昨夜はアルコールを抜き大黒湯で週末の疲れを癒やす。宮川筋を抜け左に曲がると大黒湯のネオンが見える。このネオンが見える瞬間、いつこの灯りが消えるのかと思う。女将さんもええ歳やし「機械がわやになるんか、私がわやになるんかわからん」と言う。俺に財産あるなら引き継ぎたいわ。
今朝はアルコール抜いたせいかぐっすり睡眠し、締め切ったカーテンを開けると昨日までの空気とは違って眼下に流れる鴨川も春先の太陽のお陰でキラキラとゆっくり輝いていた。一昨日までは雪がチラついていたのに。いろいろあって今シーズンは満足出来る雪山遊びも出来なかったが、それも人生だと言い聞かせる。来季は余裕ある日々になると思う。正直今は辛いが、今まで蒔いた種がようやくツボミが膨らみ始めたとはっきり自覚している。耐える時期よ。自分で選んだ大好きな京都の街。いつか花を咲かせたい。