2025年11月11日火曜日

連休

先週も連休したから今月最後の連休。出来るなら毎週連休にしたいがそうはいかない。昨夜はアルコールを抜いた。爽やかな朝を迎えたい。ぐっすり寝たい。仕事終わり2時閉店の梅湯に間に合った。梅湯に着くと警察が慌ただしく出入りし、若い男がなにやら事情聴取。なにがおきたんや。脱衣場に行くといつもある畳一枚ある腰掛けが無かった。梅湯のにいちゃんに「椅子はどないしたん」と聞くと、大学生が椅子に登りジャンプして椅子から落ち床に穴が空いたという。ジャンプして女子の脱衣場を覗いたかもと言う。

俺は風呂に入りながらこの事について考えた。

俺の考えやが、銭湯いうのはみんなで一つの風呂を共有する場所やから絶対マナーが必要や。そこには無数の暗黙のルールがある。アホみたいに騒いだらアカンとか、湯船の淵に並んで座ったらアカンとか、出入りするドアを開けたら閉めるとか、なんしか無数のルールがある。そのルールは自分がこれまで学んだ社会的ルールで判断もあるし銭湯の先輩から受け継いだルールもある。それに銭湯は裸で楽しむから、銭湯での所作が、今まで生きてきた全てがあらわれる。俺的ルールは基本、とにかく静かに過ごすだ。銭湯は今の時代唯一、スマホから離れられる大切な時間でもある。自分と会話出来る貴重な時間であり男が試される場所でもある。俺も昔、ドアを開けたまま入ったらおっさんに怒られた。にいちゃん、閉めんかいなと。そうやって学んだ。他人に迷惑かけたらあかんと。ドアを開けっぱなしにしたら風呂場の温かい温度が下がるのだ。だから閉めなアカンと。俺は銭湯は神社でありお寺と同じ。神聖な場所だ。

それに比べてこのドアホ学生。女風呂覗いて俺の大好きな梅湯を破損させやがって。

俺なら、こいつが生涯忘れる事が出来ない賠償金を請求し、弁護士つけて裁判起こして心の底から反省させる。

そんな事を考えながら入る銭湯も、銭湯。

とにかく銭湯が大好きだ。