2023年9月27日水曜日

塩屋に帰る 9/26 夜の部

夜、大好きな西明石にある居酒屋「万安」にいく。ある雑誌の元編集長を誘ってここに来た。万安の魅力はこの短冊につきる。達筆な字はおじいちゃんが書いてる。揚げ物、スジのどて煮、明石の昼網のツバスや蛸、すべて優しくて酒がすすむ。酒はビール、日本酒は菊正宗、チューハイにハイボールとシンプル。万安のチューハイは、いいちこを布引レモンサイダーで割るシンプルな作り方だ。これを知って以来、僕のお店のチューハイは全く同じ作り方にしてる。少しでも万安に近づきたいのだ。このチューハイはケミカルな味は一切なく酔いも健全で何杯でもスルスル飲める。そして料理の味と戦わないのがまたいい。

今夜の造りはツバス。これは京都では食べれない。明石の昼網のツバス。ハモの天ぷら、穴子のだし巻き。サービスで蛸の白味噌あえを頂いた。ハイボール、ビール、日本酒、チューハイとたくさんのお酒を飲み、酔っ払ってしまったがそれでいい。お誘いした編集長との会話も学びばかりで、話もオモロイ。だから過ごした時間が楽しくそれで飲み過ぎたのだ。何時ここで飲み食いしたのかわからない。いつの頃からか飲食店に素人が点数をつけるようになったが、そんな数値化して何になるんだろか。こんな素敵なお店に点数などない。ここに座れるだけで幸せがそこにある。そう思う。

飲み過ぎて京都に帰りたくなくなった。

みんなと解散し、僕は塩屋に帰った。