2018年4月17日火曜日

楽庵さん

先日、京都の居酒屋割烹「楽庵」の大将がお店に来てくれた。大将はタイガースの大ファンで甲子園の応援の帰りに立ち寄ってくれた。この日はタイガースは8対3の大差の勝利。そやから大将も終始ゴキゲンで、いいちこの水割りのピッチはキレキレのスピード。大将が来られるまではお店も静かなお客さんの入りやったが、大将が暖簾をくぐっていいちこ4杯目くらいからあれよあれよと満席になり、結局4月ナンバーワンの売り上げを記録した。タイガースも勝ち古屋も勝ったわけや。
 
楽庵さんは、烏丸の綾小路にあるが僕は京都の地理が全くわからんから綾小路ゆわれてもサッパリ。だいたい京都の東西南北がわからんから、北や東ゆわれても、なぁ。俺的に楽庵さんの場所を説明したら「大丸から八坂神社見て右に入って歩いたら左手にある」
 
常に予約満席で数週間前に予約しないと席がない。かといって敷居が高いお店ではなく、必ずどなたも楽庵ファンになり、また京都に来たくなるお店なのだ。魚料理はとびきりの鮮度、お野菜は季節を教えてくれ、大将セレクトの冷酒をいただくと、もう家には帰りたくなくなる。京都の夜に抱かれる。美味いアテとサケ。もう、たまらん幸せがそこにある。
 
そんな、京都の名店の大将がこんな僕のお店に来てくれる。
 
今は全て数字で評価されてなにもがわかりやすくなった。点数でお店が決められるが、僕はそれは違うと確信する。
 
僕は、お店の方に「あいつはえーやつですわ」と、言われる男を目指している。また、それに頑張ることが俺を成長させるのだ。
 
この夜、大将に無理を言ってお店の壁にサインしてもらった。
 
これを見て、また俺は頑張れる。