2024年7月31日水曜日

その4 太平の湯

甲子園に行く前に軽く汗を出してサッパリさせたい。それに垂水から元町、阪神に乗り換えたら甲子園にダイレクトに着く。ならばと大好きな太平の湯にせめて3時間だけでも行きたい。一瞬でも明石海峡にまたがる明石大橋を見たいし。

垂水で洋食をガッツリ食べて太平の湯に着いたのは2時前。岩盤とサウナと露天風呂。

行ってよかった。垂水の海も見れたし明石大橋も見れたし露天風呂で頭からっぽも出来たし。

さあ、甲子園へ。

2024年7月30日火曜日

須磨駅 その3

快速は須磨駅に着いた。青春時代、夏は須磨で三宮の遊び人が集まり海の家で毎日のようにたむろしていた。あの頃、須磨の海岸には海の家が西から東へびっしり並び、砂浜にタオルを広げる場所さえ確保出来ないほど毎年何万人も来ていたが今やこの有り様。海の家はもう数軒もなく人がいない。

コパトーンって売っているのだろうか。
ひと夏の恋とか、夏の夜に線香花火がぽたっと落ちた時に初めてキスをしたとか、プールサイドからスマートに飛び込むハイレグやひと気のいない更衣室で燃え盛るようにやってしまったとか。

そんな夏をふと思い出した。

その2 車窓から見えた元町駅

新快速が三宮に着いた。ここで下車して快速に乗り換えた。三宮の次が元町。54年間神戸に暮らして生活の拠点は京都になったからこそ久しぶりに帰る神戸は新鮮に見える。三宮出て元町あたりが見えてきた。思わずシャッターを押した。

元町駅から大丸を眺めるワンショット。駅から大丸の間に「金時食堂」「マクド」「イスズのパン」「別館牡丹園」「ジェロボアムのワイン屋」「コーヒー豆のグリーン」「カメラのナニワ」「焼肉のアカツキ」「額縁の末積」に宝ぐし屋と思い出がぎっしり詰まった一角。

この中で暮らしていた。

2024.7.30 真夏の休日 その1

暑すぎるので売り上げも元気がないから、追いかけてくる支払いが息切れ寸前でつまらない月末になっている。マジブルー。生きてて支払いが困難になるほど辛い地獄はない。自分をせめる。一ミリも楽しくない。笑顔が消える。だがこんな時、俺はこう言い聞かせるのだ。

「辛い時は下を見ろ。幸せだと思う時、もう少し上を見ろ」

辛い時はつい自分を世界一ついていないなと思い他人が羨ましく見えつまらない嫉妬心が頭から離れない。

だがそんな事はない。まだ下がおると思うと自分はまだまだ幸せなほうやと思い、頑張れる。幸せな時、お前はまだそんなので幸せを感じてるんか。まだまだ幸せの先は今じゃないぞと戒める。もっと上を見ろと。

こうでも無理矢理思わなやってられんわ。

今日の休みのメインイベントは甲子園で阪神vs巨人をスーパースペシャルシートでタイガースの勝利を観に行く。

その前に、京都駅地下の「サロンうえだ」で月に一度の散髪。担当の藤本さんに完璧に仕上げてもらう。ミクロ単位でハサミを操る理容一筋の藤本さん。一流の技術に触れると俺も力をもらえる。俺もちゃんとせなと思うのだ。60の足音が聞こえるのにまだまだ未熟で情け無い。全て反省に感じる。だが辛い時にもメリットがある。それは少しでも自分を振り返る事が出来る。その時点でまだ少しでも向上心があるやないか。なにがかわからんが大切よ。

今日はタイガースは絶対勝って欲しい。ホンマに勝って欲しい。散髪してとりあえず神戸に帰る。少し京都を離れたい。

散髪終わりそのまま京都駅から新快速に乗った。

2024年7月17日水曜日

塩屋浜から鴨川 その4

4時過ぎあたりに京都駅、歩いて七条の家に。

家に戻り洗濯機を一回回す。ベランダからは鴨川が流れ、東山の山が見える。さっきまで塩屋の浜で波の音を聞いていたのが嘘のように感じる。浴衣に着替え河原町へ。

昼すぎには京都に戻る その3

浜で軽く日焼けし家に戻り水シャワー浴びて、さよなら塩屋の家よ。京都に帰り祇園祭を見にいかないと。その前にコープに寄って雑誌ステーション買って駅前の魚屋によってシラスとタコ買ってピザ屋でピザ食べて京都へ。

