昼ごはん食べて下山したらもう4時半。宿に帰る前にビールでも飲もうと日影のレストハウスで休憩してたら営業終了の音楽が流れた。さあ、お楽しみの夕食が始まる。ここのご飯は全て手作り。馬刺しは野沢温泉のちょっとした民宿ならたいがい登場する。揚げ出し豆腐も、さすがとうふや。そりゃ美味いわ。ビールか日本酒にするか迷ったが女将さんに「冷たいお酒」と伝えた。
酒と野沢の民宿のおばちゃんが作る郷土料理。全てが現実ではなくまるで夢の中にいるようだ。酒を飲み酔いが気持ちよくまわってくる。やっぱり野沢温泉はええなぁ。あー帰りたくないなぁ。明日滑ったら終わりやんか。そんな事を考えてると俺はふとアイデアが浮かんだ。思い切ってもう一泊延長したろかなと。たった1日休みを伸ばす事ってアカン事やろか。そう思うと二泊三日の旅がセカセカした旅に思い、60にもなろうとしてるのに、もう少し楽しまな。なにしに働いてるねん。
浴衣美人に電話して相談したら「絶対そうするべき」と背中を押してくれた。ならばと女将さんに軽く聞いてみた。
「すいません。延泊出来たらしたいなぁ」すると女将さんは、実は明後日は休みなのよ。でもちょっと待って。明日朝には伝えるね。もしアカンかったら別の民宿を紹介してもらう作戦も視野に入れとこう。
京都一人暮らしで食事の半分は高島屋の弁当か自分が作った餃子に深夜のマクド。ところがここ野沢温泉ではいわゆる「上げ膳下げ膳」 最高やんか。しかも野菜中心の郷土料理。結局、冷たいお酒を2本のみ撃沈。食後、宿の温泉ロングで浸かり10時には爆睡した。