いつの頃からか、毎日たくさんのお客さん(外国人)が来てくれて嬉しいし楽しい。彼らにすれば生涯で最初で最後の日本旅行の思い出の1ページに僕の餃子になると思えば、ちゃんとしなければとベストをつくして餃子を焼くが、お客さんが帰り後片付けをするとシャッターを下ろすのが深夜1時を過ぎるのはザラで時には2時半や3時になる。帰宅して軽く夜食を食べ風呂に入りベットに入る頃には空が明るくなり始める。そんな日々が続くと、早く月曜が来て欲しいと思う。月曜がくれば明日は休みだ、と。
週に一度の休み。用事がなければなるだけ塩屋に帰る。塩屋に帰れば海があり、地元の居酒屋があり、垂水の街があり、太平の湯がある。僕は銭湯が大好きだ。街の銭湯もスーパー銭湯も。ここ、太平の湯は僕にとって一番のホーム銭湯。淡路島、明石海峡大橋が一望でき、岩盤浴もありマッサージも江崎さんがグイグイ攻めてくれ一日中ここにいれる。
それから、最近お店の休みに連休する事に抵抗がなくなってきた。それは外国のお客さんの影響が大きい。彼らは休むために働いている。休みをいかに楽しむかに重きを置いてる。そんな彼らを見ていると、俺もそうしようと思うようになった。とはいえ、2連休しか休めない。もちろん支払い(税金)が山盛りあるから休めないが、それでも連休はしたい。
この火曜はボード仲間が塩屋の家に来て、たくさん飲んで俺はいっぱい天ぷらを揚げた。締めにざるそばを湯がいた。それから駅前の居酒屋「静」でみんなで飲んだ。それから京都には帰らずマリアと2人で塩屋の立ち飲み屋で乾杯し家に帰り爆睡し、この水曜は太平の湯でゆっくり過ごしている。
頭の中は、資金も人もなにもないが、2号店の構想ばかり考えている。
いつか必ず出来る。