2022年11月8日火曜日

コンデジ

カメラと写真が大好きで神戸にいる時、毎年大丸の角にある無料のフリーギャラリーで写真の個展を出していた事がある。雪山や街角のスナップとか自作弁当の写真など。ところがその写真すべてはカメラ任せのセッティングで撮るだけだがそれでも充分楽しい。

先日、youtubeで西田航という写真家を知り、それから毎日仕込みしながら西田航さんのYouTubeを見ている。西田さんは男前でプロから僕みたいな初心者にもわかりやすい写真の撮り方をレクチャーしてくれ、すっかり西田航さんの大ファンになりました。しかも最近の西田さんはコンデジ(コンパクトデジタルカメラの略語)の使い方や、おすすめのコンデジを教えてくれて、もともとコンデジ派の俺にカメラや写真の楽しみ方にスイッチをズバッとオンしてくれたのだ。それから以前から所持していたコンデジを使い京都の身近なスナップ写真を撮りまくっていたが、そのコンデジが故障してしまい、1台ヤフオクで9000円でCanon S95をゲットする。そりゃSONYやCanonの10万くらいする最新のデジカメが欲しいが今は我慢だ。高くてカッコいいカメラを買う前にまずは9000円の中古カメラでカメラの使い方から学ぼう。9000円の中古で抜群の一枚を撮りたい。明日からブログの写真はCanon S95で撮った写真を使います。


一枚目  毎夜の大黒湯へ行く道中の宮川町。こんなにも風情ある京都の路地を自転車で銭湯に行く。いつまでも大黒湯があって欲しい。しかしいずれ閉店するのは確実だ。いつまでも、あると思うなその幸せ、だ。こんな景色をスマホではなくカメラで撮りたい。
 

二枚目   ベランダの桔梗の紅葉が最盛期を迎えている。この桔梗もおそらく10年以上の付き合いだが今年の秋、新たな桔梗の楽しみ方を学んだ。それは紅葉を楽しむことと咲いた花の後、花から種を作られる過程を観察する楽しみがあるんだと初めて知る。以前は夏がくるとツボミから花が一つづつ咲き始め、薄い紺色の桔梗の花が大好きだが、花が散りその花の後に、枯れた花から種が作られる。夏は暑くお水をたくさん与えないと枯れるから水分をたっぷり与え桔梗もパワフルだが暑い夏が終わり秋の訪れとともに桔梗も水分を必要としなくなり葉や枝も枯れ始め、ツボミに種が作られて桔梗も子を作り生きていくのだ。そう見ると、枯れかけた桔梗も逆に味わいがある。その美しさをこの秋、初めて知る。歳を重ねると見えていなかった景色が、見えてくる。


三枚目   今日の休日は京都でタイムズで車を借り神戸へ帰り太平の湯で7時間コースだ。ここでゆっくりブログ書いたり岩盤でどっさり汗出し、淡路島を眺める。その前に神戸の北区にある淡河の道の駅で十割蕎麦で腹ごしらえだ。蕎麦も食べたかったが秋の田畑を一度は見たいなと。しかし天ぷら蕎麦ってなんでこんなに美味いやろか。バリバリの手打ち蕎麦に塩だけ振って食べる蕎麦も食べた事あるが、俺はこんな天ぷら蕎麦が1番やね。

四枚目   その淡河の道の駅でお店の白菜を8個買った。それは売ってた白菜が黄芯という種類だったから。しかも地元産。嬉しい。


五枚目   太平の湯のテラスから淡路島を眺める一枚。このアングルは塩屋の家のベランダとほぼ同じ。神戸にいる時は、なにも思わなかったが離れるとたまらなく見たくなる眺めです。いい意味で、思いっきり溜め息を出そう。


六枚目   Canon S95。以前のはNikonの330だった。NikonとCanon。プロからしたらその違いはダイレクトに分かるのだろうが俺には今のところ全くわからない。それよりカメラ任せではなく、風景や被写体の変化に合わせてカメラを操作して完璧な一枚を撮りたい。西田航さんは、とにかく撮りまくれとレクチャーしてくれた。よし、ではガンガン撮るぞ。そうしてお気に入りの一枚に出会えれば。