深夜に塩屋に帰り、昼すぎには京都。短い時間やったけど帰ってよかった。

2024年7月16日火曜日

塩屋の浜 その2

朝、目覚めたのが7時。トイレに行く。そのまま熱い風呂につかり行動開始にしようかと一緒迷ったが、そのままベッドに戻り二度寝した。不思議と飲まない朝ほどよく寝れる。気持ちよかった。それからもう一度睡眠し自然起床したのが10時前。テラスを見ると日が差し込んでいた。雨はやんだようだ。風呂を沸かし一冊本を持ち込み長湯する。発汗したい。少しでも発汗しておっさん特有の毒素を出し爽やかな1日を始めたい。汗を出し冷たい水のシャワーで肌を冷まし、風呂を上がり音楽を流した。夏っぽいボサノバをセレクトしたら「せっかくゆっくりしよ」と塩屋に帰ったんやからせめて1時間でも浜辺に出て日焼けしよう。文庫本持って、バスタオル一枚引っかけ浜に出た。

この浜辺は日曜日になると数組の家族がパラソル持ってきて子供と遊んでいるくらいの小さな浜辺。だが平日など誰もいない。文庫本2冊とバスタオルを広げ横になる。同じリズムの波音が聞こえる。焼けた海藻の香がする。曇り空から時折日が差し、肌に着く浜の砂が夏を感じる。

村上龍と片岡義男の2冊だったが、読書より浜に寝転び目をつぶって波音を聞くだけの方がリラックス出来たので、一行も読まず持ってきた開ける本をことはなかった。時折、神戸空港に向かう飛行機の音。夏を感じる。

曇り空が濃くなってきた。家に戻りシャワー浴びてアルソックを起動させ忘れ物がないかを確認し、さよなら塩屋だ。

最終の新快速で塩屋に帰る その1

祇園祭で忙しくなるぞ、金儲けやと気合い入れて仕入れに行っていたらバイトがこれないとの連絡あり1人じゃお店を回せないからクローズしかないなと諦めてたが、「しゃーないですね」とヘルプで可愛いオッパイちゃんが助けてくれなんとかお店を開け餃子を焼くことが出来た。お店は祇園祭なのか全く忙しくはなかったがそこは大切なポイントではない。大切なのは、あんな小さなお店だが、1人だけじゃ餃子を焼くことすら出来へんねんぞと神が教えてくれ、自己犠牲してくれたオッパイ様に感謝を忘れたらあかんぞと再度自分に言い聞かせ、人はやはり無償の優しさを出来るかどうかで違ってくると学んだ。やっぱり優しさなんやなぁ。俺には出来るか。

結論からゆーたら、1人では何もできない。なんにも出来ないんだ。オッパイ様には藤井大丸でお礼の気持ちを込めて握り寿司のパックを買い賄いで食べてもらいお店はさっさと片付け、高島屋からタクシーひらい京都駅まで。で、いつもの最終で塩屋に帰った。帰りたかった理由が2つある。1つは少し京都を離れたかったのと、塩屋に帰り、もう梅雨は終わったから家の前の浜辺にタオルひいて海パン1つで波の音聞きながら本を読みたかった。夕方までには京都に戻り浴衣でも着て祇園祭を見に行きたい。それまでは静かに浜辺で過ごしたい。

昨夜の最終電車はアルコールなしだ。酒を抜きたい。俺はポケットに小さなカメラを常備しストリートスナップするのが好きなのでパシャパシャ撮る。その写真のいらないやつを整理していると三宮に着いた。

それから普通に乗り換え塩屋に着き海沿いの国道を歩いてマンションに着いた。

2024年7月9日火曜日

京都の夏

京都の夏は暑いというがホンマに暑いと思う。先日、月に一度くらい神戸から調理食材の配達のにいちゃんが配達しにきたが開口一番「京都は暑すぎますわ」と言っていた。近年の温暖化で夏の暑さは異常やからかなり過ごしにくい。まして京都の夏は、となるが僕は京都の夏は好きだ。そして初夏の訪れとともに祇園祭が始まる。

7月の中頃になると四条烏丸あたりの路地には鉾が並び、四条通りにはコンチキチンの音が流れ、港町神戸から来た俺にはまるで異国の様だ。そして京都に来る女性の旅行者はレンタルで着物を着て京都の街を歩いて散策するがこの時期になると着物から涼しげな浴衣に様変わりし、それすら夏の訪れを感じる。僕は白い浴衣の後ろ姿が好きだ。祇園祭が終われば大文字の送り火がやってくる。ずーっと餃子を焼いてるから京都の夏祭りを見る事はないが、まあいつか見る日もあるだろう。

ベランダで育てている桔梗も満開だ。もう20年近く道中している桔梗。今年は去年に咲いた桔梗の花に出来た種が飛び別の鉢から新しい桔梗の芽が出て来た。出来れば長生きして欲しいと願う。

