2019年1月12日土曜日

カキフライ定食

牡蠣のシーズンが始まると週一は、ここ元町駅東口南下がるの元町商店街手前にある神戸の大衆食堂の代表格「金時食堂」のカキフライ定食をいただく。ご飯は大盛りにして腹一杯にしてもうこんな日は、寝るまでなにも食べない。満腹にさす、というよりも、カキフライの衣のサクサクと、柔らかクリーミーな食感がご飯をエンドレスにさすのだ。生牡蠣やカキフライと食べながらいつも思うのだが、いったい牡蠣の味ってどう表現したらいいのだろう。クリーミーという言い方もあるが、牡蠣は海のもので決してクリームではないが、牡蠣の味を表現する言葉がないから、クリームで片付けているのか。僕は漁港の磯やワカメや海の香りが凝縮されているといつ
も思う。嗅いだ事はないが、牡蠣を引き上げる作業中、きっと牡蠣の香りで浜は満たされて最大限に深呼吸してみたい。特にカキフライは新鮮な牡蠣に高温が投入されるので、牡蠣の味や風味がもはやマックス。それを熱々のご飯と一緒に口の中で一体化というわけやから、並盛りのご飯じゃ追いつかないわけだ。個人的だが、僕はカキフライ定食のご飯には必ず塩をふりかける。
 
今日もまた、金時食堂に行ってカキフライ定食をいただいた。
 
3月末までとしてあとだいたい12週間か。あと12回で今年のカキフライ定食が終わると思うと少なすぎる。