2019年1月28日月曜日

日曜日の夜

このところ、酒を1滴も飲まないようにする夜を作っている。今、ふと思ったが「作っている」というフレーズから昔、小学生の頃「プラモデルを作る」という事を思い出した。プラモデルを作るとは、まずプラモデルの箱を開け、作り方の説明書を読み、その通りに、その順番で作る。完成するまでゼロからのスタートで、完成というゴールに向かうのだ。
 
酒を1滴も飲まないようにする夜を作る
 
酒を飲まないと決意し、仕事中少し喉が渇いて生サーバーからほんの少しだけビールを飲むという誘惑にも打ち勝ち、仕事が終わって、さあビールでも一杯という「お疲れさんビール」も我慢し、帰り道にのコンビニで缶のハイボールの歩き飲みも忘れようと努力し、最後にベッドに入り睡眠薬を炭酸水で流し込み眠りに入る。
 
酒を1滴も飲まない夜を完成するまでには、そこにストーリーがあるのだ。
 
なんの話やねん。
 
昨夜は、金曜日も土曜日も一滴も飲まないという困難にも打ち勝ち、よし!日曜日も抜きたいとしっかり決意したが、お店がヒマで、なんやもうえーわ、な気になりコップ一杯ビールを飲んだがそれが今まで張っていた硬い糸がフニャとなり、ポカリスエットのように生ビールを仕事が終わるまで飲み、ハイボールにも手を出して、シャッター下ろして小腹がすいてどこぞで夜食しようと元町駅あたりに行った。開いてるお店は、吉野家かマクドかCoCo壱かやよい軒しかない。どれもホンマに行きたくなかったからそういえば一軒、激安のチェーン系の焼鳥屋があるから思い切って入り、皮やつくねや肝やらをハイボールで。あたりを見回すとそれまで6割くらいのお客さんが気がつけば満席になっていた。元町駅あたりには夜の居酒屋が一軒もない。だから、この辺りで働いて仕事中仲間と飲むお店はここしかないから11時過ぎてからでも満席になる。
 
つまり、商売は、他に競争相手がいないと一人勝ちのチャンスがあるという事を学んだ。
 
今は月曜日の昼前やけど、まだ昨夜の酒が残ってる。
 
今日は100%酒を抜く。 
 
そうすれば、明日の朝が爽快で気持ちいい休日のスタートを迎えられる。