先日、姫路の書写山にお参りしにいった。いろいろつらい事がかさなる。なにも人生楽しい事ばかりじゃないしね。ほとんど石ころの上を裸足で歩いている気がする。初めて書写山に登った。
その書写山に登ったのもよかったけど、その前に腹ごしらえにスマホでピコピコ探して行った石釜ピザのイタリアンがよかったなぁ。赤穂の有名な名前は思い出せないが石釜ピザ発祥のピザ屋で修行した人が焼いているピザ。探していったら普通の住宅街の中にポツンとあった。外観もめっちゃイタリアを意識した感じでもなく、「これ、大丈夫かな」まあ、ここまで来たし、行ってみるかと。
最初はガラガラやった店内もみるみるうちに満席になりカウンターの中で店主の男性が慌ただしくなりだしホールのねえちゃんも全てに追いつかなくなりだした。途中、店主はホールが手順を間違えたのか怒ってたりした。でも僕はお店で忙しい時の自分となんも変わらんことをしているから、そのパニックな厨房を見てたまらん共感が湧きこのお店が大好きになった。僕はカウンターに座っていたから店主の方に「僕は食べるの遅いからゆっくり出してください」「忙しい時、なんですがめっちゃ美味いですね」と言って薄目のコミュケーションを取った。ピザもアクアパッツァもドルチェも珈琲も本当に美味しかった。バイトが1人しかいない。つまり、どの店も人で困っている。アルバイト募集してもこないのだ。また、そこも共感出来る。あー姫路の住宅街のピザ屋さんも戦っているんだ。俺も頑張らないとな。
書写山で、お参りしてご利益よりも実はこの石釜ピザ屋さんで見たシーンのほうがご利益やったんだよ。
今日は、大好きな京都烏丸の居酒屋割烹「楽庵」さんで寺夫妻と忘年会。
明日からは30日まで突っ走るぞ。