みたい。で、ここ河原町のスタバに来た。いつもは昼前にこのスタバに来ているが3時を過ぎたカフェは外国人ツーリストでいっぱいだ。おそらく彼らはこの時間にカフェで過ごす習慣があるのだろう。聞こえる言葉は英語以外の言語で、それを聞いているだけでも気分は落ち着く。よっぽど疲れているとみた。

休むと決めた瞬間から気持ちが楽になった。お店を開けたら数万入るがあきらめた。お金より休息を選んだ。お金をあきらめて正しい事もある。作られた笑顔は陰。よくはない。

一旦、帰宅して大黒湯に行こう。たっぷり湯につかりサウナでどっさり汗を出し水風呂で疲れを洗い流そう。大好きな大黒湯のマッサージ機でコリを取るぞ。

あまりみる事がない夕刻の四条河原町。それすらご褒美に感じるのだ。

2024年5月7日火曜日

GWが終わりやれやれの巻

GWがやっと終わった。GW期間中は稼がなと定休日の火曜日も働いたが、その火曜日はやはり定休日は定休日で6名のみの来客で身体の事を思うと休んだほうがよかった。そやからGW後半戦は疲れが取れず疲労感満載のまま働き、もちろん忙しく大好きな大黒湯も浸かりに行く時間もなくマジ疲れた。14連勤。そりゃ疲れるわ。挙句にGWで稼いだマネーも全て支払いに消えトホホの巻。まあ、そんなもんよ。商売ゆーたら。

それでもプライスレスな幸せもたくさんあるからやっていける。私ごとだが以前は日本の各地から来てくれて嬉しかったが今ではたった3坪の雑居ビルの2階の窓のないおそらく日本でも1番狭い餃子専門店に世界中から来てくれる。先日は俺は全く知らないけど世界的に有名なハリウッド女優が来てくれその場にいた外人の若い女性が気絶寸前に喜んで写真を撮りアメイジングと連発して俺まで嬉しかった。ついでにお店の壁にサインしてもらう。だが、それでも休みたい。疲れた。

今日はもちろんスーパー銭湯でゆっくりしている。お楽しみの晩御飯は行ったことない山科の鮨屋さんにした。予約の電話した際、名前を伝えると僕のことを知ってていてお互いテンション上がる。鮨屋の大将の声からしておそらく同い年あたりと感じた。それまでゆっくり岩盤浴で疲れを汗とともに洗い流そう。