2024年2月20日火曜日

志賀高原

毎年恒例のボード仲間と過ごす志賀高原ツアー。宿も定宿のサンバレーにある「志賀の湯」ここはご飯は美味い、温泉は掛け流し、若女将はべっぴんさんで優しくリフトまで0分。だからもう10年以上毎年来ている。志賀高原に来ているのか、志賀の湯に来ているのかわからないほど魅力がありここに来たくなる。

スノーボードのテクニックに対する向上心はあるにはあるけど、気持ちよくターンが出来たらそれで充分。雪が降るレストハウスでコーヒー飲んで本でも読んでゆっくり過ごす。ビールを飲む。それだけでも楽しい。

乗っているボードの板も20年以上昔の古い板を愛用している。これはボード仲間の松本さんからいただいたロシュニョールのアルペンの板でデザインもレトロで可愛い。もう新しい板は買いたいとも思わない。これがいい。むしろ、このレトロな板でカリカリのカービングターンを決めたい。俺の古いツレのサアーフアーで、宮崎で俺が教えた餃子を売っている奴がおるねんけど、そいつが宮崎の海でえげつない波のパイプをライドしている写真が宮崎空港に飾られてるほどの腕前のサアーフアー。一度そいつに宮崎に会いに行った時「泰三、板なんかなんでもええねん。こんなボロボロの板でバチっと乗るんがかっこえーねん」とボロボロのヤフオクで8000円で買ったサァーフィンの板を宮崎で見せてもらったことがある。俺はそのスタイルや生き方に俺も共感した。だから俺もそれ以来このレトロなロシュニョールの板を大切に乗るようにした。新しい板を買いたいとも思わない。それをカッコいいと自己満足している。

せめて趣味の世界は自由でいたい。