2017年12月29日金曜日

デリカフェにて

12日の夜に怪我したけど、次の日から休みなしで働いている。左足にガッチリギブスやから不自由やし身体のバランスが悪いからコリでガチガチだ。その上、忙しかったり思った売り上げがない夜もあり、実は少し心が病んでいる。年末やとゆーのになぁ。
 
しかし全ては自分が蒔いた種。
 
なぁ…
 
今は、こうやって元町駅のデリカフェでパン食べて珈琲飲んで新聞読んでる時間が唯一の自分の時間でスイッチをチェンジするのに助かっている。やはり自分だけの「ひととき」は大切やねんな。
 
相撲の世界はわからないけど、貴乃花親方の苦しみや葛藤に比べたら、まだまだだ。
 
貴乃花親方に対する賛否はあるけど、私は100%応援する。
 
あーやって戦う姿から「私も頑張らねば」と。 
 
さあ!
 
働こう!
 

2017年12月24日日曜日

膝の骨の病気があるから杖を持っているが、その杖がとても役立っている。
 
ホンマは松葉杖せなあかんかもしれないけど、そこまで痛みはなくなってきたし杖のほうが使い勝手が慣れてるから今は杖をついて歩いている。だが、左足はガッチリギブスしているからひざを曲げられないので歩行がかなり不自由やし階段の登り降りも変なリズムで動いている。
 
杖の使用により、世の中の見えなかった「人の優しさ」がはっきりと見えた。
 
膝の具合がましになり電車で通い始めた。
 
そしたら驚いた事に電車に乗ると必ず席を譲ってくれるのだ。昨夜は、ヘッドホンうるさいチンピラロッカーの野郎が私を見た瞬間サッと立ちシャカシャカと漏れるうるさいヘッドホンとともに隣の車両に消えていった。だが昨夜は電車が混んでいて私のそばにお年寄りの婆さんがおったからその婆さんに座らせ私も隣の車両に移動した。そしたら若いOLさんがまたもやサッと立ち「どうぞ」と。ここはその行為に甘えて「ありがとう、助かります」と座った。そのOLさんは須磨を過ぎてもまだ立っていたので塩屋で私は下車する前に「ありがとうございました」と伝えたら「餃子屋さん、たまに行ってます」と言った。あーどうしたらいいだろう。
 
今朝は元町駅で有馬記念を買いに行く途中で、おそらく80過ぎのジイさんが私の前にジイさんのウデが差し出された。私はなんのことか一瞬わからなかったがジイさんが「これ、もたんかい」と階段降りる補助をしてくれた。80過ぎのジイさん。階段降りて、ありがとうと言ったがジイさんは馬券場にボロボロの新聞腰にさして消えていった。
 
昨日は、おそらく生後数カ月の赤ちゃん抱いた若いママが「どうぞ」と言って次の次の駅で下車した。
 
そうかと思えば「のけや」と言ったチンピラもおる。左手に握っている杖でそのチンピラの目を思いっきり突いたろかとぐっとチカラが入ったが、この杖は私の体の一部やし、宝物なんで、ジーっと睨み返した。そのチンピラは「なんやこら!」とチンピラの目の血管が見えるまで顔をよせてきたが黙って睨み返した。謝らないよ。
 
年末やし、休みないし、膝の皿は骨折しているし、いろんな問題は山積みやし、なかなかうまいこといかない。
 
それでも、街には実は優しさがあふれているかもしれない。悪い人はほんの一部かもしれない。
 
ただ言えるのは、杖をついて生きていると一日、何回も「優しさ」に出会える。
 
もっと頑張らないといけない。

2017年12月22日金曜日

元町駅のデリカフェ

このところ毎日、元町駅のデリカフェでモーニングしている。モーニングと言っても昼ごはんでもあるからモーニングじゃないかな。以前は昼ごはんはご飯大盛りの定食やないと、食べた気せーへんからパンなんかですまされへんかったけど、今はパンとコーヒーでえーわ。新聞はゆっくり読めるしカフェやから時間気にせんでえーし、カフェやから女性のお客さんよーけおるし(オバハンがほとんどやけど)、このカフェ来たら知ったとお店員ちゃんが笑顔くれるし、不思議と「駅ナカ」ゆーだけで落ち着くのはなんでやろか。
 
