2022年12月15日木曜日

秋の終わり



月曜の夜。仕事が終わり最終新快速で塩屋に帰る。12月に入り、朝ベランダの扉を開け外の空気にあたると、もうすぐ冬がやって来ると感じる。俺なりに、まあまあ働いているつもりだが反省ばかりの毎日だ。明日いるものメモを使用後のコースターに書いてコースターの再利用をしているが時々その「明日いるものメモ」をお店に忘れ、ガッカリする事が一回二回ではないし、仕事の段取りも決して上手いほうではないと思う。実はお店も繁盛してるかしてないかわからない。味には自信あるがまだまだわからない事が多い。不安が離れない。そんな気持ちで56歳の12月が始まった。カウンター越しに、美味しいと言う声が聞こえる。その一言に救われる。
  

先週の休日、古い仲間が5人集まって塩屋の家でふぐのてっさと鍋を駅前の魚屋「魚一」さんにお願いして、ワインやスパークで昼から日没まで楽しい時間を過ごした。家でフグしたら安いわ。しかも美味い。てっさ食べ始めたのが2時くらい。この日は秋晴れ。気がつけばベランダから見える空もオレンジ色になっていた。思わずシャッターを押していた。


そろそろ本当に寒くなってきた。寒いので大黒湯までの道のりを思うとやめとこかなとよぎるが行って後悔しないし、やはりあの熱い湯に浸かりたい。花街宮川町を抜けていく。こんな町内の銭湯行く。マジで幸せ。