家に着き、タオルとカメラと昔の雑誌フィガロを持ち浜に降りた。時計は5時を過ぎていたがまだまだ日差しは明るい。肌を焼きたいが海に入りプカプカと海面に浮き、海の中のジャリが薄く当たり合う「石の音」を海面下に耳を入れ、その音を聞いていた。自然が作る音って、聞くと不思議な落ち着きを感じるのは俺だけっはないはず。空を見上げたら飛行機が飛んでいた。写真を撮るのが楽しい。
「馬鹿もほどほどに」
餃子屋店主のアドリブコラム「馬鹿もほどほどに」
2026年8月5日水曜日
塩屋の海岸
8.5 水曜日
昼下がりの沼島
夏の鱧
韓国産の鱧の方が脂が乗っとると言われて随分たつが、俺はやっぱり淡路の鱧が好きだ。地元、塩屋の魚屋やったら淡路の鱧しか買えない。安くてさっぱりして美味い。食べ方は湯引きかフライ。しかも昔は母のお店で鱧の骨切りを長年していたから鱧は大好きだ。だからと言ってはなんだが毎年、淡路の沼島に麻生久美子さんと鱧を食べに行く。昨年は行けなかったが今年は2年ぶりにレンタカーして土生港から10分ほどポンポン船に乗り沼島まで鱧を食べに木村屋へ。創業101年の鱧旅館。釣り人御用達の昭和旅館。いいなぁ。ただ鱧を食べるためだけに船に乗り沼島へ。料理もスーパーシンプルな鱧のコース。湯引き、作り、フライ、鍋。最後に鍋に残った鱧鍋のスープに、鱧の卵を入れてご飯に乗せる。これがたまらん美味い。宿の女将さんも、若女将も、港から宿までの送迎の車のねえさんもみんな仲良しだ。淡路島で沼島に知り合いがいてる。これだけで俺は幸せを感じる。ちなみに沼島へのポンポン船に流れるテレビはNHK徳島放送。ここの文化圏は徳島になる。
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