2023年10月10日火曜日

櫻バー

その居酒屋の名は「櫻バー」だがBARではない。美味い酒と新鮮な刺身、揚げ物、京都を感じられる一品がそろう清水五条大和大路上がったとこにある家族経営の優しい居酒屋。なぜバーという屋号かと大黒湯のサウナで聞いたことがある。先々代の大昔、以前日本では酒を提供する場をカフェーやバーと表現していた時代の名がそのまま今に至ってますねんと教えてくれた。なるほど。そこで僕は2つの学びがあった。一つは先々代からの屋号を少しも変えず今も続いていることに。それと、そのバーという居酒屋の屋号のズレのかっこよさに。

風呂上がりの8時に1人暖簾をくぐる。

56の男1人で京都清水五条の居酒屋に行く。それだけで、そんな自分にまだ酒も飲んでないのに酔いしれる。俺は今、ここ清水五条大和大路の居酒屋で飲む一人酒する夜が始まったのだ。

大将は「狭い席ですが」と言ったがそこはカウンターの左端になり、冷蔵ケースがカウンターにせり出してありその分少しだけ狭くなっているが実はそこは、たまらん特等席であり大将が揚げ物したり調理するその前やから、常に大将と話せる席なのだ。

揚げ物、造り、湯葉、てっぱい(ぬたあえ)
ビール、日本酒、ハイボール

大将とは競馬の話しや大黒湯の話しで、さらに酒が進む。

飲んだ酒は3杯でベロベロ

その後、バッキーさんとみ寿司、祇園のIKKOさんのBARに行きさらにベロベロ。
 
朝起きたらゴミ箱にどんベイのきつねうどんがほかされていた。