2024年7月30日火曜日

須磨駅 その3

快速は須磨駅に着いた。青春時代、夏は須磨で三宮の遊び人が集まり海の家で毎日のようにたむろしていた。あの頃、須磨の海岸には海の家が西から東へびっしり並び、砂浜にタオルを広げる場所さえ確保出来ないほど毎年何万人も来ていたが今やこの有り様。海の家はもう数軒もなく人がいない。

コパトーンって売っているのだろうか。
ひと夏の恋とか、夏の夜に線香花火がぽたっと落ちた時に初めてキスをしたとか、プールサイドからスマートに飛び込むハイレグやひと気のいない更衣室で燃え盛るようにやってしまったとか。

そんな夏をふと思い出した。