2024年1月4日木曜日

竜と志賀高原

今、二泊三日の息子と2人で行った志賀高原の帰りの電車でこれを書いている。長野発名古屋着の特急しなの。名古屋から俺は京都、竜は新大阪へ。京都でさよならだ。中学にもなると京都にわざわざ俺に会いにくるより友達と遊ぶほうを選ぶだろう。京都にも来なくなった。会えるのは冬のスノーボードの時だけになったがそれは仕方ない。それでも、こうやって二泊三日で過ごす志賀高原の時間は俺は楽しかったし、父親の気持ちにさせてくれてありがとうだ。あいつが暇さえあればスマホばかり見てるその姿を見てるだけでイライラする。一緒にご飯を食べたが好き嫌いはまあまあ激しい。それだけでむかつく。

それでもこの三日間は楽しく過ごす事にした。注意してその日から直るなんてありえない。それよりオモロイ魅力ある父親を選んだ。説教など一切なしだ。ただ、空手とサッカーをしているおかげか他人への挨拶だけはしっかりしていた。それでよしだ。

それより、俺と竜をつないてくれているスノーボードに感謝だ。リフト乗り降りする際に係員さんにへの挨拶をしろとは言わず俺が「ありがとう!」と言う。それを彼も少し真似している。ゴンドラ乗る時、ボードの雪を払うこともしていたし、ヨシヨシだ。今回は竜とコース脇に残されたパウダーを攻める遊びを教えたら竜はパウダーの魅力を知り楽しそうにパウダー遊びを覚えて、もう一つスノーボードの魅力を知ったと思う。カービングのテクニックはその次だ。まずは楽しむことが大切だと思う。とにかくスノーボードというカードがあるからこうやって志賀高原にこれたのだ。スノーボードに感謝だ。二日間、怪我なしで終われたので3日目は滑るのをやめた。これで怪我でもしたら来年がなくなる可能性がある。とにかく笑かす事に専念した。教育なんか一ミリもしなかった。本当は俺なりの男道をきっちり教えたいが奴はそんなのはウザイだけだろう。

宿を出る時に、宿の人にお願いしてシャッターを切ってもらった。その際、竜を俺の幼稚な笑いで爆笑させ最高の一枚が撮れた。一緒に過ごしてないがよく似たポーズだ。

もし大学行きたくなれば京都にして欲しい。