2021年8月12日木曜日

足が疲れる

入院中はほとんど歩くことがなかったから、どうしても足の筋肉が落ちている。退院してから少しでも体力をつけないと思いなるだけ歩くようにしているが、夕方に帰宅して晩御飯を食べるとすぐにベットに行き横になってしまう。足がだるくて重たくなり、なにをする気もなくなる。ベットに横になり身体の全てを無重力にして足を楽にしたくなる。ふくらはぎに鉛がぶら下がっている。松葉杖をついているせいか腰まで痛い。
 
昨夜、久しぶりに京都に帰った。きっと溜まっているであろうお店の郵便物を取りに行きたかったから。それに大黒湯にも浸かりたい。膝に金属を入れているからサウナは厳禁だが、とにかく大黒湯に行きたい。2ヶ月の入院で溜まった疲れをいやすのは大黒湯が1番なのだ。
 
1枚目 京都に帰る前に今回の主治医、中山先生がいる兵庫医大に行く。レントゲンと術後の経過を見る。いたって良好。
 
2枚目 JRで京都に着く。夜に京都駅に着くと京都タワーが輝いているシーンが大好きだ。ここから鴨川に向かって歩く。京都に住んで一年ちょい。それでも京都はまだ異国に思える。
 
3枚目 家に着き、急いで着替え大黒湯にチャリで行く。2ヶ月間、自転車をハイツに停めたままだったので盗難にあってる可能性も視野に入れていたが大丈夫だった。家から正面道に出て鴨川渡り東山に。それから東山五条上がり大黒湯へ。ところが大黒湯の看板が消えていた。まさか…と、思い玄関に行くとレトロなネオンが光っていたので安心したが大将にその事を聞くと大黒湯の看板の赤色が景観にそぐわないからと市から指導されたのこと。俺的に納得できない。帰る前に区役所に行き抗議しに行くと決意する。あの看板が消えていたら銭湯が閉まっていると思われるし、それ以前にあの看板は大黒湯のシンボルマークなのだ。ロゴが美しい。なにがいけないのかわからない。
 
4枚目 以前の大黒湯。この佇まいがたまらない。大切にしなければ。この灯りを。
 
5枚目 昼前に家を出て大黒湯の件で東山区役所に行く。その前に豊国神社の近くにあるうどん屋「まつ山」へ。きつねうどんと卵焼きをたのむ。驚いた事に、きつねうどんを注文したのに出てきたのは神戸で言う「きざみうどん」やった。では、いわゆる「きつねうどん」を京都ではなんというのか。
 
東山区役所に行き、大黒湯の看板について聞いてみたらどうやら役所と大黒湯の見解の相違の感がする。でも、そこはどうでもいい。とにかくあの看板に灯りを早く復活させたい。あまり出しゃばってはいけないのはわかっちゃいるが、次の手を打ちたい。
 
東山区役所からお店に行き郵便物のチェック。それから烏丸まで歩き地下鉄に乗り京都駅へ。新快速で神戸駅。それから普通に乗り換え塩屋まで。塩屋のミニコープに玉子と牛乳を買った。その玉子をカバンに入れようとした瞬間、玉子パックを床に落とした。見ると確実に2つは粉砕している。いつも思うのだが誤って玉子を落とし割れたら凄い損した気になるのはなぜなんだ。一個10円くらいなのに。帰宅して玉子パックをチェックしたら3個粉砕。
 
やりきれない気分になる。
 
罰として、今夜のおかずに玉子はなしにした。