この旅に出るとき、やってみたい事があった。
俺は今年で60になる。40になった時も50になった時もなんにも感じなかったし、そんな決意も必要としていなかった。それが、さすが60になると人生が本当に後半戦に入ったと実感する。厄年と言うが、意味がわからない。厄年は危険なのか、幸せのゾーンに突入したのか。俺はこうとらえる。「今まで失敗した経験を活かせ」
だから、恥ずかしいミスはあかんぞと。気合い入れていかんと。そんな流れから、こんな事をしてみた。5年後の自分へ手紙をかいてみる。
いざ、ペンを持つと全く筆が進まない。怖くて書けない。5年後の自分への手紙なんて。もし、頑張った結果、まだあの狭いお店一軒だけだったら。社員もなくバイトだけでつないで餃子を焼いていたらどうしよう。残された時間は限りがあると感じるのが60歳の入口なのか。
思い切って書いてみた。
65の時、志賀高原でこの手紙を開ける。
そう思うと、絶対に目標をクリアする。