ベランダには数種類の植物を育てているが特別な手入れなどしていない。水を与えるだけ。山で見つけたなにかわからん種をひらって植えたやつや、ゴミ箱に捨てていたスダチの種を育てている。ようはなんでもいい。そこに植物があれば水を与え成長を助けて生きる姿を見る。俺が水を与え植物を助けているのか、植物が生きてる姿を俺に見せて俺を励ましているのか。

どうでもいい雑草も俺がいないと枯れてしまう。だから価値のない植物ですら愛着が湧いてくる。そして、そんな雑草から教えてくれる事もある。

2024年7月4日木曜日

連休が終わる  その7

淡路島からジェームズ山のコーナンにより家の洗濯洗剤と柔軟剤を買い、太平の湯へ。少しでも地元の垂水にいたい。

閉店間際までゆっくり過ごした。

サラリーマンは毎週連休があるらしい。いいなぁ。俺は2連休しただけで腹いっぱい遊んだ。こんなに遊んでいいのだろうか。貧乏性が50も終わりかけやのに未だ抜けない。

連休が終わった。いろいろ考えるとネガティヴになる。この先が不安になる。俺はどうやらポジティブ思考よりネガティヴの方が仕事に対してやる気がわく。この俺の仕事は、無理矢理に俺にしか出来ないぞと言い聞かせる。

名神を飛ばして京都に戻った。

淡路島の鱧

毎年、夏の始まりに淡路島へ鱧を食べに行く。いつも同じ料理屋で。

今年の鱧は今までで一番美味しかった。その訳は、たまたま当たった鱧が肥えてたから。たまたま運が良かったのだ。人も鱧も同じで、100あれば100の個性が違うだけだ。今年のは見ただけでわかる。薄いピンクの身が盛り上がっている。

初モノをいただくと運気が上がると聞いた。

出来るなら運気を上げたい。祈る気持ちで鱧をいただいた。

2024年の夏が始まった。

2024年7月3日水曜日

連休の初日が終わるしめは近所のレトロ銭湯

京都駅に10時過ぎに着いた。自宅に帰ったのは10.30頃。そのまま家の風呂でもいいが近所のレトロ銭湯に行き「俺は今、京都に住んでいる」感を味わいたい。

例え京都でお店を出し京都で生活しおそらく死ぬまで京都で頑張ると思うが、いつまで経っても京都は京都弁で言う俺は「よそさん」であり、俺も京都の全てが観光地にしか見えない。だから不思議なもんで「京都を味わいたい」という気持ちが常にある。だから今夜も、さっきまで塩屋の駅前居酒屋で飲んでたが、京都の七条にあるレトロ銭湯に浸かっている俺を楽しみたい。それをする為に休みがあるんやないか。

帰宅してすぐタオルと石鹸と歯ブラシ持って近所の銭湯「大黒湯」に行った。いつもの大黒湯ではなく、名前が同じだけ。いつもの大黒湯は宮川町、こっちは七条。

近所の大黒湯にはサウナはない。全然かまわない。足が伸ばせる湯船が1つあればいい。

サウナなしでも1時間過ごした。明日は鱧を食べに行く。淡路島に。

居酒屋「静」 連休その4

塩屋に帰り、今日は絶対に晩御飯は居酒屋「静」で酒を飲むと決めていた。俺は評価の高いお店はあまり興味がない。それより地元の駅前の家庭的な居酒屋の方が大好きだ。静のママさんは美人さんで調理してるママを見ているだけでそれが酒のアテになる。そして娘ちゃんも可愛いくて愛想がよく俺がかかえるくだらん悩みなどどうでもよくなる。だから「静」に行きたくなる。そしてなにより酒が美味い。

静に行く前に高校時代の先輩にメールしたら「ほな俺も行くわ」と返信あり。先輩は俺が高校に入学してすぐの頃、三宮で遊びの全てを教えてくれた遊びの先輩で、ニューウェーブでトラッドでロックな先輩だった。先輩はその後、彼の持つセンスだけでえげつない建築士となった。しかも三流大学から。先輩の持論は「人を納得さすにはどん底から這い上がる姿がええねん」だ。渋すぎる。

8時に解散し、俺は京都に帰る。

2024年7月2日火曜日

連休 垂水の喫茶ブラジル その3

改装業者が帰ると、すぐに垂水の喫茶ブラジルに行く。昭和喫茶ブラジルで誰とも会わずゆっくり過ごしたい。孤独がいい。ついでに垂水に行くとATMでみなと銀行と神戸信用金庫の通帳の記帳もしなければ。

