それからこの日曜は京都に移転してお店の階段下まで初の行列が出来た。僕は厨房の中から出れないからわからなかったがバッキーさんが「階段下まで並んでるで」と教えくれ、最後に入ったお客さんが「40分待ちました」と。富山からわざわざ食べに来てくれた人やロス在住のアップルストアを立ち上げたスティーブ・ジョブズの右腕の日本人のデザイナーや名もないマンガオタクやら。奇策なんかない。とりあえず、このまま美味い餃子を焼き続ける。この一年はそれが一番の策。その結果、次の策を考えると。今が一番ツライ時。とにかく美味い餃子だ。それ以外は大好きな大黒湯でサウナに入り、安物のデジカメで写真撮って街中を行き交うムチムチのオッパイやたまらん色気あるヒップ見て過ごすと。一つづつクリアしていくと。
自分の味覚を信じるしかない