2025年8月12日火曜日

休日 その2 備蓄米

先日、お店の帰りに帰宅してカレーを作るモードにスイッチ入ったからスーパー「フレスコ」に行きスジ肉や玉ねぎ、カレーのルーを買った。その際、レジそばに備蓄米が確か5キロ2000円くらいで売ってあった。スーパーで初めて備蓄米を見た。令和3年産。

これが備蓄米かぁ、といくつも積み上げられた備蓄米を見ながらお米の事を考えた。春先あたりからの米騒動、小泉の息子、減反政策、温暖化の影響で雨が降らない。いろいろ考えたら思い切って買ってみる事にした。この先、なにが起きるか分からんけど、後先考えたら備蓄米を食べるチャンスは今しかない。

俺は自宅でお米を炊く際は食べる分だけ玄米を精米して釜で炊く。美味いお米が食べたい。その玄米も野沢温泉村産のお米を買っている。美味い米が大好きだ。だからと言って、不味いから備蓄米を口に入れないのは少しもったいない気がした。古古古米の味も、俺が料理人の端くれなら知るべきと判断した。この際、備蓄米の味のレベルが知りたい。まあまあ備蓄米に興味ある。いったいどうなんだ。

カレーも炊くし備蓄米なら誤魔化せる。買うことにした。帰宅してカレーを作り翌朝、備蓄米を炊いてカレーと食べた。

備蓄米の感想。全く美味しくない。炊き上がりの釜の蓋を開けた瞬間の香りが臭い。甘味もカスカス、ヌカ臭い。そりゃそうやわ。古古古米と野沢温泉産の精米したての米と同じ味なわけないわ。カレー、焼飯、お粥限定になる。

結論、知らないより知っている方がいい。