休みなしで働いてる。そやけど年末ゆーたら商売人は働くんやろなぁ。
 
昨夜はサッパリやったが今夜は予約パンパン。売り上げせななぁ。
 
新聞読んだけど、たいした記事はなかった。気になったのはこの広告。みんな部屋を綺麗にしたいんやろけどなかなか出来ないし、すぐにぐちゃぐちゃになるからこんな本が売れるんやろなぁ。僕もこの手の「整理本」何冊もあるわ。残念なことにこの「整理本」が枕元でガサッと置いてあるから話にならんわなぁ。あーシンプルな部屋にしたいなぁ。本気で整理したら、元々あんまり物がないから3時間あれば完璧になるやろうけどなぁ。実はインスタにも#整理整頓やら#収納やら#シンプルな部屋とかのプロの美魔女をフォローしている。
 
膝の怪我して10日が過ぎた。
 
松葉杖も両わきに挟んでいたが、今は片脇に成長した。その松葉杖もたまには以前から持っている杖も使用し始めた。
 
ギブスをしているせいか、街中のエロい女を見ても面白くないわ。
 
 

2017年12月21日木曜日

大森整形さん

膝の怪我から一週間。検査のためコープさん北の僕の主治医の大森整形に。レントゲン撮る。見た限りではなんも変わらんなぁ。今後のスケジュールを聞く。1カ月後にギブス外し固まった筋のストレッチしながら骨の経過をみる。2月の後半にはある程度は骨の再生ができてるだろうと。出来れば3月に、ゆっくり信州のゲレンデに行きたい。滑るのもあるが、やはり雪の信州を見たい。信州の温泉に浸かりたい。レストハウスでウイスキー珈琲飲みたい。
 
バイトの高校生が休みたいとラインきた。熱が38度出たから休ませてと。大丈夫かぁ、熱が下がればまた頑張ろうと。しゃーないから慌てて別のバイトの女子高生にピンチヒッターする。その女子高生と話の流れで熱の話になる。女子高生にこの体温計の話になった。そしたら女子高生が「この体温計の写真、ネットから引用した写真ですよ」と言う。うそやろ!見たら38度の体温計の写真がたくさん出てきた。これを撮りオレに転送というわけや。私の時代は水銀の体温計で、脇に挟み体温計のケツを指で叩いたら体温計は上がってきたもんやった。しかし、時代やのう。 
 
結論、嘘ばバレる。
 
大森整形の後、NHKそばの広東料理の名店「良友酒家」で、牡蠣焼きそばを頂く。焼きそばを食べに行くより良友のママと話をしにいったみたいなもんや。ママは僕の理解者。美味しいお店に美味いもん食べに行く。でも、一番の味はお店のママや大将とお話しして、いろんな話し聞いて生きるコツを教えてもらい人生のこやしにする。これが一番の味やと思う。
 
食べに行くだけじゃ、ね。

2017年12月16日土曜日

自業自得

この年末の忙しい時期に、なぁ…
 
こないだの火曜、小さな忘年会を京都烏丸の「居酒屋割烹 楽庵」さんで乾杯した。その時、知り合いの大阪の不動産の裏の仕切り屋のおじさんも「俺も行くわ」と参加されてワイワイしたわけや。元々、そんなに酒は強くないのに調子乗って盃を上げ下げしてた。また、楽庵さんの器には、たまらんお料理がまた時間を忘れさせる。それから大好きな京都の先輩のお店に行って、京都の夜を満喫して阪急で帰る。その阪急の烏丸の改札前で思いっきりこけてひざの皿をパックリ割ってしまった。
 
