7時半に行くね、と静のママにLINEする。さすがに垂水の秋祭りが終わった翌日の夜やからカウンターに座っていたのは金城くんだけだった。2日ぶりのビールやったから1杯目はほぼ一気飲み。スペアリブ、ポテサ、スジの湯豆腐、キズシ、エビとブロッコリーのアヒージョ。ビール3杯、冷酒2合。ママとバイトのゆみちゃん、麻生久美子さんとたわいのない話で楽しく過ごす。家庭料理に飢えてる俺にはママの手料理に幸せを感じる。それに、地元の漁師町の駅前居酒屋で飲む。それが大好きな時間やなと。美人ママに吉本級にオモロイゆみちゃん。それに麻生久美子。アテと酒が落ち着いた頃、麻生久美子さんが持ってきた誕生日ケーキにロウソクを灯し、金城くんと地元の仲良しメンバーでハッピーバースデーの歌を歌いロウソクを消した。もし、60を節目とする誕生日が今の自分を象徴すると表現するならまさにドンピシャな夜。そうか。誕生日の時間って、今のお前を表すかもしれないかも。思い返せば30代の頃は当時住んでいた夜景の見えるベランダに友人たくさん呼んでBBQしながらドンペリポンポン空けて派手にしたが、あれは若い遊びやなと。今はこれがいい。派手な誕生日は、またいつか。