2024年9月10日火曜日

豊国廊

ようやく火曜日の休みが来た。

全くお金は残らんがお店は毎日忙しい。大好きな大黒湯も行けていないからよけいに疲れが溜まる。それでも忙しいのは有り難い。

その疲れが溜まり、身体がスキッとしない上、ダラダラした朝になっているから先日少し早起きして家から往復1時間の豊臣秀吉の墓まで(豊国廊)行ってきた。七条大橋から東に行き京都女子大を越し、それから神社の境内に着く。そこから500段のキツイ階段を登って豊臣秀吉の墓がある。そこを左に向くと眼下に京都市内が広がり清水寺が見え遠くに御所がある。

ベッドで57のオッサンが朝からスマホ見ながらスケベな事を考えてる1時間、サッとベッドから飛び出し豊臣秀吉の墓までの1時間。さあ、どうする、だ。

9月に入ったが、空に見える雲はまだ真夏の入道雲だ。参道の階段はうっそうとした木々に覆われ、蝉の鳴き声がまだまだ夏の様相だが、その蝉の声もクマゼミからツクツク法師とミンミン蝉になっていた。少しずつ秋が近づいている。その蝉の声を聞きながら500段の階段を登りながら不動明王の真言を唱える。何度も何度も。

ナマクサンマンダー バーバラダンセンダ
マカロシヤダ 
ソワタラタ ウンタラタ カンマン

俺はカトリックやが、関係ない。カトリックにも真言はある。天にまします我らの父よ、願わくわみなの尊稀ことを。どちらも唱えるが、それにより心が整えられればそれでいい。

さすがに500の階段はまあまあキツイがその分、出る汗は半端ない。ボタボタと汗が流れる。身体の疲れと毒素とよどんだ気持ちと腐った俺が汗により身体から吐き出され家に帰り冷たいシャワーを浴びシーブリーズでサッパリさせるとつまらない悩みはちっぽけになり、明るく元気でやって行こうとなる。

今日は休みの火曜日。京都で過ごしている。出来るなら明日も休みたい。塩屋に帰り浜でタオルひいて波の音を聞きながらビール飲みたい。だけど、明日、僕のお店に行きたいと予定している人がいると想像したらなかなか休めないなぁ。お金もいるし。

今夜は、五条にある行ったことない居酒屋へ行ってみる。それが楽しみだ。