2022年2月8日火曜日

休みは必要

最近、こう思うことがある。
 
それは、今、そこでそうやって生きている場所の事で、それを自分に言い聞かせるフレーズやねんけど、例えば「今、お前は藤井大丸の地下で晩御飯の賄い弁当を買っている」とか、「今、京阪電車の祇園四条駅から七条の家までの電車に乗っている」「京都の家に帰らず塩屋の家に帰るためにJRの京都駅で新快速に乗ってる俺がいる」とか、とにかくごく普通の日々の生活している場所のなんでもいいのだ。ただそこを歩いているだけの場所でもいい。
 
その場所にいる意味やら意義やらそのご縁とかを考えるようになっている。そしてその瞬間にいる場所のタイミングとかに感謝する。
 
なぜ、神戸で23年ほど餃子を焼いていた俺がなんで藤井大丸の地下におるんやろ。
 
今まで京阪なんか乗ったことない俺が通勤で祇園四条駅を使って七条まで帰宅している。
 
塩屋まで帰る最終のJRに京都駅から新快速に飛び乗りプシュっと缶ビールを開ける俺。
 
なぜ京都で1人で餃子を焼いているのだろう。
 
その全てに感謝の気持ちが沸いてくる。
 
思えば遠くに来たものだ。毎朝、ベランダから見える鴨川を見て一日が始まり、仕事が終わり銭湯で一日が終わる人生なんて考えてもいなかった。55も過ぎて、はらわたが煮え繰り返すほど悔しい思いや、自分の不甲斐なさやら、そりゃいろんな事があるけど、角度を変えてみたら、お前幸せやなと思わな。俺にまつわる全ての仲間に感謝やで。
 
今、その場所にいる意味を考える。それを考えると、その場所にいてる事に感謝する。また、その場所にいる事が楽しい。
 
1枚目 23年前の開業当初からあるメニューの蒸し鶏。その蒸し鶏につけるタレは何度も変えてきたが、今は生姜醤油に胡麻油を少し落とすヤツとピリ辛のタレの2種がある。が、神戸時代より京都は少し売り上げが薄い。なぜなんだろう。ならアピールの仕方を変えてみよう。やはり神戸は広東料理が強い流れがあるのか。自画自賛やけど、俺は大好きだ。大切なタンパク質やし。
 
2枚目 京都の食べ物を撮らしたら京都一番のカメラマンのハリー中西さんのインスタにこう書いてあった。こんなスーパー一流のカメラマンさんのコメントで、いろいろある俺が救われた。マジ嬉しいよ。ハリーさん、ありがとうやで。
 
3枚目 月曜日、お店を11時にシャッターしてタクシーに飛び乗り京都駅まで。それから新快速で塩屋に帰ったのがアバウト1時。風呂に入り爆睡する。やっぱり海の見える暮らしはいいなぁ。今日は節約のため、垂水の「太平の湯」で何時間も過ごすとする。節約と書いたが3500円で40分マッサージした。京都は好きやが京都を忘れさせてくれる太平の湯。いい休みやで。
 
4枚目 太平の湯で日経新聞を読んでたら、日本の冬季オリンピックのブーツを製作する会社の経歴の記事の一文。多角的な経営をされてる会社でいろいろチャレンジする際の気持ちがこれだ。「フロンティア精神が必要だ。撤退してもノウハウは残る」俺も今まで失敗のオンパレード。失敗からしか学びはないと55の時点ではそう思う。俺も大なり小なりノウハウは溜まってきた。このままでは終わらんからな。
 
5枚目 その日経新聞の広告から。食パンよりクロワッサン。もり蕎麦より天ぷら蕎麦。ラーメンはさっぱり系よりチャーシューめん。いろいろ落ち着いたらポチる予定。
 
どうも、エロより健康の比重が上がってきた。