休み明けの今日は、6月1日から去年に西宮の回生病院でヒザのオペした際にヒザの骨に固定するプレートを取るオペする入院前の検査を午後からするのでお店は休みにする。僕は病院は嫌いではない。もう、人生で人よりは入院生活は長いほうだから不思議と病院は落ち着く。病院は雑な風景はなく無機質だがそれだけに雑念が入らなく自分と向き合う事が出来る。さすがに前回の2ヶ月の入院生活の後半は後ろ向きな気分に入ったがそれでも、だ。入院は好きなのだ。前回はアクリル画を3枚描いた。今回は10日間。2枚は描きたいのだが…
1枚目 たまに京阪で河原町まで出勤することがある。祇園四条で下車し鴨川を渡る。少し見ないうちに床が完成されていた。鴨川、貴船、高雄と京都の夏には床がある。去年の夏は外国人がいなく観光も静かだったから貴船に行った。京都の床は本当にいい。大切な人と行く。それが床だと思う。
2枚目 高瀬川の木々も一瞬にして緑がいっぱいになりもはや初夏の様相だ。やがて来る6月は雨の季節。細い高瀬川の端に植えられた植物たちは梅雨の頃にたくさんの雨水を蓄え暑い夏を待つ。若い頃は梅雨などいつかなくなればいいと思っていたが少し歳をとると梅雨の意味がわかってきた。梅雨の雨がないと暑い夏には植物たちは死んでしまう。だから梅雨の雨が必要なんだ。それに気づいた。それに気づくと今おきてる出来事の裏側を少し見えるようになってきた。すべてには裏がある。コインだってカードだって成功だって人間だってその裏がある。裏がないと表は光らないわけだ。
3枚目 お店の看板を描いてもらいに神戸からあこちゃんが来てくれた。あこちゃんは元町駅南に「アカツキ」というカウンター焼肉屋をやっていてお店の看板を書くのが上手い。本町時代もずーっとあこちゃんに描いてもらっていた。
4枚目 GW期間中、ほぼ毎晩大黒湯で1日の疲れを取りに浸かりに行っていた。サウナ水風呂電気風呂と。番台の女将さんの「おいでやす」と「おやすみやす」を聞けるだけで幸せだ。俺は京都の下町銭湯暮らしをしている。大満足よ。
5枚目 夜食のまかない餃子。餃子と一緒に鉄板にニンニクを放り込み蒸し焼きにする。これをハイボールで乾杯だ。これが美味い。