2024年3月26日火曜日

野沢の女

昭和の男は「港、港に女がおる」そんな梅宮辰夫に憧れたが令和の今、この俺がそうだ。

神戸にいる頃、冬が来ると兵庫県北部にある「奥神鍋スキー場」に俺を待つ女がいた。毎年、冬が来ると奥神鍋に滑りに行く。するとお決まりのレストハウスにMというナチュラル系の可愛い子が泰三さん!と俺を待っていた。そしてここ野沢温泉スキー場にも俺を待つ女がいる。俺も罪な男よ。

上の平山荘にはもう25年毎年通っているから女将さんも仲良しだ。可愛いんよ。今日は雨のゲレンデやからスキー場もガラガラ。レストハウスもガラガラ。「あらーまた来たの」と迎えてくれハイボールを飲む。30分くらいアルコールの酔いにまかせ、レストハウスの窓からガスで真っ白なバーンを眺めていたら「今回はいつまで」と、俺の横に椅子を持ってきて1人寂しい俺の話し相手になってくれた。

俺の隣に女が座り話し相手になっている。なんかこれ、したことある空気感やと思えば、これキャバクラやん。話の内容は「女将のシーズンオフの過ごし方」について。

男と話すより女と話す方が楽しいわ。