2024年1月15日月曜日

銭湯仲間の居酒屋にて

商店街を出て左に向かって歩くと洒落たイタリアンが開いていた。一度は通り過ぎたが今日は予定のない1日だったので、俺はさっきもコンビニで缶ビールを飲んでしまいただブラブラ歩いているだけだった。なんの予定のない一日、知らない街を1人で散策する。昼過ぎに開いているイタリアンを見たらもう少し飲みたくなった。イタリアンの扉を開けてスタッフに「ランチは何時までですか」と聞くと2.30ラストオーダーという。あと30分は過ごせそうだ。席に座り簡単な前菜とビールをいただく。店内を見渡すと石窯があった。ここはピザ屋と知る。

店を出て少し歩くと三条京阪駅に着く。あーここはその辺りやったんか。これはいい。このまま七条まで帰れる。家に着くと3.30。ソファに座ると1ミリも身体が動かない。疲れたのかそのまま1時間ほどソファで寝てしまった。目が覚めて、今夜の予定を考える。もう京都駅あたりに行く元気もない。家の近辺から離れたくない。ならばと、まずは銭湯に行きサウナどっさり入り電気風呂に浸かりリセットし、1人休日の第二部を楽しむぞ。チャリに乗り白山湯に行ったが暖簾は閉まってあり休みだったので以前は毎日行っていた梅湯に行く。梅湯はサウナの梅湯とうたっているが実は梅湯は水風呂がいいのだ。梅湯で2時間。サウナで汗を出しながら「このまま風呂上がって行けるのは櫻バーしかないな」となり電話するとかわいい女将さんが「カウンター前の狭い席なら」と言う。櫻バーのカウンター前の狭い席とは実は特等席なのだ。その席は大将が調理する持ち場の目の前であり、大将と話せれるVIP席なのだ。俺が1人で行く時は必ずカウンター左から3番目の席に座る。

梅湯を出て帰宅し、ほんの少しオシャレして清水五条から東へ。大和大路を上ると櫻バーだ。

この夜もやはり俺の席は左から3番目だった。アテは造り、野菜天ぷら、てっぱい。それと生ビール大と日本酒。大将と競馬の話と銭湯の話だけで1時間。だったそれだけの酒やのに、ご馳走様と店を出ると、どこを歩いているのかわからないほど酔っていた。

それから高瀬川そばにある美人ママのバーに行き、さらに酔いわまわる。気がつけば帰りにスーパーに寄りカレーの具材を買い、玉ねぎとスジ肉でニンニクどっさりカレーを作っていた。