2021年11月9日火曜日

乾杯を積み重ねると

昔、矢沢永吉がインタビューでお酒の飲み方についてこう言っていた。
 
「僕のお酒の飲み方は、記憶がなくなるまで飲むんです」
 
なんかかっこいい。それからその記憶がなくなるまで飲むんですと。忘れられられないフレーズになってもたがな。それは矢沢永吉が言うからかっこいいんで、その酒に酔い酒に同化している永ちゃんやからしびれるが、こんなヘナチョコな古屋泰三が酔っていてもなんの絵にもならんわな。と、言うほどベロベロが3回もこの2週間にもしてもた。
 
一回目は、お店でお客さんから一杯どうぞから始まり先斗町のBARでブランデーの水割りを飲んで撃沈。
 
2回目は、長野の松本在住のGカップの元着物モデルと綾小路の居酒屋割烹「楽庵」で冷酒2杯で撃沈。その後、酔いにまかして祇園の街の宝「IKKOさん」のBARでビールや水割りでフラフラに。
 
3回目は、金曜日の夜に神戸から寺が遊びに来てお店で飲み、その後むかいのスナック「ぴよこの部屋」で郷ひろみのハリウッドスキャンダルを歌い、大黒湯で湯に浸かりさらに酔いが回り千鳥足で帰る。
 
なぜ、こんなに飲んでしまうかを考える。たぶん仕事に復帰して気持ちがある意味楽になりグラスを上げ下げしたか、理由はないが心がリラックスしているかだ。だが、こんな時こそ大事件がおきつならない時間を過ごす事になる。薄くでもいいから自己啓発ゾーンに入るべきだ。かなりハードルは高いが紳士を目指そう。
 
1枚目 今朝の高瀬川。落ち葉が高瀬川に光を当てている。美しい。その半面、誰が落ち葉を掃除するのか気になる。
 
2枚目 道端のコンクリートの隅っこにある苔を採取して鉢に並べて水をやり一枚の苔に仕上げる。ただ苔だけ。苔の魅力ってなんだろう。ただ見てるだけ。その時間が大好きだ。
 
3枚目 酔いすぎた楽庵のスタートの一枚。その後の冷酒が美味すぎた。
 
4枚目 お店の電光看板のデザインを思案。レトロに仕上げるぞ。薄皮という一句は絶対つかいたい。
 
5枚目 モノクロにしてみた。モノクロの被写体にはドラマがないとつまらない一枚になるがそれほど難しい。でも、まあいいっか。