昨夜、美味しいディナーの後部屋に戻り雪上で冷やしてる日本酒を飲み爆睡。調子乗って飲み過ぎの巻。朝風呂入ってモーニング。そのモーニングが素敵すぎた。そして食堂からの景色が美しすぎゲレンデに行く気が失せる。このままゲレンデに行かず、宿の辺りを散策しカメラを持って写真を撮る日にしてもいいかなと本気で思ったが、やはり滑りに行く事にした。だが、どうしても写真を撮りたい。ロッジのシャトルバスが2時に迎えにくると知った。よし、これで帰ろう。
山の駅まで送ってもらい、滑りに行く。
東館山に行く小さなゴンドラに乗った。俺の前に1人のおばさんがいたので一緒に乗る。俺はゴンドラから見える志賀高原の山々を小さなカメラで撮っていると、そのおばさんが「そのカメラで撮るときっと綺麗なんだろうね」と、話しかけてきたから俺は「腕さえあれば、もっときれいな写真が撮れるけど、僕はシャッター押すだけだからたいしたものは撮れません」と会話が始まった。
おばさんは、よく志賀高原に来るの?と、聞くと「3年前からスキーを再開したの。若い時は30年くらい毎年来てたけど、お商売失敗して10年間借金を返さないといけないから志賀高原は封印してね。で、3年前に完済して今年で3シーズン目。志賀高原は最高だね」と。10年間、借金返済で苦しんだけど絶対志賀高原に帰ってくると決めてたからカーブスで足の筋肉だけはつけて頑張ってたのよ、と言う。
おばさん、僕も極小の商売してるからその気持ち、痛いほどわかるよ。ありがとう!ええ話、聞かせてもらったわ。
僕は、こうやって志賀高原で滑っている一人一人の裏側に、それぞれの人生があるんだなと。
だから、僕はゲレンデが大好きだ。