大好きなスーパー銭湯で時々開催してる小さなピアノライブのピアニストがステージ4に。それでも元気一杯で演奏している。その音楽を聞きに祇園祭の美しい人と行った。
ピアニストは癌ステージ4の素振りは一切見せないで気持ちよくピアノを弾いている。曲と曲の間のMCも癌の事は触れず季節の話を軽くするくらいで笑顔を絶やさず、明るいクラッシックから山口百恵、ゴダイゴのJ-POPまで弾いてくれた。
彼女のブログを見るともうすぐ最終のきつい抗がん剤を始め怪我抜けると言う。手指がヒリヒリ痛いがピアノを弾く時だけは不思議と痛みが消えると。
ステージ4。どんな気持ちなんだろう。高校生の娘さんもいる。死は怖くないという。11月には大きなコンサートもするとの事。彼女はもう出来る事は限られているのか、やれる事は全てやろうの精神か。もし俺がその状況なら、何が出来るか。きっと泣いていると思う。
ならば残された俺は、大切に人生を歩いていかないと。俺に与えられた運命と餃子屋として出来るだけの可能性を生かさないと。
考えることばかりだ。