2022年6月5日日曜日

3日目

入院する前から病院の方に、今回はすぐ退院出来ますよ。なんなら次の日にも退院する事もありますと言われてたけど全身麻酔もするし1週間はいるかなと思っていたが、これは大丈夫やわ。今すぐにでも退院したい。ただはめてたボルトを抜くのにメス入れた傷が痛むだけ。リハビリもない。たまたま土日の週末があるから入院してるだけでする事がなにもない。新聞と持ってきた本とスマホだけが時間潰しの道具。あとは屋上でもう一生見ることが無い景色を見ている。おそらく右膝の発症はないだろう。今は日曜日の朝。さっき競馬の予想して投票し、屋上でこれを書いている。先ほど、熟女の人当たりの優しい看護師さんに明日にでも退院したいと伝えた。明日は雨やから足元悪いよと言われたがシャトルバスで駅まで行くから大丈夫やと。塩屋に帰り、しろちゃんでも行ってビールとオムレツ食べるか垂水駅前の居酒屋ゴン太で串カツとマグロの刺身でもつまんでるほうがいい。太平の湯に行きたいがまだ縫った傷が浅いからおそらくアカンやろ。とりあえず京都には帰らんと塩屋に帰る。水曜日か木曜日には京都に帰る。金曜日には予約受けてるし。


1枚目  治療した後のガーゼからも軽傷のオーラが伝わる。腫れも浮腫みも一切ない。悲しさが1ミリもない。退院してもいいと素人の俺でもわかる。


2枚目  暇つぶしに読んでた新聞の記事から。恩恵を受ける業者はたくさんいるだろうが、全く受けない人がほとんどの政策なのは間違いない。政治とはそうなのかと思う。これにいったいいくらの予算がかかるのか。


3枚目  人は愛するために、愛されるために、この世におくりだされたのだ。瀬戸内寂聴さんが言うなら間違いない。


4枚目  これが一年間左膝の骨をガードしてくれたプレート。電気風呂は全く反応しなかった。とりあえず、塩屋の家の食器棚に飾っておく。


5枚目  今日の夕方からお天気は下り坂。この景色も最後だ。そう思うと今日はなるだけ屋上で時間を過ごそう。せっかくだから自分を見つめ直すとする。