やっと月曜になった。やれやれの1週間だったが過ぎ去ってみれば、なにが起きたか記憶がない。そう言えば異国人のお客さんが少なくなった気がする。昨年もそうだった。彼らはクリスマスあたりは自宅で過ごすのだ。これから春までガクッと売り上げは下がるだろう。まぁ、しゃーないわな。こんな時は当たるわけないロト6でもして一攫千金をマジで狙いにいこう。毎週、日本のどこかでドカンと億が当たってる人がいるのは事実。あきらめてはいけない。
昨夜の最後のお客さんはイタリアのバリーという南部の海沿いの小さな街から来てくれた若い新婚さんが、ぜひ俺たちの村に来てくれと。魚、牡蠣が美味しいと言う。行ってみたい。
レストランもいいが、姉さんの手料理が食べたいと伝えたら、トマトソースのパスタなら任せてと言った。
どんな街か想像も出来ないが、行ってみたいな。
きっと、時が止まったような建物と乾いた日差しが街を包み込んで静かな日常が流れていく。そんな街を想像する。
ラスト1日。頑張ろう。