朝、かかりつけの大森整形さんでレントゲン撮ったらパックリ割れたひざの皿のレントゲン。そのままギブス足首から太ももまでガチで。
 
全治2カ月。ギブスは1カ月。その後リハビリ。
 
それまでは松葉杖がないと、どないもならんわ。
 
しかし、なぁ…
 
とにかく、俺は怪我の多い人生やのう。
 
昨夜、オレをよー知っとうねえちゃんがお店に食べに来た時の言葉が効いたわ。
 
「泰三、今までの怪我おもたらこれは軽症やな。楽勝やん」と、笑われた。
 
なるほどなぁ、人生は考え方やなぁ。
 
怪我のショックも落ち着いた。
 
今日から「松葉杖から学んだこと」を意識してみよう。

2017年12月12日火曜日

今年最後の休日

僕は同い年でサッカーのレジェンドのカズが大好きだ。サッカーの事はよくわからないしサッカーのルールも実はよくわからない。もしかしてカズと知り合っても「なんやこいつ、生意気なヤツ」だと思うかもしれないが、それでもカズが大好き。それは、カズは年齢関係なしに前を見て頑張っている姿にこっちがファイトをもらえる。あー俺もまたまた頑張らないと、と思いさせてくれる。そのカズがたまに日経新聞にコラムを書いてそれを読むのが大好きなんだ。今回のコラムもよかった。最後の一文に「つながりを大切に」と書いてあった。僕もそれを意識して生きていかないと。
 
先日、姫路の書写山にお参りしにいった。いろいろつらい事がかさなる。なにも人生楽しい事ばかりじゃないしね。ほとんど石ころの上を裸足で歩いている気がする。初めて書写山に登った。
 
その書写山に登ったのもよかったけど、その前に腹ごしらえにスマホでピコピコ探して行った石釜ピザのイタリアンがよかったなぁ。赤穂の有名な名前は思い出せないが石釜ピザ発祥のピザ屋で修行した人が焼いているピザ。探していったら普通の住宅街の中にポツンとあった。外観もめっちゃイタリアを意識した感じでもなく、「これ、大丈夫かな」まあ、ここまで来たし、行ってみるかと。
 
最初はガラガラやった店内もみるみるうちに満席になりカウンターの中で店主の男性が慌ただしくなりだしホールのねえちゃんも全てに追いつかなくなりだした。途中、店主はホールが手順を間違えたのか怒ってたりした。でも僕はお店で忙しい時の自分となんも変わらんことをしているから、そのパニックな厨房を見てたまらん共感が湧きこのお店が大好きになった。僕はカウンターに座っていたから店主の方に「僕は食べるの遅いからゆっくり出してください」「忙しい時、なんですがめっちゃ美味いですね」と言って薄目のコミュケーションを取った。ピザもアクアパッツァもドルチェも珈琲も本当に美味しかった。バイトが1人しかいない。つまり、どの店も人で困っている。アルバイト募集してもこないのだ。また、そこも共感出来る。あー姫路の住宅街のピザ屋さんも戦っているんだ。俺も頑張らないとな。
 
書写山で、お参りしてご利益よりも実はこの石釜ピザ屋さんで見たシーンのほうがご利益やったんだよ。
 
今日は、大好きな京都烏丸の居酒屋割烹「楽庵」さんで寺夫妻と忘年会。
 
明日からは30日まで突っ走るぞ。

2017年12月7日木曜日

小春日和

小春日和とは、春先のポカポカと思っていたが寒い冬のポカポカがそうらしい。
 
1枚目 大好きなカキフライ定食の季節がやってきた。カキフライは自分で中華鍋にたっぷりの油でカリカリに仕上げるのが1番だがめんどくさいから元町の金時食堂で食べるようになった。もう3回カキフライ定食した。カキフライ定食の時は白米に塩をサクサクふる。
 
2枚目 京都烏丸のジュンク堂でこの本を見つけアマゾンで今クリックした。とんでもない女好きでスケベしたいから仕事に打ち込み何億も財を成したオッサンの自伝から何かを学びたい。お商売の先輩の話が聞きたい。
 
