2021年12月7日火曜日

嵐山まで行かなくとも

紅葉が美しいと今更ながら思うようになった。
 
京都に来て、紅葉の話題をよく聞くようになった。嵐山とか南禅寺、東福寺、御所の紅葉が綺麗だとお客さんから聞く。先日、出町柳までリハビリしに行く整形外科でトレーニングしながら、そのリハビリ室の窓から見える北山か東山かわからんが少し離れた山に薄っすら紅色と銀杏色の、いやこれからさらに赤くなるような秋らしい景色を見て、なんだか秋はいいなぁと。そう思えば鴨川沿いの木々や高瀬川にも紅葉がそこにある。そこらじゅうの葉っぱが紅葉やなと。
 
お店は、忙しかったりサッパリやったりよくわからない。最近、ブログを読んでいますと以外なお客さんから言われ本当に嬉しい。少しでも毎日書きたいと思うが、こうやってゆっくり書くのも大切な時間だ。特に今日のような雨の休日の喫茶店で書くそのひと時。日々の暮らしに全てを忘れられる時間は大切だと思う。
 
お金は全く貯まることなく支払いに追われてマジブルーのオッサンの秋の暮らしフォトグラフィーを5枚紹介しよう。
 
1枚目 塩屋に帰る須磨からの車窓の1枚。冬の空丸出し。海が冷たい。幼稚園の頃、この太陽の光の下に神様がいると信じていた時代があった。
  
2枚目 神戸に帰らなあかん用事があったからお店が終わり河原町から三宮まで阪急。それからJRで塩屋に帰る途中の大雨の夜、神戸駅で下車し大好きなBAR「一宮」に行く。大雨の夜、一人で傘をさし駅からBARに行く俺。かっこいい。
 
3枚目 四条烏丸にある東急ハンズにぶらりと立ち寄る。キッチンコーナーで無水鍋を見た。これでご飯を炊きたい。梅宮辰夫な俺。いつか買いたいのが今の俺の夢。
 
4枚目 とある休日、電車に2時間ほど乗り下車した駅でレンタカーを借り遠くの岬まで海を見に行く。そこまではカッコ良かった。渋く黄昏ていたその後、背後から停車した車の中から出てきた福田和子みたいなオバハンにつかまり、遠くに見える灯台のストーリーを聞く。だんだんそのオバハンが福田和子に見えてきた。それも旅の思い出。
 
5枚目 秋の高瀬川。高瀬川という川の名前は東の神田川に対抗出来ると思う。もし、何かの違いで高瀬川が「淀川」なら。うーん、なにか違うぞ。
 
余談だけど、50回に1回の確率でコンビニのレジにとてつもない美魔女がいる。そんな美人に出会えた俺がついていると、思う。