雨は午後から降るとの予報だったが雨の気配は全くない。垂水に着き構内の本屋で立ち読みし、ブラジルへ。朝からなんも食べてないし、僕は1日一回はご飯粒を食べたい。だからブラジルでシーフードドリアと瓶ビールを頼んだ。

ご飯を食べ終わりブラジルでブログ書いて家庭画報読んで神戸新聞も読む。シーフードドリアがまあまあのボリュームだった。満腹になりやや後悔。これじゃ晩御飯の楽しみが半減になるやないか。とするとその解決策はたった一つ。垂水から塩屋まで歩いてカロリー消費しかない。

久しぶりに平磯公園を歩いた。この公園を愛犬ジャッキーと毎朝走った日々を思い出す。

塩屋の自宅

昨夜1時過ぎあたりに塩屋に到着。国道を歩き我が家へ帰る。洗濯物を掘り込み明日朝まわそう。さっさと熱いシャワー浴びてベッドで横になる。眠剤飲んでごっそり爆睡したい。ならばとグラスに水を入れ枕元に置き少し読書しよと本を開いたら、気がつけば朝だった。即寝落ち。

予報通り外は曇り空。10時に改装業者が来るからそれまでに熱いお風呂に入り汗を出し目を覚ました。改装業者が3時間はかかりますと言う。3時間は家から出れない。ならばと絵を描く事にした。

シンプルに白と青の2色だけで仕上げる。家から見える海をデザインした。いわゆる抽象画。絵は大したことないからこう言う時は額縁でカバーしよう。抽象画はデッサンではないから筆を走らすだけのような気がするが、それはそれで難しい。色だけでストーリーを表現したいから。

アクリル画材で白いキャンバスに自由に絵具を重ねる。誰にも見せないから本当に自由にデザインする。

経営も生きるスタイルも全て自由だ。進むのは自分の足のみ。キャンバスに、自分のかっこいいセンスを表現するだけでいい。

音楽もかけず、窓を開け波の音を聞きながら静かに3時間ほど画家気分だ。

梅雨の連休 その1

月曜は休み前やから「今日働けば明日は休みや」となると一週間頑張った俺にお疲れさんと癒してあげ、早く今日が終わって欲しいと、休みの計画をじっくり考えるだけでワクワクする。そして特に神戸に帰ると決めた夜は最終の新快速で塩屋に帰る道中食べる晩御飯のサンドイッチを高島屋に買いに行く。それがまた楽しい。今夜は玉子サンドイッチと塩パン。これを缶のハイボールでゆっくり楽しむぞ。

早く後片付けをして安心して京都駅に着きたい。ところがそんな日に限って遅めにお客さんがくる。最終電車、間に合うんかいな。いや、どないかしても帰りたい。10.50分にはお店のシャッター下ろしてタクシー乗りたい。

最後のお客さんが帰るとダッシュで後片付け。なんとか11時前にシャッター下ろして四条河原町の交差点に出てタクシーの空車がたまたま泊まっていた。もちろん飛び乗る。

京都駅に着いた。今夜は雨のせいか人は以外と少なかった。コンビニで缶のハイボールを買った。

最終電車が11.29分にやってきた。

さあ、塩屋に帰るぞ。

2024年7月1日月曜日

月曜日大好き

やっと一週間が終わろうとしている午後1時過ぎ、いつもの四条河原町スタバが閉店になり休憩する喫茶店は烏丸に近いドトールまで歩かなアカンからブログを書く回数が少なくなっている。さっき、烏丸のメガネのミキへメガネのネジを締めてもらおうと歩いて行ったが大切なメガネを間違えて持っていき自分にガッカリし河原町まで戻る途中にドトールがあったから少しサボることにした。しかし、ホンマに自分が情けない。メガネを確認する事を忘れてメガネ屋に何も考えず向かって歩いたのか。

今朝、塩屋のマンションの改装業者から連絡あり確認して欲しいから帰ってきて欲しいとのこと。火曜しかないので朝の10時に約束した。これで決定的に塩屋に帰らなければならない。ヨシヨシだ。

今週は水曜日も休むので連休になる。少し疲れた。こんな時はゆっくり休むのが一番だ。今月はヒマで金の縁が薄い。7月は祇園祭あるしきっと忙しくなるだろう。

お金のない時は、全ての事に感謝する気持ちを心のどこかに置き、他人に優しくする行為を神様、見といてください。これにつきる。

今夜、11時前に高島屋からタクシーで京都駅。それから最終の新快速で三宮。それから普通で塩屋に帰る。その前に高島屋で玉子サンドとエピを買っておこう。

藤井大丸で3600の鰻が1980円だったので迷わず買った。青葉の鰻が食べたい。