2025年5月13日火曜日

5.13 塩屋浜にて

昨夜、潤がお店を手伝ってくれて、それから一緒に京都駅まで行き最終の新快速で神戸に帰る。三宮でマリアと合流し塩屋へ帰る。帰宅してからマリアが作った料理で冷酒を飲む。

朝、起きてトイレに行く時テラスを見たら強い日差しが差し込み眩しかった。11時に塩屋駅前のツレの歯医者で軽い治療。15分で終わる。次は7月にクリーニングの予約する。家に帰りモーニングし、それからマリアと浜に降りた。バスタオル2枚と25年前の雑誌「フィガロ」の南イタリア特集と村上龍の文庫本2冊。浜には俺たちだけで誰もいない。塩屋浜は瀬戸内で波がほぼなく波の音も静か。時折、神戸空港に向かう飛行機の音が聞こえるだけで、あるのは晴れた空と静かな海だけで時が止まっている。

歯医者の後、そのまま京都に帰り午後から梅湯でゆっくりするつもりだったがテラスから浜を見ると、太陽の下で何も考えず時を忘れてただボーっとしたくなった。

マリアが15歳、俺が17の夏。この夏は2人でよく王子プールに行って真っ黒になって、その帰りにお好み焼きを食べに行ってた。あの頃の王子プールには松蔭の子と三宮の遊び人とディスコのDJが、たとえ数時間でも日焼けをしに来てた。

今、俺たちはあの頃と同じようにタオルを2枚ひいて時を過ごしている。

40年ぶりに2人で太陽の下で肌を焼いている。