2022年6月2日木曜日

8時頃に阪急河原町出発。9.30頃に夙川駅到着し駅前のマクドでモーニングし、それからシャトルバスで西宮回生病院へ。入院の手続きしてPCRで鼻に綿棒入れられる。その後昼ごはんして3時にシャワー浴びてあとはする事なし。夕方に久しぶりに屋上に出た。

あー、当たり前やが何も変わらない景色に心が安らぐ。眼下に広がる運河にはウインドウサーフィンしてる人や散歩している人が見える。昨年のあの頃は一カ月ほど車椅子から動くことが全く出来ず、不自由な動作で車椅子をこぎ屋上まで行きようやくテラスまで出て外の景色を見るのが唯一の楽しみだった。ただ流れる雲を眺めるだけで、その雲から大袈裟にも自分の人生と重ねて生きる力をもらっていた。それは心が弱っていたからだと思う。不思議なもので、見える景色とはその時の心の状態や環境で同じ景色でも心に響く声は違うものになるんだなと。景色からのささやきも違ってくるんだなと感じた。今では膝の痛みもなくスタスタと屋上まで歩いていくと、去年見えた景色には悪いが、ただの運河にすぎなかった。懐かしく思っただけであった。それよりも、明日の午後から全身麻酔して膝に入れてるプレートをメスで皮膚を切りドライバーでネジを取ることを想像するだけで足が震える。お店の包丁が少し指に当たりほんの少し血が出るだけでもまあまあ痛いのに。


1枚目 屋上からの景色。懐かしい。退院したら、もう見ることはないだろう。


2枚目 この病室も懐かしい。去年は2カ月もここで過ごした。梅雨の時期だった。ある夜、激しい雨音と雷が窓から響き寝れなかった一夜が忘れられない。退院してから不思議なもので、寝る際にYouTubeで雨音を聞きながら寝る癖がついた。


3枚目 これが病院の晩ごはん。味気はないが他人さんが作ってくれた料理は美味しい。しかも健康的だ。

明日はオペ。なにも考えず、看護師さんの言う通りに過ごす。やはり全身麻酔は怖い。