3枚目今朝の新聞から。NHKが受信料をテレビ置いてる全家庭から徴収出来ると最高裁が判断した。なにも怖くない。払わないから。
 
4枚目 今年もルミナリエが明日から始まる。儲かるのは警察みたいな服を着てる警備会社。ルミナリエが大好きだという神戸の友達が1人も聞いたことない。毎年だが、今年が最後だと願っています。
 
5枚目 酒場ライター、京都の漬物屋のオッサン、僕のたった2人しかいない京都の友達でもあるバッキーさんが連載してるから毎月ダンチューという食の月刊誌を買う。バッキーさんの言葉のチョイスが洒落ている。
 
どう見てもオッパイパンパン美魔女
 
黒のタイトスカートぴちぴちOL
 
本屋でレジ打つ顔は普通やけど異常に指が細長くキレイな28くらいの彼氏いない歴3年の巨乳さんの次に大好きな人。
 
バッキーさんのコラム読むためにミーツとダンチューは毎月買う。
 
さあ、今日もいらっしゃい!と、声を出す。

2017年12月6日水曜日

クリスマス

昨夜、早めのクリスマスをした。
 
12月のラスト二週は休みなしで営業するつもりやから早めにしようと。
 
仕入先の元町のワインショップ「ジェロボアムの安藤さんに、安藤さんが大好きなお店は?と、うかがうと「ハンズ近くのソンヒィルトルです」と教えてくれた。リーズナブルでとても丁寧なお仕事されてますと。マスター1人でされてます。ぜひ行ってみてください。ふだんはうどんや定食ばかりの食生活。これじゃまともな料理つくれないし自己啓発出来ない。だらしないおっさんに向かって歩いている。時にはナイフとフォークしなきゃと。辛い時こそ胸を張り堂々と歩くのだ。金に困ってないオーラを身にまとうのだ。ソンヒィルトルさんに予約の電話を入れたらなんと驚いたことに「古屋さんのお店に行ったことありますよ」と。嬉しい!
 
ソンヒィルトルさんは、カウンター一本のシンプルなスタイル。照明もソフトでお店に流れるサウンドがとてもクールで大好きなふた昔前のJAZZやボッサがセレクトされていた。お料理はもちろん抜群でマスターの前に出ないトークが心地いい。お商売の話、今までの料理のマイストーリーをお互い話してとてもいい時間を過ごすことが出来た。また、頑張ろうと。ちゃんとした仕事をしようと。素晴らしい尊敬できる料理の仲間が出来たと。
 
それから、京都に向かった。
 
それは、ただ神戸から離れたかったし京都の都ホテルのバーでジントニックを飲みたかったから。
 
京都大丸あたりに用事があり錦市場あたりを散策する。新しく餃子専門店が出来ていた。外観もメニュー構成もオレにはなんの魅力も感じられない。オレならこーする。それから時間がありジュンク堂に入り本棚に並ぶ新書に視線を流してた。大阪京都ミシュランの本を手にとりペラペラ見てたらビブグルマンに以前一度行ったことある京都祇園の「歩兵」が掲載されていた。オレもいつかここに載りたい。素直に思うよ。亡くなった母を喜ばせたい。京都で店を出し、京都でミシュランは無理やけどビブグルマンなら狙える自信はガチである。今は正直ドン底やけど、今に見とけよと。
 
 都ホテルのバー。
 
火曜やからかとても静かな夜やった。
 
さあ、12月。
 
美味しい餃子を焼くことに専念する。

2017年12月1日金曜日

渋いなぁ

昨夜、ジンリッキーが飲みたくなり神戸駅スグのBAR一宮さんでライムがギュッと効いたジンリッキーと、口の奥からジワっとツバがあふれるギムレットをいただき酒に弱い僕はフラフラになり最終電車で塩屋に着き駅前のコンビニでこんな雑誌を買った。
 
俺も歳とったなぁ
 
でも、読みごたえあるわ。
 
鶴田浩二、渋すぎるわ。
 
51にもなるのに、なんの説得力のないこの俺やからこそ、こんな言葉にグッと惹かれる。
 
この言葉に、1ミリでも近づきたい…