2017年6月29日木曜日

バッキーさんと楽庵

はなれた街に、いきつけの居酒屋や割烹があるっていーよなぁ。大好きな京都の街で憧れの先輩に偶然出会い「一杯飲もう」なんて言われたら、ギアが5速に入るわ。
 
先日の火曜は、前から予約していた楽庵さんに行くから早めに桂川のオアシス(スポーツジム)に行き今回はジムから楽庵直行やなくて少し京都の街を散策しようと橋本マナミが言うから僕も賛成する。ホンマは南禅寺に行きたかったが時間がないわ。
 
楽庵さんの近くに車止めて、せっかくやから錦市場を歩いてみようと。バッキーさんの漬物屋さんにも行きたいし、と。楽庵さんは烏丸、ここから錦市場は近いんか?わからんからたまたま宅配してるにいちゃんに聞いたら「西にいったら大丸あるさかい、そこ抜けて右曲がったらありますわ」
 
その説明がわからしまへん。
 
四条か烏丸か河原町かわからんけど大丸見えビトン見えて、道を渡り少し歩いたら錦市場の入り口が見えたから市場のアーケードに入りキョロキョロ市場の商店見ながら魚屋や漬物屋さんや八百屋や観光相手の魅力ない食器屋や中国人相手のドラックストアやだし巻き屋さんを見ながら歩く。市場の八阪神社方面の終着点に神社が見えた。バッキーさんの漬物屋さんもあった。とりあえず神社でお参りしようと橋本マナミが言う。寺社仏閣マニアな僕やからその小さな神社でパンパンしておみくじ引いてほな、Uターンして歩こう。
 
そしたら市場の四角で誰かにぶつかりそうになったのがなんとバッキーさん。バッキーさんも僕も「おー、おー、えー!こんな偶然あるかいな!」と、盛り上がりバッキーさんが「もう1つ向こうの四角を右に曲がったスグに僕の立ち飲み屋があるから一杯やりましょう。僕も出荷終わったらスグ行きますわ」となる。いやーちょうど良かった。少し時間あったしバッキーさんの立ち飲み屋さん見たかったし。
 
バッキーさんの立ち飲み屋さんは「大賀花」町家を改装して奥に小さなテラスもある。バッキーさんは「ほとんどもらいもの集めて出来た店ですわ」いやいや、洒落た遊び人の計算されたセンスがオレには見える。わかるよ。無駄が見えるようやけど実は無駄がなく臭くない。臭いのは匂いやのーて無添加やねん。アホらしい飾りは一切なく「見てください、このセンス」とは、絶対見せないセンス。僕には見える。バッキーさんとハニーと3人で乾杯して、よーんからん会話して大好きな先輩が50センチ横にいて、あっと言う間に陽が落ち始めた。もう、楽庵さんに行く時間や。バッキーさんと握手した。また、飲みましょう。
 
それから、烏丸に戻り楽庵さんへ。
 
一年前なら、京都には知り合いなんて1人もいなかったけど今は3人の知り合いが出来た。バッキーさんと楽庵の大将と楽庵の料理長の中村さん。何度来ても楽庵さんの暖簾くぐる瞬間は心臓がマックスバクバクする。あー今から確実に美味しい魚やアテや楽庵さんの空気感に浸れる幸せを思うからだ。
 
暖簾をくぐると大将が元気一杯のデカイ声で「まいど!いつもの席おいてます!」
 
まだ4回目やのに席に座ると、なんや「帰って来た」気持ちになる。この日は隣で楽庵セレクトのキレキレの冷酒を上げ下げしてた住職か着物屋さんかわからんスーパー明るい人と仲良くなり、また1人、京都にお友達が出来た。それに楽庵の大将が、昔、料理の雑誌「ダンチュー」の餃子万歳という餃子の教科書みたいな本に僕の記事があるのを見つけてくれて僕に見せてくれた。「古屋さん、載ってるじゃないですか」と。
 
嬉しい。わざわざ探してくれてたなんて。
 
楽庵の大将が、祇園祭の素晴らしさを楽しそうに話されていた。
 
祇園祭かぁ。
 
行ってみたいなぁ。
 
そない思えば、京都には祇園祭、大阪には天神祭、岸和田はだんじり。
 
神戸は、神戸まつりかぁ。
 
言葉あらへんわ。